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デジタルトランスフォーメーションの考え方(1)


概要:
第4次産業革命の出現以降、世の中は既存とは違う価値提供やビジネスモデルの転換が起こっている。社会の中でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、ビジネスは今後どのように改革していけばいいのだろうか。当番組ではデジタル技術を使った企業のトランスフォーメーションを分析し、特に競争優位性の視点から、多様な事例を紹介していく。講師はビジネス・ブレークスルー大学大学院経営管理専攻長の今枝昌宏氏。第1回目は、DXの考え方や重要性を解説し、単なる戦略では終わらない深い意味を探っていく。
DXとは、既存企業が外部環境の激変に対して、製品・サービスやビジネスモデルをデジタル化し、組織構造、システム、人材等の7Sをドライバーとして競争優位性の獲得を目指すものだ。

企業内IT導入に限界が見え始めた昨今、企業間、製品間、顧客間を結びつけるデジタル技術を持ち、ユーティリティのあるプラットフォーム(PH)を提供する会社にビジネスチャネルを中抜きされる現象や、顧客の一極集中、製品のデファクト効果、スーパーアプリ化等による一人勝ちも起こってきた。こうした産業構造の変化から、社会は顧客データを一括管理するPHに支配されるようになり、データを持てない企業は敗退していくことになる。また、DXは戦略だけでなく企業文化の入れ替えも意味し、この部分のチャレンジも必要となる。PHやダイナリズム、エコシステムの勉強とともに法令・ルール形成も理解し、一歩先を進む米国や中国へのキャッチアップが望まれるところだ。

製品のデジタル化の事例を見ると、コマツはKomtraxという通信機能を建設機械に組み込み、各種情報をフィードバックさせている。クボタは営農支援として、自動機器管理や自動運転等によって協調制御を実行。サービスのデジタル化では、JR東海が無制限の予約変更をスマホで可能とし、飛行機への優位性を保っている。今後の展開では、PDCAのマネジメントを実現するUsage Management PH(UMPH)が新しいバリューチェーンに出現、UMPHを提供することで、企業は継続的なデータ収集と、よりよい顧客体験を提示できる。例えば、金融関係から情報を集めてコーディネーションするMoney Forward、タクシー配車管理のUber、Amazon GOのような小売店舗管理PHも出てくるだろう。

バリューチェーンはますます高度化し、設計から管理まで統合されていくが、打ち手をなるのは、プロセスの自動化とデータ連携、ここからいかにスピード感やコストダウンが実現できるかにかかってくる。詳しくは『実務で使える戦略の教科書』を参照されたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 デジタルトランスフォーメーションの考え方(1)
00: 00: 57 自己紹介
00: 02: 27 デジタルトランスフォーメーションとは?
00: 04: 56 デジタル化の対象
00: 05: 47 ビジネスモデルのデジタル化
00: 07: 01 個人や企業を結び付ける仕組みのデジタルによる構築
00: 08: 49 なぜDXが重要なのか:ディスラプションの脅威
00: 11: 21 なぜDXが重要なのか:Winner takes all
00: 13: 20 なぜDXが重要なのか:デジタル化による市場・産業構造変化
00: 14: 39 要素技術の概要とビジネス的な意味
00: 15: 33 今までと根本的に何が違っているのか?
00: 16: 20 なぜDXが重要なのか:社会課題の解決
00: 17: 09 社会全体の効率化という視点
00: 17: 48 なぜDXが重要なのか:全体最適の不可侵性
00: 19: 02 なぜDXについて学ぶのか:DXの難しさ
00: 21: 39 製品のデジタル化パターン
00: 21: 44 製品のデジタル化、ソフトウエア化、SaaS化
00: 22: 40 コマツ:自社製品からの情報フィードバック 仕組み
00: 23: 14 製品からのフィードバック情報の使い方
00: 24: 02 自動運転、ICTアシストによる顧客ビジネスへの貢献
00: 24: 13 参考:クボタによる営農支援、自動機器管理、自動運転
00: 24: 40 アセットパフォーマンスマネジメント(APM)
00: 26: 08 アズ・ア・サービス:ブリヂストンのリトレッド事業
00: 26: 43 Power by the Hour:ロールス・ロイス
00: 26: 58 サービスのデジタル化パターン
00: 28: 00 サービス自体のデジタル化
00: 29: 03 サービス自体のデジタル化:プロフェッショナルサービス自動化
00: 30: 02 予約変更可能性の提供による優位性の獲得
00: 30: 50 「マネジメントを売る」とは?
00: 31: 12 情報系と制御系の融合がもたらすマネジメントのデジタル化
00: 32: 04 参考:主なマネジメントロジック
00: 32: 38 参考:主なマネジメントロジックのデジタル化による高度化例
00: 33: 13 カスタマージャーニーの先のLTV化とUMPF
00: 34: 05 UMPFで顧客との関係がどう変わるのか
00: 35: 48 全ての産業がユーティリティ化する(1)
00: 36: 35 全ての産業がユーティリティ化する(2)
00: 36: 48 全ての産業がユーティリティ化する(3)
00: 37: 33 ユーティリティー化の例
00: 40: 00 消費財販売流通や金融のデジタルプラットフォーム化
00: 43: 01 UMPFの2つのレイヤー
00: 43: 42 制御系プラットフォームの役割
00: 44: 32 UMPFのオーケストレーション機能
00: 45: 22 UMPFの例(1)
00: 46: 19 UMPFの例(2)
00: 47: 59 UMPFの例(3)
00: 48: 31 UMPFの例(4)
00: 49: 34 今後出現するUMPFを予想する
00: 50: 40 今後の進展の予想:UMPFの融合とメガPFの出現
00: 51: 19 顧客データの取得による競争優位
00: 52: 33 PCからスマホへ
00: 53: 30 専用デバイスによる顧客への密着
00: 54: 25 バリューチェーン高度化の施策と価値向上ロジック
00: 54: 54 改善のロジック:原因と結果の関連の追求
00: 54: 58 使用状況や故障把握による製品設計への反映
00: 55: 50 店舗デジタル化
00: 56: 01 倉庫自動化
00: 56: 44 バリューチェーン機能間の結合:製品設計・生産現場・管理会計の統合
00: 57: 33 サイバー・フィジカルシステム(デジタルツイン)
00: 57: 58 事例:ヒルトップ:製作工程のデジタル化
00: 58: 23 参考:旭酒造による獺祭の生産
00: 58: 59 自動設備点検
00: 59: 25 故障予兆検知
00: 59: 56 点検・故障予兆管理において確立すべきフロー
01: 00: 37 マテリアルズ・インフォマティクス
01: 01: 14 企業全体におけるデータ連携の確立
01: 02: 09 新たなセンシング技術と外部情報活用の重要性
01: 02: 16 バリューチェーン高度化とUMPFとの関係
講師紹介: 今枝 昌宏(いまえだ まさひろ)


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  アシスタント:林 愛美

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