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地政学入門 > 地政学入門 04

朝鮮半島


概要:
やれ従軍慰安婦だ、徴用工だと、事あるごとに歴史問題を蒸し返す韓国。実験と称し、気ままに日本海へ弾道ミサイルを乱発する北朝鮮。日本のすぐ隣に位置する朝鮮半島には、私たちと似ているようでいて、相いれない民族性を発露する二つの国がある。悩ましいご近所付き合いを今後どうしていけばよいのだろうか。当シリーズ第4回目は、朝鮮半島の特徴や歴史、南北分断後の方向性などを解説していく。先般、耳目を集めた金正恩氏の雲隠れ騒動も別な側面が見えてくるかもしれない。
対馬海峡に守られるわが国と違い、大陸側との間に高い山脈もなく地理的に脆弱な朝鮮半島は、長年北方民族やモンゴルに服属を強要されてきた。14世紀、機を見た李成桂が朝鮮を建国。伝来の朱子学や科挙制度に加え、ハングル文字など独自文化を育んだが、官僚による統治経済でランドパワー傾向にあった。17世紀に入り清朝にまたもや服従を強いられたが、1894年の日清戦争後、下関条約により清の朝貢廃止、韓国へと改称。日露戦争を経て1910年に同国は日本に合併された。強国へ面従腹背する事大主義と、中華文明の正統な後継者を自負する小中華思想に培われた国民のメンタリティーは、野蛮と見下していた日本による統治期間を暗黒時代と捉えているようだ。

1950年、亡命先のソ連から戻りランドパワー国家朝鮮民主主義人民共和国を設立した金日成と、シーパワー型の大韓民国を立国したアメリカ帰りの李承晩が、統一の主導権を争い朝鮮戦争が勃発。米中の軍事介入をもっても勝敗がつかず、境界線が引かれ現在に至る。北朝鮮は、自尊独立と金一族への絶対忠誠によるチュチェ思想を掲げ独裁国家へ。南の韓国は、朴正煕が近代化に取り組み日韓基本条約を締結。1980年代の民主化以降、北が支援した反米民主化運動出身の大統領が出現。以来、政局は親米派と親北派が対立する。

現在、朝鮮半島ではいまだ米国と中国の綱引きが続く。韓国は民主党の文在寅政権。北朝鮮金王朝3代目の金正恩は、中国寄りの親族を抹殺し、水爆実験でトランプの気を引いて米朝首脳会談を実現するも、狡猾に核は堅持。中国の習近平は、金正男の暗殺や朴槿恵の失職で当座の持ちごまがなくなったようだが、虎視眈々と半島への軍事基地建設を狙っている。日朝関係には依然として拉致問題が横たわるが、地政学的見地に立てば、拡張を企む大国へのけん制に、傍若無人に独自路線を行く北朝鮮の存続が望ましい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 朝鮮半島
00: 00: 47 資料(1)
00: 08: 18 第4回 朝鮮半島
00: 12: 34 中華帝国に振り回されてきた朝鮮①
00: 15: 42 中華帝国に振り回されてきた朝鮮②
00: 22: 04 【再掲】中華帝国に振り回されてきた朝鮮①
00: 22: 10 【再掲】中華帝国に振り回されてきた朝鮮②
00: 23: 27 シーパワー入りしようとした韓国
00: 31: 23 ランドパワー北朝鮮vsシーパワー韓国
00: 44: 23 北朝鮮の「チュチェ」化と韓国の民主化
00: 46: 37 金ファミリー
00: 53: 39 資料(2)
00: 54: 56 第4回 朝鮮半島 まとめ
講師紹介: 茂木 誠(もぎ まこと)


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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