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シーズの発掘・支援と産業創成 > シーズの発掘・支援と産業創成 01

日本経済の活性化を目指して
~多様なチャレンジから生れる次世代テクノロジー&サイエンスによる産業創成~


概要:
世界経済フォーラム(WEF)における日本のイノベーションランキングは2018年現在、8位に低下、かつてトップを走ったIMD主導の世界競争力年鑑の総合順位は30位近傍で低迷する。理由の一つは、日本の大学や企業が持つ優秀な技術シーズを事業化するベンチャービジネスへの投資不足でイノベーションが進まないからだ。自社開発にこだわり失敗が許されない日本の古い商慣習を改め、新産業創出へ向けたチャレンジを積極的に評価する姿勢に転換し、リスク許容度を現在より高めるベンチャーエコシステムの確立が急務だ。
講師の呉雅俊氏は富山県高岡市出身、横浜育ち。明治大学工学部機械工学科卒業後、日本ラヂヱーター入社。ワタミフードサービス(現ワタミ)常務取締役を経て2000年、神奈川県の官民協働ベンチャー支援機構プラットフォーム「MINERVA」創設に参加、企画運営する株式会社TNPパートナーズを設立し、現職の代表取締役社長に就任。2002年日本ベンチャーキャピタル協会理事、2009年同協会会長、常務理事を経て現在特別顧問。
2006年から15年までの各国研究開発費に注目すると、アメリカは1・4倍、中国は3・9倍まで伸長したのに対し日本は横ばいである。米国は1980年「バイ・ドール法」を制定、特許を民間に開放して事業化促進に役立てる戦略が奏功してライセンス収入が伸びる一方、日本は、法整備は1999年に終えたもののビジネスベースには乗せられないままである。日本は将来有望な次世代科学技術シーズを豊富に持っていると世界から認識されているにもかかわらず、新規事業の失敗を許さず、旺盛なチャレンジ精神が育たない風土が根強いため、ベンチャー企業への投資リスクに対する許容度が狭く、結果、生産効率も向上しない現状がある。
2017年度のベンチャー企業への投資総額は、米国は約9兆5千億円、中国は3兆3千億円に比べ、日本はわずか2千億円弱と既に差は桁違いだ。2019年現在、時価総額10億ドル以上を指すユニコーン企業数は米国と中国がそれぞれ151社、85社だが日本は1社のみ。ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑氏の研究開発から完成した医薬品オプジーボは、日本の製薬会社がリスクを回避し結局、米ベンチャーが製品化、日本は莫大な収益を逃す苦い経験もした。原石を発掘し、事業化プロセスにおける前向きなチャレンジ試行の継続を支援するには、資金とリスクを複数大企業に分散する仕組みも必要だ。リスクをただ避けるのではなく、いかに賢明に関わるかが重要だ。技術シーズを経済価値に変えるスタートアップによるイノベーション実現が日本経済活性化につながる。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 日本経済の活性化を目指して
00: 00: 46 講師プロフィール
00: 02: 50 シリーズ一覧
00: 04: 39 日本経済の活性化を目指して
00: 04: 49 日本のイノベーションの状況 ①
00: 06: 58 日本のイノベーションの状況 ②
00: 08: 03 日本のイノベーションの状況 ③
00: 08: 31 日米の大学におけるライセンス収入の推移(1)
00: 09: 45 日米の大学におけるライセンス収入の推移(2)
00: 10: 03 日米の大学におけるライセンス収入の推移(3)
00: 10: 14 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(1)
00: 10: 43 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(2)
00: 10: 55 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(3)
00: 11: 08 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(4)
00: 11: 22 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(5)
00: 11: 24 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(6)
00: 11: 28 米国特許におけるサイエンスリンケージの推移(7)
00: 11: 42 IMD「世界競争力年鑑」日本の総合順位の推移
00: 12: 19 主要国の競争力総合順位の変遷
00: 12: 36 表1 IMD「世界競争力年鑑」の大分類項目と小分類項目(1)
00: 12: 53 表1 IMD「世界競争力年鑑」の大分類項目と小分類項目(2)
00: 12: 55 表1 IMD「世界競争力年鑑」の大分類項目と小分類項目(3)
00: 13: 38 表1 IMD「世界競争力年鑑」の大分類項目と小分類項目(4)
00: 15: 04 表1 IMD「世界競争力年鑑」の大分類項目と小分類項目(5)
00: 15: 12 日本とアメリカの差は約50倍!
00: 16: 11 近年における主要製薬企業による欧米企業等の買収
00: 17: 00 国・地域別ユニコーン企業の数(1)
00: 17: 01 国・地域別ユニコーン企業の数(2)
00: 17: 03 国・地域別ユニコーン企業の数(3)
00: 17: 05 国・地域別ユニコーン企業の数(4)
00: 17: 07 国・地域別ユニコーン企業の数(5)
00: 17: 51 オプジーボ開発の歴史(1)
00: 18: 46 オプジーボ開発の歴史(2)
00: 18: 49 医療分野における先進的なサイエンスの事業化はどうなっているのか?(1)
00: 19: 28 医療分野における先進的なサイエンスの事業化はどうなっているのか?(2)
00: 20: 52 ベンチャークリエーションハブ
00: 23: 06 ベンチャークリエーションハブとしての役割
00: 27: 16 スタートアップからEXITまでの育成資金が必要
00: 28: 26 次世代テクノロジー&サイエンスによる産業創成
00: 30: 46 多様なベンチャーチャレンジと大企業の理想的関係
00: 30: 59 【再掲】スタートアップからEXITまでの育成資金が必要
00: 34: 47 日本のイノベーションを大きく変革するために
講師紹介: 呉 雅俊(ご まさとし)


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  アシスタント:坂本 安代

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