端羽氏は、東京大学経済学部を卒業後、ゴールドマン・サックス証券の投資銀行部門、日本ロレアルの予算立案・管理を経験し、MIT Sloan MBAを修了後に、ユニゾン・キャピタルのPE投資を経て、2013年10月にビザスクを立ち上げた。ビザスクは日本最大のビジネス特化型スキルシェアサービスで、約100,000名アドバイザーの知見へピンポイントにアクセスでき、依頼者からのアドバイス・調査案件は累計40,000件を超える。近年ではグローバル展開として海外アドバイザーも開拓しており、アドバイザーの1割は海外のアドバイザーだという。
ビザスクのサービスは、事業会社やプロフェッショナルファーム向けのフルサポートサービスと、セルフマッチング形式のスポットコンサルサービスのビザスクliteがある。前者のフルサポートサービスはスポットコンサルのビザスクinterview、BtoB WEBアンケート調査のビザスクexpert survey、新規事業創出支援や組織間開発支援のビザスクproject、保有製品や技術のニーズ探索のビザスク web展示会、業務委託サービスのビザスク業務委託を展開している。後者のセルフマッチングサービスはスタートアップ企業によく利用されているという。
端羽氏は自身の事を努力家と捉えており、問題を小さく分解して考え、小さな解決を増やしていくことで前向きに頑張れる。いつも頭の中に樹形図があり、悩むこともない。上手くいかないときは、目標が間違っていたか、やり方が間違っていたか、頑張りが足りなかったかの3つのどれかであり、分解して考えて理由が分かれば納得できハッピーになれるという。端羽氏にとっての構想力とは「自分事力」、いろんなものを聞いたときに自分だったらどうだろう、自分に与えるインパクトはどうか等、自分の事に置き換えて考えられるかにより、ただの情報で終わるか、構想やアイデアのヒントになるかが変わってくると語った。