ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |


> ビジネス基礎講座ロジカルシンキング04

帰納を使いこなす/イッシュー・ツリー


概要:
 第4回は帰納を使いこなすためのポイントと課題解決のためのイッシュー・ツリーの活用について学習する。単純な帰納を考え、2変数の帰納を考え、次元の違う昨日を処理し、諸元の組合せを考え、帰納と演繹の境界を考えることが、帰納を使いこなす上で重要である。

 論理による課題解決のためにイッシュー・ツリーを展開する手法は、課題の設定から現状分析、診断、解決策の検討、実行に至る戦略立案に効果的なものである。
 帰納を使いこなすために5つのポイントがある。
 一つ目は多くの同質のメッセージから共通項を導くという単純な帰納を考えることである。
 二つ目は2変数の帰納を考えることである。これはお腹が空いた時には色は悪いが大きなリンゴを、満腹の時に小さいが色の良いリンゴを選択するという2つの変数を含んだ実験から、お腹の減った時は味覚よりも大きさで選択するという共通項を導くようなことである。
 三つ目は多数の表面行動の次元から心の中の次元を導くような次元の違う帰納を処理することである。
 四つ目は諸元の組合せを考えることである。味、匂い、時期、種類といった多数の情報を集め、リンゴを特上品と判断するような使い方である。
 最後が帰納と演繹の境界を考えることである。新製品の有望性を判断するのに、マーケティングの4Cのフレームワークを演繹的に用い導かれた4つの要素から、帰納で正解を導くような手法である。

 イッシュー・ツリーは未解決の問題を力や手続きや勘やムードでなく、論理により解決するのに有効な方法である。イッシューとは未知の課題解決の為に、何を明確にすべきかを論理的に明らかにして、答えを導くプロセスで、ロジック構造の末尾に「~否か」を付記すればイッシューになる。イッシューを分解してゆけば行くほど、具体的になり分析が可能となる。
 戦略立案では課題の設定、イッシュー・ツリーを用いたより具体的な個別課題への展開、作業計画への落とし込み、ロジックを用いた診断、解決策の検討、実行プログラムと実施というプロセスを経る。イッシュー・ツリーの展開では、モレなく、ダブりない2つ以上のサブ・イッシュー以下に分け具体的な課題にし、イッシューかノン・イッシューか、クリティカル・イッシューかどうかを見分け、演繹構造と帰納構造の両方があることを了解し、そのイッシューがまず必要か、そして可能か、では優先すべきかのような手順を考えなくてはならない。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 タイトル
00: 00: 54 帰納を使いこなす:5つのポイント
00: 02: 44 帰納を使いこなす:その1
00: 02: 52 1.単純な帰納を考える 例1
00: 04: 47 1.単純な帰納を考える 例2
00: 07: 23 帰納を使いこなす:その2
00: 07: 33 2.2変数の帰納を考える 例1
00: 10: 03 2.2変数の帰納を考える 例2
00: 12: 39 帰納を使いこなす:その3
00: 13: 03 3.次元の違う帰納を処理する
00: 18: 01 帰納を使いこなす:その4
00: 18: 31 4.諸元の組合わせを考える
00: 24: 21 帰納を使いこなす:その5
00: 25: 07 5.帰納と演繹の境界を考える
00: 30: 06 ここまでの5つのポイント
00: 31: 43 イッシュー・ツリーを用いて課題を検討(解決)する:その1
00: 32: 21 課題への取り組みとイッシュー・ツリー
00: 32: 53 主張のくい違いを解決する方法として、現実にはいくつかの方法がある
00: 34: 44 論理による課題の解決・・・イッシュー・ツリーの展開
00: 35: 37 論理的に正しい判断/意思決定を導く
00: 36: 00 論理的に正しい判断/意思決定を導く イシューの展開
00: 37: 24 戦略立案の全体像とイッシュー・ツリー
00: 38: 08 戦略立案の全体像とイッシュー・ツリー・・・効果的な作業への鍵
00: 38: 59 戦略立案の全体像とイッシュー・ツリー 
00: 40: 45 イッシューからワークプランへ(概念図)
00: 43: 52 ここまでの3つのポイント
00: 45: 10 イッシュー・ツリーを用いて課題を検討(解決)する:その2
00: 45: 29 イッシュー・ツリーを展開する
00: 47: 03 演繹構造のイッシュー
00: 48: 15 帰納構造のイッシュー・ツリー:その1
00: 48: 52 帰納構造のイッシュー・ツリー:その2
00: 50: 13 帰納構造のイッシュー・ツリー:その3
00: 50: 43 手順を考える
00: 52: 20 イッシューかノン・イッシューか?
00: 53: 15 クリティカル・イッシューは何かを考える:その1
00: 56: 36 クリティカル・イッシューは何かを考える:その2
00: 57: 59 ここまでの4つのポイント
講師紹介: 後 正武(うしろまさたけ)
株式会社東京マネジメントコンサルタンツ 代表
東京大学法学部卒業。新日本製鉄、ハーバードビジネススクール(ディスティンクション)、マッキンゼー&カンパニー(プリンシパルパートナー)、ベイン&カンパニー(副社長)を経て現職。ほとんどの産業分野において全社戦略-実行プログラムにいたる一連の組織課題を手がける。

『後 正武』をamazon.co.jpで検索

Copyright(c)