ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ > モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ 02

Society5.0 産業政策からみたMaaSとその展望
ゲスト:須賀千鶴氏(世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長)


概要:
IOT、ビッグデータ、AIなど情報技術の発展による第四次産業革命により、さまざまな社会的課題を解決する新たな社会、Society5.0の時代が近づいた。日本の公共交通において、都市部では慢性的な需要過多など、特定の事業者努力のみでは解決できない課題が多い。地方では交通手段の不在など、社会課題として解決すべき課題が山積する。これらの問題解決のためにMaaSが果たすべき役割は大きい。本番組では、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長の須賀千鶴氏をお迎えし、産業政策からみたMaaSとその展望を伺う。
須賀氏は、2003年に東京大学を卒業後、経済産業省に入省、クールジャパン、FinTech、ベンチャー関連などの業務に従事する。2009年にペンシルバニア大学ウォートン校でMBAを取得、2018年7月から世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長を務める。

世界経済フォーラムは、イノベーションの社会実装を阻む「ガバナンス・ギャップ」解消を目的とする。日本センターは、2018年11月25日にデータポリシー・ダイアログを主催し、データガバナンスこそ第四次産業革命の最重要課題と位置付けるべきだと提唱し、新たな分散型データガバナンスモデルの必要性を訴えている。MaaSは、交通手段の最適化を行うものだが、同時にデジタルデータの利活用が可能になる。日本センターでは、既存の公共交通網の維持が難しい地域において、より持続可能なモビリティの仕組みを構築するプロジェクトが動いている。そこでは、目指すべきモビリティのあり方を客観的かつオープンに議論するため、データに立脚した検証と評価が可能なMaaSが注目されている。

モビリティプロジェクトでは、鉄道、バス、タクシー、人口、ドライバーといった指標で比較する持続性インデックスを用い、公共交通の課題を解決する一助としている。例えば、広島県神石高原町では、鉄道はなく、バス、タクシーともに経営が厳しい状況にあった。そこで既存のコミュニティバス事業を廃止し、タクシーを最後の砦として、支援施策を集約した。その結果、地域のタクシー事業者の売上は45%増加し、利用者満足度は94%を達成、便益を担保しつつ、補助金額の増加は限定的にとどめることができた。 スマートシティでは、社会に便益をもたらすモビリティサービスが生まれ続け、多様化するモビリティ手段を柔軟に使い分け、最適なまちづくり・市民のwellnessにつなげる基盤が必要となる。そのためにも、あらゆる車両や交通・エネルギーインフラとの互換性を確保した、オープンかつ高品質なデータプラットフォームの確保が急務となっている。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ
00: 02: 00 須賀 千鶴 (SUGA Chizuru)
00: 04: 07 世界経済フォーラム第四次産業革命センターとは
00: 04: 49 第四次産業革命センターのネットワークの広がり
00: 05: 36 組織概要
00: 06: 36 チーム紹介
00: 07: 45 2018年4月 第14回未来投資会議
00: 08: 05 データ・ガバナンス
00: 09: 54 新たな分散型データガバナンスモデルの必要性
00: 12: 47 MaaSレベル定義
00: 14: 00 都市の抱える公共交通の課題
00: 14: 56 地方の抱える公共交通の課題
00: 16: 01 MaaSの二つの重要要素
00: 17: 40 持続可能な地方交通のあり方
00: 18: 35 地方の公共交通の持続性確保のために
00: 19: 19 地方の人口減少は世界共通の課題となっていく
00: 19: 29 目指すべきモビリティのあり方を客観的かつオープンに議論すべき
00: 20: 00 広島県)公共交通の持続性には自治体間で大きな差
00: 20: 13 広島県)公共交通の持続性インデックス
00: 25: 21 「公共交通の持続性インデックス」にもとづく6つの都市類型
00: 25: 45 地方公共交通の課題解決の”DRIVER”
00: 27: 02 事例: 神石高原町におけるタクシー補助への施策集約
00: 34: 57 モビリティの未来とスマートシティ
00: 43: 13 エネルギーを統合したEVによるデマンド交通の仕組み
講師紹介: 日高 洋祐()
株式会社MaaS Tech Japan 代表取締役

東京工業大学総合理工学部修士卒(機械工学)
2005年4月 JR東日本入社(新幹線メンテナンス、車掌、運転士、輸送指令員)
2010年4月 慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員
同年JR東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所
2014年4月 東京大学大学院学際情報学府(社会人博士)、須田義大研究室
→MaaSをテーマに研究
2018年6月 技術イノベーション推進本部ITストラテジー部門モビリティ変革グループ
→モビリティ戦略の策定
2018年11月 株式会社MaaS Tech Japan創業
2018年12月 一般社団法人JCoMaaS理事

<著書>
MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

『日高 洋祐』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:谷口 菜月

Copyright(c)