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モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ > モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ 01

Mobility as a Service
~移動の変革から見た産業と街づくりの変化~
ゲスト:牧村和彦氏(一般財団法人 計量計画研究所 理事)


概要:
MaaS(Mobility as a Service)とは、あらゆる交通手段を統合し最適化を図った上で、快適な移動サービスを提供する新しい概念。本シリーズでは、関連業界のエキスパートをゲストにお呼びし、MaaSの概念とビジネスチャンスを探る。今回は、将来のモビリティビジョンを描くモビリティデザイナーの牧村和彦氏をお招きし、移動の変革から見た産業と街づくりの変化、日本政府が未来投資戦略において進めているMaaS推進施策を紹介し、日本国内におけるMaaS実装の意義を検証する。
講師の日高氏は、東京工業大学を卒業後、2005年4月にJR東日本に入社、新幹線のメンテナンスから車掌、運転手を経験した。2014年には、東京大学大学院にて、MaaSをテーマとした研究に従事、2018年11月に株式会社MaaS Tech Japanを創業し現在に至る。MaaSは、2016年から世界の交通系カンファレンスのホットキーワードになっている。MaaS Tech Japanは、MaaSを本格的に扱う日本初のプレーヤーとして、メディア事業、コンサルティング事業、MaaSプラットフォームの3事業を行っている。
牧村氏は、1990年一般財団法人計量計画研究所に入所し、現在は理事を務める。都市・交通のシンクタンクに従事し、モビリティデザイナーとして活動を続けている。 現代は、「100年に一度の大変革期」と言われ、モビリティ技術・ビジネスの変革期にある。さまざまなものを統合して最適化する、移動のプラットフォームが出現している。各交通サービスは、時空間的・輸送モード間に障壁があるが、弱点を補い合うことで移動の効率化が可能になる、Mobility as a Serviceとは、実質的に分断されたサービスを仮想的に一つとみなす概念であり、その存在により、利用者は簡易に最適な移動行動が可能となる。
日本の都市交通では、慢性的な需要過多などで特定の事業者だけでは解決できない課題を抱える。地方交通では、利用者減による廃線など、移動手段確保の方策が見つかっていない。日本政府は、これらの解決策としてMaaS推進を掲げ、新しいモビリティサービスを模索する取り組みを始めている。MaaSは、あくまでも手段であり、これを導入することで、日本では、都市部の人口集中、地方の人口減少、高齢化といった課題を解決することが目的になる。MaaS周辺領域との連携でビジネス戦略を策定することが重要になるだろう。 MaaSの入門書かつ専門書として、日高、牧村、両氏を含む専門家4名で執筆した『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』も参考にされたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 モビリティ革命の先にあるゲームチェンジ
00: 00: 54 日高洋祐 プロフィール
00: 01: 26 会社概要
00: 01: 35 MaaS Tech Japan事業内容
00: 02: 33 13年間の鉄道会社における経験とMaaSへの興味
00: 03: 19 MaaS分野に本格的に入るきっかけ
00: 04: 33 牧村 和彦(まきむら かずひこ)
00: 05: 34 MaaSモビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ
00: 06: 31 背景・ストーリー
00: 07: 39 Mobility as a Serviceとは何か
00: 09: 43 各モビリティサービスの特徴と連携のメリット
00: 10: 29 Mobility as a Service
00: 12: 09 3つのMobility as a Serviceのアプローチ
00: 13: 57 KUTSUPLUS
00: 14: 53 Why Helsinki's innovative on-demand bus service failed
00: 16: 11 MaaS事例(フィンランドWhim)
00: 18: 37 資料(1)
00: 19: 20 資料(2)
00: 20: 21 資料(3)
00: 21: 07 福岡の交通ルート案内がこのアプリひとつで。
00: 24: 20 as a Serviceの①(ビジネスの観点)
00: 26: 12 as a Serviceの②(技術の観点、本質的理解)
00: 28: 45 SoMo(ソーシャルなモビリティ)
00: 32: 19 日本国内におけるMaaS実装の意義
00: 32: 34 都市の抱える公共交通の課題
00: 33: 54 地方の抱える公共交通の課題
00: 35: 28 政府によるMaaS推進
00: 36: 11 「スマートモビリティチャレンジ」支援対策地域・事業
00: 37: 58 MaaS →スマートシティへのロードマップイメージ
00: 41: 57 MaaSシミュレーション(MaaSレベル3、4)(1)
00: 42: 17 MaaSシミュレーション(MaaSレベル3、4)(2)
00: 42: 58 MaaSシミュレーション(MaaSレベル3、4)(3)
00: 43: 43 MaaSシミュレーション(MaaSレベル3、4)(4)
00: 46: 36 資料(4)
00: 49: 45 MaaSの本質的理解と二つの重要要素
00: 52: 08 不動産×MaaS
00: 54: 08 医療・介護×MaaS
00: 56: 10 資料(5)
00: 57: 52 資料(6)
講師紹介: 日高 洋祐()
株式会社MaaS Tech Japan 代表取締役

東京工業大学総合理工学部修士卒(機械工学)
2005年4月 JR東日本入社(新幹線メンテナンス、車掌、運転士、輸送指令員)
2010年4月 慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員
同年JR東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所
2014年4月 東京大学大学院学際情報学府(社会人博士)、須田義大研究室
→MaaSをテーマに研究
2018年6月 技術イノベーション推進本部ITストラテジー部門モビリティ変革グループ
→モビリティ戦略の策定
2018年11月 株式会社MaaS Tech Japan創業
2018年12月 一般社団法人JCoMaaS理事

<著書>
MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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  アシスタント:谷口 菜月

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