ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
量子コンピューターが拓く未来 > 量子コンピューターが拓く未来 02

量子コンピューターのビジネス活用の可能性


概要:
<講義資料ダウンロード不可>

社会的インパクトの大きいデジタルテクノロジーは、昨今急激に進化している。人工知能はすでにあらゆるところに浸透し、ブロックチェーンは通貨にとどまらず社会システムを変えつつある。量子コンピューター領域では、3、4年後の実用化に向け、圧倒的な計算速度を有するも計算結果にノイズを含む、中規模量子コンピューター(NISQ)を前提としたアルゴリズムの開発が盛んだ。当シリーズ第2回目は、技術畑ではなく、文系のビジネスパーソンから見た量子コンピューターの可能性を解説していく。

池田氏は、早稲田大学社会科学部を卒業後、大手監査法人を経てPwCコンサルティングに入社。2001年、パートナーに就任。2002年、IBMによる同社買収により、IBMコンサルティング部門に参画。2015年から執行役員。勤務の傍ら、2001年以降は早稲田大学大学院創造理工学研究科の非常勤講師として講義を担当。著書に『利益力の源泉』がある。

量子コンピューティングの適用は、素材開発競争が熾烈な製造業、資産配分の至適化や不正行為の発見・防止が課題の金融業界、医薬品の新規創出や遺伝子情報の活用が注目されるライフサイエンス分野等、すでにエビデンスを持つエリアが有望視される。2018年5月、慶應大学はIBMと共同で量子コンピューター研究開発拠点を開設。化学メーカーのJSR、みずほFG、三菱UFJFG、三菱ケミカルの4社が参画している。

ヨーロッパに本拠地を置くエアバス社も、積極的に取り組む企業の一つだ。計算流体力学や翼設計の改善もさることながら、LCCの定着で短距離路線が増加する中、離着陸時の時間や燃料のコスト効率最適化は至上命題だ。機体バランスを保ちつつ合理的に荷物を積み込む積載オペレーションは、異業種での応用も可能だろう。同社は課題解決のアイデアを今年1年外部から公募中だ。他国の動向を見ると、米国空軍は量子を用いた新しい防衛体系の構築を目指し、中国政府は1.1兆円を投じた研究拠点の設立計画を公表している。

量子コンピューターは、莫大なデータから知見を引き出す力と、未知なる可能性を探索する力を提供してくれる。新発想や創造的思考によって新たなビジネスモデルが生み出されるなど、さらなる未来への展開が非常に期待される。ビジネスパーソンにとっては、事業を構造的に捉えたモデル化能力と、問題を定式化する力量が、いままで以上に重要な鍵となってくる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 量子コンピューターのビジネス活用の可能性
00: 00: 47 講師プロフィール
00: 01: 34 シリーズ一覧
00: 02: 17 当講義の内容(復習:量子コンピューティングとは)
00: 03: 02 デジタルテクノロジーによる社会変革の加速
00: 04: 07 量子コンピューティングは
00: 04: 49 「組み合わせ爆発」と量子コンピューティング
00: 06: 12 量子コンピューティングによって
00: 07: 23 量子コンピューターの現状と展望
00: 09: 40 当講義の内容(1.現在の研究状況と今後の適用可能性)
00: 09: 47 有望とされる適用領域
00: 10: 59 慶應義塾大学の量子コンピューター研究拠点 IBM Qネットワークハブに日本の4社が参画
00: 11: 25 IBM Q-Hub@慶應義塾大学の研究チーム
00: 12: 19 ポートフォリオのリスク分析
00: 13: 56 分子シミュレーション
00: 15: 11 Aiの機械学習性能向上
00: 16: 06 製造業での適用可能性
00: 17: 55 金融業界での適用可能性
00: 19: 40 ライフサイエンス業界での適用可能性
00: 21: 24 注目を集めるエアバスの動向
00: 22: 16 エアバスの"Quantum Computing Challenge"
00: 23: 20 離陸のコスト効率最適化
00: 23: 34 計算流体力学
00: 23: 37 航空力学シミュレーション(偏微分方程式の解法)
00: 23: 40 翼設計の最適化
00: 23: 43 航空機への積載オペレーションの最適化
00: 24: 48 米国空軍の動向
00: 25: 32 中国アリババの動向
00: 25: 59 中国政府の動向
00: 26: 31 当講義の内容(3.ビジネスパーソンへの示唆)
00: 26: 41 AI、データ不足6割「動かない頭脳」続出の恐れ
00: 26: 59 量子コンピューティングが拡げるAIの可能性
00: 29: 26 まとめ:量子コンピューティングは何を可能にするのか
00: 30: 32 組み合わせ爆発を起こす「動的ルーティング」問題を解く
00: 32: 07 大規模な非構造化データ処理
00: 33: 08 量子コンピューティングをビジネスに活かすために
00: 35: 01 ビジネスにおけるシミュレーションモデルの活用
00: 37: 33 クオンタム・ビジネスシミュレーションの可能性
00: 39: 03 "未来"のシミュレーション 戦略代替案の評価から最適戦略の発見へ
00: 40: 21 さらなる"未来"への展開
00: 42: 39 クオンタム・アドバンテージへの道程
00: 45: 06 クオンタム戦略ワークショップ
00: 46: 49 資料
講師紹介: 池田 和明(いけだ かずあき)


『池田 和明』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:坂本 安代

Copyright(c)