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BPUビジネス基礎講座 ビジネス・コミュニケーション > ビジネス基礎講座ビジネス・コミュニケーション01

問題解決のためのコミュニケーション


概要:
企業にとっての問題解決とは、問題発見→解の立案→意思決定→組織行動、の4ステップに分解できる。コミュニケーションとは最初2つのステップで見出した解を意思決定と組織行動に結びつける、問題解決上必須のプロセスである。

この講座では3回シリーズで、問題解決のためのコミュニケーションの基本原則、プレゼンテーション設計の基本原則、プレゼンテーションの技術について学ぶ。初回の今回は、問題解決のためにコミュニケーションを行う、とはどういうことかについて改めて考えてみる。
 企業活動の現場では、なんとなく分かってはいるものの、行動に結びつかないようなケースが少なくない。これは、問題は発見され、解の仮説までは出来上がっているのに、その後のステップに進めていないということだと考えることができる。このような場合、問題認識や解(の仮説)の妥当性について気にかけるよりも、解の仮説を実行するための手当てを行うこと、そのためのコミュニケーションを当事者で行うことの方が建設的である。またコミュニケーションとは解を立案してからの後工程という側面とは逆に、問題が何か、解は何かをより明確にするという側面も持ち合わせる。このようにコミュニケーションとは問題解決全体のプロセスと一体となった非常に重要な作業だということが分かる。

 これを踏まえ、企業活動の現場で問題解決型コミュニケーションを有効に行うための基本原則について考える。これはまとめれば以下の4点となる。

・企業が抱える問題は多い。数多くの情報の中から問題が優先的に選択され検討されなければ、解決には至らない。
・問題が選択され、意思決定されるためには、その重要性と、解を支えるロジックの明晰性が相手に即座に伝わることが必要。
・複雑なメッセージを明晰に伝えるには、送り手である自分と受け手との間の認識ギャップを把握することが重要。
・基本は自分の目的とロジック、そして相手の認識。両者を相対化して眺め、ギャップを把握して、有効なメッセージを構築する。

 更に、複雑な構造を持つ問題について解を提言する高度なプレゼンテーション設計上の基本原則について考える。これもまとめれば以下の6点となる。

・設計にあたっては、解の選択に影響を与える論点と、各論点に対して自分の下した結論を再確認する。
・各論点に対し、下した結論をサポートするファクトを整理し、論証に漏れがないか再確認する。
・相手が異なる認識を持つとすればなぜか、認識を変えるにはどのようなファクトが有効か検討・分析する。
・論証における必要性と、相手の理解力・関心を考慮したファクトの選択と整理を行う。
・ロジックを構成する論点の構造と、ファクトによる論証の構造が明確に伝わるストーリーラインを構築する。
・聞き手の問題意識の高さを考慮して、意思決定を促すに足る効果的な導入部を考える。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 問題解決のためのコミュニケーション
00: 01: 55 企業にとっての問題解決のステップは?
00: 02: 45 企業にとっての問題解決のステップは?…ステップ1
00: 04: 48 企業にとっての問題解決のステップは?…ステップ2
00: 07: 11 企業にとっての問題解決のステップは?…ステップ3
00: 08: 25 企業にとっての問題解決のステップは?…ステップ4
00: 09: 30 企業の問題解決は、問題発見・解の立案・意思決定・組織行動の四つのステップを経て完結する…その1
00: 09: 38 企業の問題解決は、問題発見・解の立案・意思決定・組織行動の四つのステップを経て完結する…その2
00: 09: 47 企業の問題解決は、問題発見・解の立案・意思決定・組織行動の四つのステップを経て完結する…その3
00: 09: 57 企業の問題解決は、問題発見・解の立案・意思決定・組織行動の四つのステップを経て完結する…その4
00: 10: 07 企業の問題解決は、問題発見・解の立案・意思決定・組織行動の四つのステップを経て完結する…その5
00: 10: 38 コミュニケーションは、解を意識決定と組織行動に結びつける、問題解決プロセス上、必須の活動…その1
00: 11: 32 コミュニケーションは、解を意識決定と組織行動に結びつける、問題解決プロセス上、必須の活動…その2
00: 12: 01 企業活動の現場では、仮説は存在するが行動に結びつかないケースが多い…その1
00: 13: 51 企業活動の現場では、仮説は存在するが行動に結びつかないケースが多い…その2
00: 14: 24 企業活動の現場では、仮説は存在するが行動に結びつかないケースが多い…その3
00: 14: 48 コミュニケーションを考えることにより、問題解決ステップで重視すべきポイントも明確になる…その1
00: 15: 06 コミュニケーションを考えることにより、問題解決ステップで重視すべきポイントも明確になる…その2
00: 15: 25 コミュニケーションを考えることにより、問題解決ステップで重視すべきポイントも明確になる…その3
00: 15: 41 コミュニケーションを考えることにより、問題解決ステップで重視すべきポイントも明確になる…その4
00: 16: 45 コミュニケーションスキルは問題解決能力を高める上で必須のスキル…その1
00: 16: 49 コミュニケーションスキルは問題解決能力を高める上で必須のスキル…その2
00: 18: 08 この講座で学ぶこと…その1
00: 18: 20 この講座で学ぶこと…その1-2
00: 19: 57 この講座で学ぶこと…その2
00: 20: 17 企業が抱える問題は多い。…その1
00: 20: 33 企業が抱える問題は多い。…その2
00: 21: 10 企業が抱える問題は多い。…その3
00: 22: 11 コミュニケーションの基本原則…事例1
00: 23: 46 コミュニケーションの基本原則…事例2
00: 25: 19 問題が選択され、意思決定されるためには、その重要性、解を支えるロジックの明晰性が…
00: 26: 30 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その1
00: 26: 33 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その2
00: 26: 39 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その3
00: 26: 44 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その4
00: 26: 57 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その5
00: 27: 07 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その6
00: 27: 16 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その7
00: 27: 24 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その8
00: 27: 29 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その9
00: 27: 39 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その10
00: 27: 51 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その11
00: 27: 57 重要性・明晰性を伝えるための、ファクトの構造化と選択が有効なコミュニケーションの鍵を握る…その12
00: 28: 19 扱う問題が複雑になるにつれ、共有されぬばならない認識のポイントも増え、メッセージも複雑になる…その1
00: 29: 36 複雑なメッセージを明晰に伝えるためには、送り手である自分と受け手との間の認識ギャップ…
00: 30: 19 基本は自分の目的・ロジックと相手の認識。両者を相対化して眺めギャップを把握して、…
00: 32: 04 設計の基本はObjectiveとAudience。自分のロジックと相手の認識を客観的に把握し、有効なMessageを構築する
00: 32: 10 設計の基本はObjectiveとAudience。自分のロジックと相手の認識を客観的に把握し、有効なMessageを構築する
00: 35: 11 この講座で学ぶこと…その3
00: 36: 22 プレゼンテーションは構造の複雑な問題を取り扱う、対話型のコミュニケーションという点に特徴を持つ
00: 38: 11 プレゼンテーションの設計…その1
00: 38: 17 プレゼンテーションの設計…その2
00: 40: 35 プレゼンテーションの設計…その3
00: 42: 28 基本は自分の目的・ロジックと相手の認識。
00: 42: 33 自分が求める意識決定は明確で、それを支えるロジックは疑問の余地の無いものか、再確認する
00: 42: 58 解の選択に影響を与える論点と、各論点に対し自分の下した結論を再確認する
00: 47: 05 各論点に対し、下した結論をサポートするファクトを整理し、論証に漏れがないか再確認する
00: 48: 06 コミュニケーションの相手との金式のギャップを分析し、効果的な論旨の展開…
00: 48: 59 相手が異なる認識を持つとすれば何故か、認識を変えるにはどのようなファクトが有効か検討・分析する
00: 54: 23 論証における必要性と相手の理解力・関心を考慮したファクトの選択と整理を行う…その1
00: 55: 05 論証における必要性と相手の理解力・関心を考慮したファクトの選択と整理を行う…その2
00: 57: 18 基本原則は不変。自分のロジックと相手の認識のギャップを把握して、有効なメッセージを構築する…その1
00: 57: 40 基本原則は不変。自分のロジックと相手の認識のギャップを把握して、有効なメッセージを構築する…その2
講師紹介: 安藤 佳則(あんどう よしのり)
イーソリューションズ株式会社 顧問/立命館大学大学院経営管理研究科 客員教授
東京大学法学部卒。ハーバード大学経営大学院卒(MBA)。三菱重工業株式会社、マッキンゼー社、エレクトロニック・データ・システムズ株式会社取締役副社長、A.T.カーニー株式会社ヴァイスプレジデント、イーソリューションズ株式会社代表取締役を経て、現職。
全社戦略、組織改革からマーケティング、テクノロジーマネジメントにいたるまで幅広い分野でコンサルティング活動を行っている。

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