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話し合いの成果を高めるファシリテーション > 話し合いの成果を高めるファシリテーション 04

ファシリテーション向上のためのヒントと考え方


概要:
だらだらした会議を改善したいなら、キーワードは「OARR(オール)」だ。Outcome:ゴールや進むべき方向。Agenda:大まかな流れや進め方。Role:参加者の役割。Rule: 時間厳守や、最低1回は発言しようなどの約束事を持つ。出席者全員がオールを持って1艘の船をこぐイメージで、四つの内容を事前に決め、みんなでしっかり共有すれば、より有益な話し合いが期待できる。シリーズ最終回は、ファシリテーション向上のためのヒントと考え方を、写真や事例を交え分かりやすく解説していく。
ファシリテーションにおいて文房具は侮れない。中でも、裏移りしない水性マーカーと入手しやすいA4の白紙は最強ツールだ。人は耳で聞くだけより、視覚でも認識すれば理解度が上がる。OARRを書いて貼っておいたり、問い掛けや例文をさっと書いて示したりと、使い勝手は抜群だ。板書にはホワイトボードが適しているが、模造紙でも代替できる。個々のアイデアを積み上げたり、グルーピングしたりするには付せんが重宝する。他にも、文字を隠さない透明なマグネットや机代わりにもなるクリップボードなど、ちょっとした気遣いを持って準備すれば、参加者はストレスなく会議に集中してくれるだろう。

スムーズな進行のためには、押さえておくべきポイントがある。話し合いの場には、コンテンツ(話された内容)とプロセス(話し合い方やその場で起こっていること)が同時に流れている。例えば、ロの字型で12名参加、アイデアは板書済みだが、2名の意見が対立して場が停滞したとき、ファシリテーターはどうすればいいか。不用意に踏み込めば、3人バトルとなり、他の人が蚊帳の外に置かれかねない。板書の読み上げで注意を引いても、方々で雑談が始まれば収拾がつかなくなる。こんな場合は、隣同士で話し合ってもらうなど、プロセスに注目して場面展開を図るのが良策だろう。ファシリテーターの仕事は、コンテンツに引きずられず、プロセスを手放さないことが肝要だ。まとめるのではなく、進展を促す立場に徹することが不可欠になる。

ファシリテーションは万能ではなく、無駄と思える会議が一変するマジックなどない。参加メンバーが、お互いの違いを多様な豊かさとして生かす意識や、発言し関わっていく中で課題を自分事として捉える主体性の発揮など、対話を育み共創や協働を促進する「参加型の場づくり技法」として積極的に活用することで、話し合いの成果は高められていく。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ファシリテーション向上のためのヒントと考え方
00: 00: 37 シリーズ一覧
00: 01: 07 この講座の求める成果
00: 01: 15 それぞれの役割
00: 01: 31 視聴の心得
00: 01: 50 セッション4 ファシリテーション向上のためのヒントと考え方
00: 01: 56 資料(1)
00: 02: 43 水性マーカーとA4の白紙(1)
00: 05: 11 マーカー
00: 05: 45 平芯マーカーの使い方
00: 08: 23 水性マーカーとA4の白紙(2)
00: 11: 25 紙を張り出すための道具
00: 15: 16 紙のバリエーション
00: 17: 24 クリップボード
00: 18: 32 付箋
00: 21: 51 付箋の活用方法
00: 25: 10 資料(2)
00: 26: 00 進めかたのヒント
00: 28: 02 資料(3)
00: 29: 15 【再掲】資料(1)
00: 29: 26 プロセスとコンテンツを理解する(1)
00: 29: 45 プロセスとコンテンツを理解する(2)
00: 29: 53 プロセスとコンテンツを理解する(3)
00: 30: 12 プロセスとコンテンツを理解する(4)
00: 31: 43 コンテンツとプロセスに関わるファシリテーターの対応(1)
00: 32: 19 コンテンツとプロセスに関わるファシリテーターの対応(2)
00: 32: 33 コンテンツとプロセスに関わるファシリテーターの対応(3)
00: 32: 44 コンテンツとプロセスに関わるファシリテーターの対応(4)
00: 36: 06 コンテンツにひきづられない プロセスを手放さない
00: 37: 16 ランクを自覚して役割に徹する
00: 40: 59 常にOARRに立ち戻る
00: 43: 06 振り返る
00: 45: 08 ファシリテーションは誰のものか
00: 50: 53 Be-Nature Schoolファシリテーション講座
講師紹介: 森 雅浩(もり まさひろ)


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  アシスタント:野中 美里

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