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話し合いの成果を高めるファシリテーション > 話し合いの成果を高めるファシリテーション 03

流れの中で使うファシリテーション


概要:
創造的な話し合いの流れは、第1に共有、第2に拡散、生みの苦しみである混沌を挟んで、第3に収束、第4に再び共有の各ステージに分けられる。高い成果を得るためには、最初に「何を」、「なぜ」、「どのように行うのか」を簡潔に説明することが肝要だ。時間管理も気を抜かず、全員が確認できる共通の時計を用意したり、延長が必要な場合は途中で合意を取ったりするなどの配慮が必要だろう。シリーズ第3回目は、4段階の会議の流れにおいて、それぞれに効果的なファシリテーションのスキルを解説していく。
インストラクションが終了したら、まず共有のステージ、チェックインに入る。いわゆるウオーミングアップだ。少人数の定例会なら、全員に一言ずつしゃべってもらうと、本題での発言がスムーズになる。初対面が多いケースでは、頭や体を使ってちょっとしたコミュニケーションが取れる工夫が欲しい。例えば隣同士で、必ず負けたい後出しじゃんけん。やってみると、後出し側は意外に苦戦し、意図せず笑いも起こってくる。

次の拡散は、参加者への問い掛けだ。アイデアを広げ可能性を探るためには、「べき論」や「Why」は無為なプレッシャーを与えるので慎みたい。答えやすい個人的な体験や実感を問うことで思考する意欲に火をつけよう。「Yes, and」の精神で相手の話を傾聴すれば、話し手は自分を受け止めてもらえたと感じるだろう。広く質問を投げ掛けたときに反応がないと、つい誰かを指名したくなるが、参加者の自発性を奪う行為だ。引いて待つだけではなく、時には強く出るのも一案だが、プルとプッシュは陰陽の関係にあることに留意したい。

収束の段階では、さまざまに広がった意見を一度文章化するとみんなが把握しやすい。簡便なフォームを提示して短く書いてもらう方が、キーワードの羅列より理解が深まるだろう。有力候補に絞り込んでいく際、自分の意見だけを支持することのないよう、複数回答での投票や拍手を求めることも大事なポイントだ。

最後に、再び共有ステージになる。どんな内容になってもこの時間は必ず確保したい。決定事項を5W1Hに沿って明確化すれば、やり残しも課題として整理できる。チェックアウトとして、それぞれに参加した感想を聞くことができれば、次につなげやすいだろう。参加者には時間を忘れて集中してほしいが、ファシリテーターはタイムマネジメントの責任者たることを肝に銘じた上で、さまざまなスキルの活用が望まれる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 流れの中で使うファシリテーション
00: 00: 37 シリーズ一覧
00: 00: 59 この講座の求める成果
00: 01: 11 それぞれの役割
00: 01: 37 視聴の心得
00: 02: 01 創造的な話し合いの流れを理解しよう
00: 02: 57 資料
00: 04: 05 0:全体を通じて
00: 04: 18 インストラクション
00: 08: 56 タイムキープ
00: 16: 41 1:共有のステージ
00: 16: 59 チェックイン
00: 20: 22 アイスブレイク(ウォーミングアップ)
00: 28: 35 2:拡散のステージ
00: 28: 45 問いかけ
00: 35: 40 問い ≠ 質問/問題(1)
00: 35: 56 問い ≠ 質問/問題(2)
00: 36: 03 問い ≠ 質問/問題(3)
00: 36: 57 問い ≠ 質問/問題(4)
00: 37: 04 問い ≠ 質問/問題(5)
00: 37: 10 問い ≠ 質問/問題(6)
00: 37: 36 傾聴
00: 42: 49 プルとプッシュ
00: 47: 50 3:収束のステージ
00: 48: 22 枠を示し文章化を促す
00: 51: 41 数を絞る
00: 54: 53 4:再び共有のステージ
00: 55: 01 現状を確認し、次につなげる
00: 59: 12 チェックアウト
講師紹介: 森 雅浩(もり まさひろ)


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  アシスタント:野中 美里

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