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デジタル変革時代のオープンイノベーション > デジタル変革時代のオープンイノベーション 04

リーダーに聞くDigital Disruptionへの備え方
ゲスト:Jeffrey Stout 氏(Executive Director Yanfeng Automotive Interiors)


概要:
<講義資料無し>

自動車業界は100年に1度の大変革期に来ており、CASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)という四つの技術の統合によって、自動車は多方面とつながる全く新しいモビリティシステムへ変わろうとしている。本講座では、内装事業のティア1(部品直接納入業者)であるヤンフェンのエグゼクティブディレクター、ジェフ・スタウト氏と対談し、今まさに起ころうとしているイノベーションや、同社の対策等を伺う。変革が自動車ビジネスにどのような関わりを持ってくるのか、リアルな現状を感じ取ってほしい。

自動車業界の大変革は5年から10年、遅くても20年以内に来るだろう。車はAIとつながりドライバーも不要、内装も一新されると予想され、企業は素早く変化に対応できる準備が求められる。ゼネラルモーターズは、将来に備え新しい技術者やデータ分析者を採用するためであろうか、いくつかの工場を閉鎖させた。ヤンフェンも2年前、新しい市場へ参入する入り口としての開発部署をつくり、研究予算も独立して組んだ。ジェフ氏は、車の概念が「個人所有」からシェアリング等の「モビリティサービス」へ移行し、顧客も変化することから、自動車保険会社やローン会社等、業界外にも影響が表れ、幅広い業種が変化に立ち向かうことになると言う。そこで重要なのが、スタートアップ企業とのオープンイノベーションだ。OEMと協業企業、サプライヤーが最速でビジネスを進める現状に、自社だけではスピードも技術も追いつかない。例えばテスラは電子機器企業と手を組み、最小限の装備で市場へ出荷。随時アップデートするのでモデルチェンジはない。テスラの「更新」という考え方が、業界のスピード対応を促進させていることも確かだ。 新技術に対する開発はどんどん標準化されており、上層部のいち早い方向性の決定が求められる。ヤンフェンも望む技術が見つかれば、トップたちの話し合いがすぐ持たれるとのことだ。たとえアイデアが外部であろうとも、膨大なイノベーションを重ねた結果、製品化したなら、自信を持って自社製品と言える。ただ、事業化を進めた技術が競合他社に奪われる危険もある。同社も約8割が順調に、2割はすり抜けていくと言うが、ビジネス上のリスクと捉え、それ以上のリターンを得ることができるという。今後成功する企業は、自社技術にグローバルエンジニアのアイデアを取り入れ、イノベーターと共に成長する姿勢のあるところだろう。リスクを過剰に警戒する日本企業だが、ヤンフェンの取り組みのようにスタートアップとの協業を積極的に進め、今後の大変革に備えることが、急務である。。
講師紹介: 諏訪 暁彦(すわ あきひこ)


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  アシスタント:長谷部 真奈見

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