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デジタル変革時代のオープンイノベーション > デジタル変革時代のオープンイノベーション 02

オープンイノベーションの実践方法と成功の鍵


概要:
新しいビジネスの手法として、オープンイノベーションを取り入れる企業が多くなってきた。第1回では一般的な概要やよくある誤解について述べたが、引き続き本講義で、具体的にどのように実践し、成功に結びつけるのかを紹介する。スタート時に陥りがちな失敗例として、実践する前にあれこれ論議しすぎる、方針が決まらないうちからスタートアップイベントに参加する等、無駄な投資や時間的ロスを招く恐れがあることを注意点とし、始め方の基本から最初のトライアル、成功パターンへと、順を追って解説する。
オープンイノベーションを行う際、最初に自社の成長戦略にどう役立てるかをしっかり議論し、目当てに向けた目標を決めてから幾つかのトライアルを実践する。ポイントは、目標設定をする中で実現可能な有望テーマや協業先特定の件数を出し、2年を目安に活動すること。その際、組織に合った方法を見つけるため、「課題解決型」「アイデア発掘型」として、困りごとの解決策を集めるための課題の具体化、開発パートナーを特定、専門家コミュニティーの中からアイデアを収集、時にはスタートアップを囲い込む等の行動が有効だ。

ナインシグマが手掛けた経験から、顧客が優先的に実施したいテーマを設定できるかが鍵になるが、トライアルの段階では成功体験がまだないので、テーマ創出のための「風土づくり」が肝要となる。まず推進チームの体制は、少数精鋭で意思決定を早くすること。方針を策定したら経営陣に伝え、活動しやすいようツールを整備し、マネジャーや担当各所に啓蒙活動を行う。次に予算では、まだ見ぬ協業先への予算配分のために見送られがちであり、柔軟な方法での予算確保がポイントとなる。また、動き方として、テーマのレビュー(審査)内容を、日常から質問形式でつくっておくことが重要となる。

「問題解決型」の具体的実践方法は、技術ニーズを書き出し、実現したいことを明らかにすること。技術ニーズは抽象的になりやすいが、例えば「のどごしのいいビールをつくる」に対して、心地よさとのどごしの関係を理解し、のどの感覚を定量化させる等、ニーズの範囲を広く考えると問題解決の可能性が広がる。また、開発したい技術の規模や期間によって、それぞれ国内、海外のネットワークを活用する。「アイデア発掘型」の実践で特に検討すべきは、アイデアを出してもらうための条件だ。金銭的対価をはじめ、転職・就職等の社会的認知の提供が効果的といえる。オープンイノベーションは新しい領域でのコラボなので、協業先、自社内ともどれだけ本気度を見せられるかが勝負となるだろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 オープンイノベーションの実践方法と成功の鍵
00: 00: 39 各回の紹介
00: 01: 15 前回のおさらいと今回の内容
00: 01: 26 よくある失敗例(最初からすべきでは無いこと)
00: 04: 50 オープンイノベーションの始め方の基本
00: 06: 04 オープンイノベーションの最初のトライアル
00: 08: 22 最初のトライアル:課題解決型オープンイノベーション
00: 09: 39 最初のトライアル:アイデア発掘型オープンイノベーション
00: 12: 53 世界5000件、国内1200件のプロジェクトを通して見えてきたオープン・イノベーション・プロジェクトの…
00: 15: 35 インパクトが大きく優先度が高いテーマでオープン・イノベーションの実践する上での…
00: 16: 16 ①オープン・イノベーション推進チームの体制と役割
00: 26: 31 参考:先進企業のオープンイノベーションの推進体制と役割
00: 29: 23 ②オープンイノベーション活動予算:先進企業例
00: 32: 30 ③テーマレビュー方法の変更 オープンイノベーションのPower Questions
00: 37: 08 成功率を高める具体的な実践方法 課題解決型オープンイノベーション
00: 41: 48 技術ニーズの書きだし:質問例
00: 43: 07 技術ニーズの構造化・置き換え:クイックレビュー事例
00: 48: 26 働きかけ:ネットワークを持っている組織の活用事例
00: 50: 10 成功率を高める具体的な実践方法 アイデア発掘型オープンイノベーション
00: 58: 15 働きかけ:ネットワークを持っている組織の活用事例
講師紹介: 諏訪 暁彦(すわ あきひこ)


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  アシスタント:長谷部 真奈見

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