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50代からの学び方・稼ぎ方 > 50代からの学び方・稼ぎ方 03

副業を始める


概要:
働き方改革に関連して近年注目される副業は、75歳まで楽しく働くための次なるキャリアの予行演習と捉えたい。まずは自身のスキルを棚卸しし、現在の仕事あるいは企業文化とは異なる「越境的学習」を心掛けることで自己ブランディングの最大化を目指したい。一つの大企業内にずっといるだけでは学べないような能力を身に付けたり、新たな発見が得られたりする。とりわけ意識したいのは、最初は新人に戻ったつもりで謙虚に学ぶこと。その後にキャリアの再構築ができれば、社会全体での新たな適材適所が実現するであろう。
「労働60年時代」とも指摘される昨今、シニア世代にとって、会社の方で自分に何かをしてくれるとか、どこか第2の職場を探してくれるとか、何かに委ねる時代は終わり、キャリア自立が求められている。働く人生の後半で輝くには戦略が必要だ。その際のキーワードはCAN・WILL・MUST。できること・したいこと・すべきことを意味するが、企業側から見ると、本人への期待値・本人の意志・本人が持つ限定状況となり、双方で一致して初めて、自分自身の価値である自己ブランディングの最大化が可能になる。

中でもCANが重要で、子どものころ得意だったことを思い起こしてみて、これまでの職業人生で培ったスキルと比べたり、組み合わせたりすることで新たな気付きがあるかもしれない。夢あって教員免許を取っていたテレビ局プロデューサーが大学進路指導員に転身して充実時間をすごしている実例もある。

副業は現在の延長線上のみで考えず、自身の可能性を好奇心も加えて幅広く捉える「越境的学習」がお勧めだ。ある時点で忘れ去ってしまった青臭い理想論=ミッション・ドリブン力こそが重要な組織もあろう。ばらばらな個性をまとめるスキル、危機的状況から何とか復元していくスタビリティー能力も磨かれるかもしれない。いずれもCANの拡大につながる。

出発点はボランティアでも構わないが、極めて重要なのは、どんな職場でも「新参者」である謙虚さを忘れないこと。新人から経験を積み重ねた自身の会社人生を思い出してほしい。「型」をまねすることから入っていったはずだ。その過程を経ることで自身の立ち位置が取れる。強みを生かせるようになれば本物で、社外知や社外人脈も充実してこよう。ただ、キャリア構成を数年に凝縮していく努力はもちろん必要だろう。副業への挑戦を通じ、どこへでも持ち歩ける「ポータブルスキル」を身に付けたシニア世代が増えれば、社会的要請と個人の要請をマッチングさせる「社会的適材適所」が実現する。社会と個人のWin-Win関係は大いなる価値社会となろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 副業を始める
00: 02: 15 誰かとかなにかとかどこかに身を委ねる生き方の危険性(2)
00: 04: 00 75歳まで楽しくはたらく
00: 04: 39 <幸福な人生に必要な4つの要素>
00: 06: 07 第一歩は、自分のキャリアに対するリーダーシップの発揮。
00: 07: 33 自分から見て、、、
00: 12: 27 企業側から見て、、、
00: 13: 38 自己ブランディング
00: 17: 10 <Will,Must,Canの理想論>
00: 17: 18 <実際のWill,Must,Can>
00: 17: 50 キャリアのデザインプロセス
00: 21: 51 <CANの組み合わせから見た可能性>(2)
00: 26: 26 次なるキャリアの予行演習
00: 32: 59 越境的学習で得られる能力
00: 41: 31 本人が自らの可能性を信じ、継続的な努力と成長 周囲が期待する。
00: 43: 24 幸せなキャリアデザインとは、組織の中で適切な立ち位置を取るということ(1)
00: 48: 09 幸せなキャリアデザインとは、組織の中で適切な立ち位置を取るということ(2)
00: 48: 37 越境的学習に成功するコツ
00: 54: 20 越境的学習と本業の関係
00: 56: 04 キャリアのフェードイン、フェードアウト(2)
00: 58: 30 偶然を活かしてチャンスをつかむために大切なこと
00: 58: 42 社会と個人のWin-Win
講師紹介: 野田 稔(のだ みのる)
明治大学専門職大学院
グローバル・ビジネス研究科 教授

1957年東京都生まれ
一橋大学大学院商学研究科修士課程修了
野村総合研究所、リクルート新規事業担当フェロー、
多摩大学経営情報学部教授などを経て、2008年より現職。

専門は組織論、組織開発論、人事・人材育成論、経営戦略論、ミーティングマネジメント。
学生の指導に当たる一方、企業に向けて組織・人事領域を中心に、幅広いテーマで実践的なコンサルティング活動や講演活動を行う。ニュース番組のキャスターやコメンテーターなどメディア出演も多数。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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