林氏は、大学在学中にウェブの研究・開発を行い。リクルートでR25とモバイルASPサービスMO-ONの事業立ち上げの経験を経て、2004年にマーケティングを主事業とするスターマーク株式会社を設立。以降、香港・シンガポール・ベトナムに現地法人を設立し、日本と日本の伝統文化への貢献、世界と日本の調和の実現を目指し、各国で活動している。
スターマークは、2010年より通販事業に参入し通販サイト「老舗通販.net」を立ち上げ、2012年より東南アジアでの日系マーケティング支援、貿易事業に参入。2015年よりベトナムにて、通販事業、飲食事業、インバウンド支援、小売事業に参入した。老舗通販.netでは47都道府県の老舗を紹介しており、商品数は5000点以上、ブランド数は50を超える。また継続して売れる仕組みを構築し、販売店やカフェでメニュー化して販売、日本食店や現地コンビニ・スーパー向けの卸も行っている。文化は侵略ではなく調和が重要で、土足で相手の国に入って行って押し付けるのではなく、時間をかけて徐々に文化を受け入れてもらえてもらえるように心がけているという。
ベトナムに着目したのは、マーケティング支援をするなかで、香港、シンガポール、ベトナムを比べて、ベトナムは参入する余地があり、香港とシンガポールの様にベトナムも発展することを体験から実感を持てたという。ベトナムは自由なシンガポールと異なり、規制や法改正により、お金をかけても参入できるものではなく、時間をかけてライセンスを取得したことが参入障壁となった。
文化は侵略ではなく調和が重要で、全く知らない文化はなかなか受け入れてもらえないが、土足で相手の国に入って行って押し付けるのではなく、時間をかけて徐々に文化を受け入れてもらえてもらえるように心がけているという。最後に林氏にとっての構想力とは「志×知識×気合」やりたいと思ったら、やりぬく力は意思次第だと熱く語った。