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ブロックチェーンのビジネスインパクト > ブロックチェーンのビジネスインパクト 05

ブロックチェーン ビジネス事例(2):電力への応用
ゲスト:阿部力也氏(デジタルグリッド株式会社 代表取締役会長)


概要:
ブロックチェーンの電力への応用事例を解説する。ゲストはデジタルグリッド会長の阿部力也氏。電力融通システムは通信技術と異なってアナログ部分が残る。太陽光を筆頭に分散型電力が増えてきている中、どのように需要と供給を一致させるかが重要だ。もともと分散型証明システムであるブロックチェーンと親和性が高いところに氏は着目、電力識別用にエッジコンピューティング(DGC)を開発してAIと組み合わせ、発電源と消費先を証明することで、取引プラットフォームを構築し、太陽光電力の効率供給を目指す
阿部氏は1977年、東京大学工学部電子工学科卒業後、電源開発株式会社(現J-POWER)入社。100万kW級火力発電所建設、発電所の保守、海外コンサルタント、米国電力研究所駐在等を経て、マイクロタービン導入ベンチャーの立ち上げや、蓄電池およびインバーター研究開発に従事。2001年、九州大学博士(工学)取得、2008年より東京大学工学研究科特任教授。2009年にデジタルグリッドを考案、社団夫人や株式会社を設立してルーターやコントローラーの開発を推進。2017年に東京大学を退官、デジタルグリッド株式会社設立。

2018年9月6日に北海道胆振東部地震が発生した際、本州と北海道を結ぶ「北本連係線」からの緊急融通はいったん稼働したものの結局、需要と供給を同期させて周波数を一定に保てず、全道連鎖停電を引き起こしてしまった。阿部氏は、デジタルグリッド技術を活用して地区を細かく区分けした上で電力識別と電力融通サービスを提供すると同時に、非常時の停電回避も目指す。電力識別とは、どんな電力で、いつ、どこから、どこに、どれだけかを明確にすること。電力融通とは、識別データを記録しながら、送り手と受け手で電力をリアルタイムに取引・決済することだ。「グリッド」とは「細かいつぶつぶ」の意。AIと連動して電力の同時同量を市場で達成する制御ロボット、エッジコンピューティング(DGC)を開発してブロックチェーン上で識別させる仕組みだ。

また、参入事業者の拡大に伴い、トークンで与信管理を行うことで不正や二重払い等を防止、トークンエコノミーを広げ、キャッシュレス化も実現するようなプラットフォームが構築できる。さらに太陽光発電のエコシステムを整える「エネルギー本位」の仕組みづくりになればいいと阿部氏は構想する。現在の電力市場15兆円は大きく伸びる可能性があるとも予測、太古から変わらず降り注ぐ太陽光がもたらす無限エネルギーがもっと活用されていいと氏は強調する。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ブロックチェーン ビジネス事例(2):電力への応用
00: 00: 44 ブロックチェーンのビジネスインパクト シリーズ一覧
00: 01: 56 ブロックチェーンのビジネスインパクト ゲストプロフィール
00: 05: 53 通信のデジタル化によるビッグバン
00: 07: 15 電力は今だにアナログの世界
00: 11: 31 会社概要とミッション
00: 12: 32 DG社への出資済企業
00: 13: 39 再エネ中心エネルギーシステムは全員参加型のエコシステムに!
00: 19: 06 再生可能エネルギー時代の到来(1)
00: 20: 20 再生可能エネルギー時代の到来(2)
00: 21: 09 通常の電力系統
00: 25: 38 北海道は道単独で需給バランスをとっている(1)
00: 25: 48 北海道は道単独で需給バランスをとっている(2)
00: 25: 58 北海道は道単独で需給バランスをとっている(3)
00: 26: 04 北海道は道単独で需給バランスをとっている(4)
00: 26: 14 北海道は道単独で需給バランスをとっている(5)
00: 26: 26 北海道は道単独で需給バランスをとっている(6)
00: 26: 32 北海道は道単独で需給バランスをとっている(7)
00: 26: 38 資料
00: 28: 23 再エネもきっかけに!その変動を地域内で抑制
00: 30: 47 物理的な需給バランスを取ったセルグリッドへの転換が必要(1)
00: 30: 52 物理的な需給バランスを取ったセルグリッドへの転換が必要(2)
00: 31: 09 大きく考え、小さくスタート(非同期連系装置:10kW DGR)
00: 31: 23 環境省委託事業:(H29-31)再エネ導入を加速する・・・
00: 32: 12 自立可能なセルグリッド(環境省公募事業)
00: 32: 47 再生可能エネルギー時代の到来(3)
00: 33: 24 電力を識別してリアルタイムに取引/決済
00: 34: 35 電力識別にエッジコンピューティング(DGC)
00: 36: 42 DGCとDGRにより「電力識別」と「電力融通」サービスを実現
00: 38: 47 DGC&DGPにおける入札概要
00: 41: 01 再生可能エネルギー時代の到来(4)
00: 44: 02 再エネ自己消費価値の融通
00: 49: 25 自家消費再エネ価値取引プラットフォームによる価値移転
00: 49: 43 再エネCO2削減価値のライフサイクルイメージ(案)
00: 50: 02 ブロックチェーン技術の特徴の分散認証を活用
00: 51: 12 再生可能エネルギー中心時代に向けた準備を進める
講師紹介: 高木 聡一郎(たかぎ そういちろう)


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  アシスタント:田中 有明

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