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超ソロ社会・ニッポンの未来 > 超ソロ社会・ニッポンの未来 04

コミュニティ・マーケティングの事例
ゲスト:井手直行氏(株式会社ヤッホーブルーイング 代表取締役社長)


概要:
講師指示により配布資料と映像とは異なる

ヤッホーブルーイングは、全国200社以上あるクラフトビールメーカーの中で、現在、シェアトップを走っている。ゲストの井手直行氏は2008年から現職に就き、主力商品のビール「よなよなエール」を中心に、ファンイベントの場「よなよなエールの超宴」を現在進行形で開催。本講座で、超宴を企画したいきさつや顧客との関係性、マーケティングへの具体的な活用法を伺う。買い手と売り手のホットなつながりは、ソロ社会におけるコミュニティ・マーケティングの実践的な在り方として、今後参考にすべき姿となるだろう。

1990年代後半、一時期活況だった地ビールブームが去り、ヤッホーブルーイングは倒産危機に陥っていた。1997年、営業職で入社した井手氏は、「よなよなエール」1本で楽天市場へ出店。少ない予算で打った戦略は、商品を擬人化させ、寸劇仕立てでPRすることだった。以降、発売した缶ビールを、「インドの青鬼」「水曜日のネコ」と擬人化し、親しみやすさと温かみのある雰囲気からSNS上のファンコメントも次第に増えていった。彼らの気持ちをもっと知るためにインタビューを行い、上がった声を元に2010年、最初のファンイベントを約40名集めて開催。2017年秋には東京の神宮軟式球貸し切りで4千人規模の「よなよなエール超宴」となり、JALの協力も得ながら大いに盛り上がった。ポイントは社員総出でおもてなしをすることだと、井手氏は言う。企画立案、運営全てを社員が進め、現場ではファンと一緒に楽しむ。彼らは、会社の取り組みに賛同したり商品のファンだったりと、事前に価値観の共有があるので、ソロ参加や初対面であっても、すぐにつながることができ、会場内では自然とコミュニティーが形成されていった。

「超宴」は会社や地域等、従来のコミュニティーとは在り方が違っている。所属も枠もなく、商売の損得勘定もない。これからは枠の外で個と個がいつでも接続できる状態がソロ社会での姿だと、講師は分析する。マーケティングも未完成で提供した方が顧客の思い入れが育ち、一緒に完成させていく達成感が得られるという。例えば「超宴」時にトイレの数不足で大混乱を招いたが、ファンがすぐに近所の空トイレを調査、誘導し、その場を乗り切ることができた。井手氏は、イベント自体は大赤字だが、ファン、社員、取引先も巻き込みながら続けていくことが、将来的な売上につながると断言する。講師は、日本が誇るコミュニティ・マーケティングの新たな化学反応に注目したいと総評を述べた。詳しくは井手氏の著書『ぷしゅ よなよなエールがお世話になります』を参考にされたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 コミュニティ・マーケティングの事例
00: 01: 02 井手 直行(いで なおゆき)
00: 04: 39 資料(1)
00: 04: 46 資料(2)
00: 04: 50 資料(3)
00: 37: 08 これまで=所属するコミュニティ
00: 37: 13 これまで=所属するコミュニティ これから=接続するコミュニティ
00: 49: 25 100万人に1個売る 1万人に100回買ってもらう
講師紹介: 荒川 和久()


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  アシスタント:田原 彩香

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