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企業と心理学 > 企業と心理学 07

コミュニケーションと心理学


概要:
日本人の言語能力は世界的に見て高いはずだが、近年低下傾向にあり、対人関係の構築にも少なからず影響を与えているようだ。理由の一つは、ちゃんと人の話を聞きなさいと子どものころから言われ続ける一方で、自分の思いや考えを伝える訓練の機会が設けられていないことだろう。シリーズ第7回目は、数あるコミュニケーション論に心理学の考え方を絡めることで、よりコミュニケーションが面白く効果的になる、実践的なノウハウを解説していく。
コミュニケーション能力とは、自分以外の人に物事や概念などを言語化するスキルだ。事象を正確に伝達する力、自身の思いを伝える力、相手を受容し理解する力、会話を通じて関係を深化させる力が必要とされる。それぞれをビジネスシーンに落とし込めば、報告、プレゼン、面談、雑談でリラックスだ。留意すれば日々の業務はさらに円滑に進むだろう。

人に何かを伝える際、暗黙知の感情や直感なのか、形式知の論理や観察か、自分が言おうとしていることはどれに相当するかを意識すると伝えやすくなる。講師の川上氏は、問い掛け(Question)、意外な結論(Unexpected Point)、事例(Example)、論理的な理由(Logical Reason)、実用的な結論(Practical Point)の順で行う「Q UP E LR PP」プレゼン法を推奨する。まず、おや、何だと相手を引き付たうえで、話を聞いてもらい、納得を促す。言葉以外のメッセージも疎かにできない。声や話し方のみならず、態度や表情も雄弁だ。とりわけ声の質は話の中身より重要で、聞きやすいと人は好意的に捉えがちになる。気持ちの伝え方は、きちんと戦略を立て準備することで大きな成果を得ることができる。

そうはいっても、人との交流は誤解が生まれやすい。伝え手は伝えたいことを自己流に記号化し、受け手は受信した記号を独自に解釈してしまうからだ。聞くときは自分の意見を挟まず、相手が伝えたいことが伝わったかどうか、受容と理解に徹することで食い違いが減らせるだろう。ちょっとしたトークもあなどれない。会話のポイントを明確に共有することで、相手との距離は一気に縮められる。鉄板ネタを振ったり、ユーモアを入れたりすることが難しいなら、何事もポジティブに反応しよう。生まれながらにして対人能力にたけた人はいない。場数を踏めば状況対応力はおのずと付いてくる。コミュニケーションの基本は、相手に対して常に誠実でフェアな態度を心掛けることだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 コミュニケーションと心理学
00: 00: 43 企業と心理学 #7「コミュニケーションと心理学」
00: 01: 42 コミュニケーション能力とは(1)
00: 03: 29 コミュニケーション能力とは(2)
00: 03: 41 コミュニケーション能力とは(3)
00: 05: 21 コミュニケーション能力とは(4)
00: 07: 21 日本人の言語能力は?(1)
00: 07: 28 日本人の言語能力は?(2)
00: 10: 20 日本人の言語能力は?(3)
00: 11: 43 日本人の言語能力は?(4)
00: 14: 06 アナウンサーに求められるコミュニケーションの種類(1)
00: 14: 51 アナウンサーに求められるコミュニケーションの種類(2)
00: 14: 54 アナウンサーに求められるコミュニケーションの種類(3)
00: 14: 59 アナウンサーに求められるコミュニケーションの種類(4)
00: 15: 02 アナウンサーに求められるコミュニケーションの種類(5)
00: 21: 13 事象を言語に置き換える~暗黙知と形式知~(1)
00: 21: 17 事象を言語に置き換える~暗黙知と形式知~(2)
00: 21: 27 事象を言語に置き換える~暗黙知と形式知~(3)
00: 25: 37 「雪」を表現する言葉の種類(1)
00: 25: 45 「雪」を表現する言葉の種類(2)
00: 25: 48 「雪」を表現する言葉の種類(3)
00: 25: 55 「雪」を表現する言葉の種類(4)
00: 26: 14 「雪」を表現する言葉の種類(5)
00: 26: 30 「雪」を表現する言葉の種類(6)
00: 28: 02 感性とは(1)
00: 28: 17 感性とは(2)
00: 37: 25 伝える力 ~PREP法~(1)
00: 37: 31 伝える力 ~PREP法~(2)
00: 37: 39 伝える力 ~PREP法~(3)
00: 37: 47 伝える力 ~PREP法~(4)
00: 37: 57 伝える力 ~PREP法~(5)
00: 38: 55 プレゼンテーション力 ~QUPELP法~(1)
00: 39: 02 プレゼンテーション力 ~QUPELP法~(2)
00: 40: 18 プレゼンテーション力 ~QUPELP法~(3)
00: 42: 01 プレゼンテーション力 ~QUPELP法~(4)
00: 43: 03 プレゼンテーション力 ~QUPELP法~(5)
00: 44: 06 プレゼンテーション力 ~QUPELP法~(6)
00: 44: 59 言葉以外のメッセージ(1)
00: 45: 00 言葉以外のメッセージ(2)
00: 45: 01 言葉以外のメッセージ(3)
00: 45: 02 言葉以外のメッセージ(4)
00: 45: 23 言葉以外のメッセージ(5)
00: 45: 54 言葉以外のメッセージ(6)
00: 45: 56 言葉以外のメッセージ(7)
00: 45: 57 言葉以外のメッセージ(8)
00: 49: 44 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(1)
00: 49: 50 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(2)
00: 50: 02 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(3)
00: 50: 04 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(4)
00: 50: 09 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(5)
00: 50: 54 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(6)
00: 51: 16 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(7)
00: 51: 26 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(8)
00: 51: 40 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(9)
00: 52: 08 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(10)
00: 52: 23 相手を理解する力~受容的コミュニケーション~(11)
00: 55: 12 トーク力(1)
00: 55: 21 トーク力(2)
00: 55: 58 トーク力(3)
00: 56: 36 トーク力(4)
00: 57: 43 まとめ(1)
00: 58: 15 まとめ(2)
00: 58: 47 まとめ(3)
講師紹介: 川上 真史(かわかみ しんじ)
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 グローバル経営学科 専任教授 同 大学院 経営学研究科 教授 Bond大学大学院 非常勤准教授 株式会社タイムズコア代表 明治大学大学院兼任講師 株式会社ヒュ-マネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループ、タワーズワトソン ディレクター、株式会社ヒューマネージ 顧問など経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。

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  アシスタント:谷口 菜月

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