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4時間で基礎がわかる会計講座 > 4時間で基礎がわかる会計講座 05

バランスシート/損益計算書ケーススタディ
~数字から会社の経営を読む~


概要:
会計は、最初から細かい知識を得ようとして勉強を始めると失敗しやすいため、全体を大きく理解することが重要である。本番組では、実際に企業の決算書資料を用い、どのような点に注目して見ていけばよいか、数字から何が読み取れるか等について解説する。損益計算書では業態による利益率の違いを読み解く。決算書はフォーマットを覚えるだけでなく、数字の比率を経営状況と併せて見ていくことで実感を持って理解が深まる。番組内では、バランスシートを見て会社名を当てるクイズも出題されるので必見だ。
バランスシートは、左側が資産の部、右側は負債の部と純資産の部で構成され、「資産=負債+純資産」で左側と右側が必ず等しくなる。純資産には株主出資と利益剰余金があり、自己資産に当たる。全体に占める負債が何%あるかで自己資本比率が決まる。負債には流動負債(短期的な借金)と固定負債(長期的な借金)、資産にも流動資産(お金)と固定資産(物)がある。

バランスシートを読むときは大きな数字に着目することが大切だ。株式会社オリエンタルランドのバランスシートを見ると、負債が21%、株主出資が21%、剰余金が58%となっており、自己資本が約8割で利益率が非常に高い筋肉質な経営だと評価できる。資産に占める最も大きな数字は「建物及び構築物」であり、調達した資金や利益を建造物に投資していることが分かる。「機械装置」も大きいが、減価償却が終わりつつあり、そろそろ新しく次の機械を投入されそうだと読める。次に大きな数字は「現金及び預金」で、入園料や物販等、集客による収入が大きいことを示す。「受取手形及び売掛金」の割合が小さいのは、付設ホテルや商業施設でも個人客が多く、クレジット払いにしても売掛金としては1カ月程度の遅れで済み、同社がB to C(企業と一般消費者の取引)であることを裏付けている。

損益計算書(P/L)は、収益から費用を差し引いた利益を見るもの。内訳としては、売上高から売上原価を引いた売上総利益(粗利)、売上総利益から販売費および一般管理費を引いた営業利益(本業による利益)、営業利益から営業外収益や費用を差し引きした経常利益、経常利益から特別損益を差し引いた税引前当期純利益、税引前当期純利益から法人税・住民税および事業税を引いたのが当期純利益となる。売上高が高くても原価が高ければ利益は少なくなる。売上総利益は人件費も含まれるため、従業員に給料として還元されているか等、付加価値に比例する。営業利益は本業のもうけを表す。経営分析には売上総利益と営業利益がしっかり出ているか、割合を見ることがポイントとなる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 バランスシート/損益計算書ケーススタディ~数字から会社の経営を読む~
00: 00: 40 第5回 バランスシート/損益計算書ケーススタディ~数字から会社の経営を読む~
00: 01: 23 確認しよう -決算書の体系-
00: 02: 15 本日の絵画
00: 06: 44 資料
00: 08: 29 バランスシート復習① -オリエンタルランドのB/Sを読む-
00: 10: 24 【再掲】資料
00: 13: 43 Quiz:この会社はどこでしょう?
00: 15: 27 バランスシート復習② -この会社はどこ?-
00: 18: 02 【再掲】資料
00: 18: 07 【再掲】Quiz:この会社はどこでしょう?
00: 19: 31 損益計算書 vs キャッシュフロー
00: 20: 02 損益計算書(P/L)のフォーム
00: 22: 08 各社の利益を読む(1)
00: 24: 52 各社の利益を読む(2)
00: 25: 53 各社の利益を読む(3)
00: 26: 02 各社の利益を読む(4)
00: 26: 42 各社の利益を読む(5)
00: 26: 52 各社の利益を読む(6)
00: 27: 01 各社の利益を読む(7)
00: 27: 25 各社の利益を読む(8)
00: 28: 06 各社の利益を読む(9)
00: 29: 12 まとめ
講師紹介: 田中 靖浩(たなか やすひろ)
田中公認会計士事務所所長、東京都立産業技術大学院大学客員教授。 1963年生まれ、三重県四日市市出身、早稲田大学商学部卒業。 外資系コンサルティング会社などを経て独立。
経営コンサルティング、会計セミナーといった堅めの仕事(A-side)から、 落語家・講談師との公演など柔らかい仕事(B-side)まで幅広く活動中。 経営・会計の基本から最新動向を真面目にポップに、ときには笑いを交え変幻自在に解説する。 書籍執筆、新聞・雑誌連載、ラジオ・テレビ出演など多数。

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  アシスタント:坂本 安代

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