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【HD】ITライブ > ITライブ 257

ホワイト・ボックス革命
ゲスト:森川誠一氏(株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン CTO)


概要:
近年、インターネットのインフラ構造の中心が、NTTやAT&Tといった情報通信プロバイダから、グーグルやアップルといったデータセンターを持つネットサービス企業に移行してきた。それにともないコンピュータ関連機器の内容が、組み合わせ自由なようにオープン化してきている。技術的にもビジネス的にも大きな変革をもたらすいわゆる「ホワイト・ボックス」化の概要を株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン CTOの森川誠一氏に聞く。
電力や放送、ホームオートメーションなどでも起きているディスアグリケーションの波は、通信機器にも起きている。それまで専用機器が中心だった通信機器は、欲しいパーツを自由に選択し、横断的な管理をしたいというニーズに応えて、ホワイト・ボックス化してきている。サーバー市場では、ODMダイレクトの動きが増加しており、ネットワーク機器のハードウェアとソフトウェアの分離が進んでいる。

ただし、ディスアグリゲーションが機能するためには、適切な境界と分離したコンポーネントを再統合するインテグレータの存在が必要不可欠である。各コンポーネントメーカーは相互接続を考慮はするが保証はしないので、システムインテグレータが標準化仕様の主導権を持ち、再統合の責任を負わなければならない。 近年、アマゾン、グーグル、フェイスブック、マイクロソフトといったクラウド事業者は、通信関連分野に年間2兆円近い投資を行っている。自社だけに使い勝手のいい機器を開発することが可能な投資額であり、標準仕様を考慮することがない。そのためIEEEなどのような標準化規格に囚われないで設計するMSA(マルチ・リソース・アグリメント)の存在感が増している。

技術的にも短距離DCIは伝送装置を必要としない。特に携帯電話の5Gにおいては、イーサネットの技術に近づいてきている。 技術の進展が早いので、人を教育する速度が追い付かない。そこで、いまは機器ベンダーからユーザー企業に移動した人が仕様を策定している。しかし、実際には人の確保や教育が難しい。 日本においては、エンドユーザーはまだ自らシステムインテグレートする規模には達していない。ユーザー側は、リスク低減のためにも、独立系のシステムインテグレータを必要としている。そこで、既存のネットワーク機器ベンダーがシステムインテグレータにトランスフォームしていくことがいいだろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ホワイト・ボックス革命 ゲスト:森川誠一氏
00: 05: 00 プロフィール
00: 06: 54 WaveSplitter Technology(1)
00: 08: 43 WaveSplitter Technology(2)
00: 09: 12 資料
00: 12: 28 ディスアグリゲーションの波
00: 16: 16 通信機器のディスアグリゲーション
00: 18: 18 サーバー市場でのODMダイレクト
00: 20: 18 ホワイトボックススイッチの登場
00: 22: 04 境界と再統合あっての
00: 26: 08 クラウド事業者の投資規模
00: 26: 47 国内企業設備投資TOP10(2017年度)
00: 28: 14 事業規模によるコスト構造の違い
00: 32: 03 ハイパースケーラー主導の開発
00: 33: 23 OPTICSの相対コストの上昇
00: 36: 05 IEEE vs MSA 100G(QSFP28)
00: 39: 11 MSAを支える技術背景
00: 40: 30 Unit数ではCWDM4が主役
00: 43: 54 これからはテレコが変革
00: 44: 49 短距離DCIは伝送装置レス
00: 46: 00 5Gのシステム構成
00: 48: 36 課題
00: 49: 43 仕様の主導権と人材の移動
00: 53: 27 独立SIビジネスの難しさ
00: 54: 34 日本型の導入モデル
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:谷口 菜月

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