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【HD】ITライブ > ITライブ 256

デジタル時代の新しい保険
ゲスト:楢﨑浩一氏(SOMPOホールディングス株式会社 常務執行役員 グループCDO)


概要:
デジタル時代の変革化が激しくなるにつれてあらゆる分野の不確実性が高まっている。デジタル技術の進展はすべての業界を破壊的に変革しようとしており、企業側も発想の転換が必要になる。保険業界も凄まじい勢いでデジタル化の波にさらわれており、変化に対応することが不可欠である。今回は、SOMPOホールディングス株式会社楢﨑浩一常務執行役員をゲストに招き、デジタル時代に向けた新しい保険会社の取り組みについて聞く
SOMPOホールディングスは、損保ジャパン日本興亜を主力に、国内外の保険引受事業などを展開する企業グループである。国内損保、国内生保、海外保険、および介護・ヘルスケア事業を手掛けており、連結経常収益は約3兆4000億円、総資産は12兆円である。 SONPOホールディングスの収益の約半分を稼ぐのが、国内損保事業である。国内損保事業の市場トレンドは、2010年から年2016年まで平均2.9%の成長をみせてきたが、これからは右肩下がりに推移することが予測されている。 特に損保の中心であった自動車分野での縮小が大きい。自動車は、コネクト化、自律走行化、共有化、電動化という大きな変化が見込まれているため、保険はドライバーの責任からメーカーの責任にシフトしていき、全体の規模も縮小していく。

火災保険分野では、保険会社とコネクテッドホームデバイス企業との提携が進み、IoT、データ解析によりセンシング・予測技術が向上するため、保険市場の規模は縮小すると考えられる。 生命・医療保険分野でも、ウェラブルの進化や疾病予測精度向上により、保険市場の規模縮小が考えられる。 このように全ての分野で保険市場の規模が縮小してくと考えられる状況であるが、楢崎浩一常務執行役員は、既存ビジネスのデジタルシフトを進めながら、デジタルを生かした新規事業の創出をしていこうと考えている。 そのため、東京、シリコンバレー、イスラエルにデジタルベンチャー室を設置した。あるいは「SOMPO D-STUDIO」では社内外のアイデアを広く集め、具体化する試みを始めている。

2017年にトライアルや実証実験に及んだ件数は42件あり、実サービス化した件数は10件である。その中には、IoTデバイスを利用した健康増進型保険や、自動車保険の安全運転割引などがある。 このように保険会社は今までのように事後の保証から、事前の予防にシフトしようとしている。いわば「保険が必要ない世界」を実現しようとしているのである。デジタル化だけではなく他業種との連携も必要な、まさに新たなビジネスへの取り組みを行っているといえる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 デジタル時代の新しい保険
00: 04: 12 楢崎浩一 プロフィール
00: 05: 18 SOMPOホールディングスの概要
00: 07: 47 グループCDOの役割・機能
00: 10: 20 国内損害保険事業の市場トレンド
00: 12: 08 国内生命保険事業の市場トレンド
00: 16: 09 競争環境の変化
00: 20: 38 デジタル化が保険のプライシングに与える影響
00: 26: 00 自動車保険分野でのディスラプション
00: 26: 32 保険業界を取り巻くデジタルディスラプション
00: 27: 37 火災保険分野でのディスラプション
00: 30: 00 生命・医療保険分野でのディスラプション
00: 31: 12 保険業界を取り巻くデジタルディスラプション
00: 33: 46 保険業界を取り巻くデジタルディスラプション
00: 35: 13 保険が必要ない世界の実現
00: 38: 13 デジタル戦略の推進体制を強化
00: 40: 42 人とデータを起点とし、3ファクターを備える事業創出の場
00: 42: 47 3領域+1でイノベーションを創り出す
00: 44: 56 デジタルR&Dの実行
00: 46: 06 IoTデバイスを活用した健康サービス
00: 48: 29 安全運転で保険が割引に
00: 50: 18 IoTデバイスを活用したモビリティ・サービス
00: 56: 05 ドライブレコーダーを活用した安全運転支援サービス「DRIVING!」
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:谷口 菜月

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