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【HD】ITライブ > ITライブ 255

デジタル・クリエータの創出 ~経済産業省 未踏事業について~
ゲスト:中野剛志氏(経済産業省 ITイノベーション課 課長)


概要:
アップルやフェイスブックなど世界的なIT企業はアメリカ発祥のものが多い。日本から世界的なIT企業が生まれてこないのは、国内にIT産業の基盤がないことと、および社会を変革させるようなデジタル人材がいないことがあげられる。2000年当時のeJAPAN構想は、そんな課題に応えるためのプロジェクトであったが、その中の人材育成事業は、未踏事業として継続している。その内容を経済産業省で同事業に取り組む中野剛志氏に聞く。
経済産業省の未踏事業は、デジタル・クリエータの育成、およびITの利活用、普及を目的に始められたプロジェクトである。 それは

(1)未踏人材発掘・育成事業、
(2)未踏アドバンスト事業、
(3)未踏ターゲット事業、
(4)未踏ジュニア事業
の4つに分かれている。

(1)未踏人材発掘・育成事業は、ITの天才の育成を目標にしている。25歳未満の天才的な個人が対象で、上限230万円の開発費を支援し、個性的なプロジェクトマネージャーの支援のもと、9カ月間の独創的なソフトウェア開発に挑戦してもらう。 これまでに、1700人以上の未踏IT人材を発掘・育成し、約255名が企業・事業化を行い、産業界の第一線で活躍している。(その他の半数は大企業に勤務し、半数は大学で研究職についている)ユニコーン候補となる起業も6社排出しており、例えばプリファードネットワークスの西川徹氏、グノシーの福島良典氏、スマートニュースの鈴木健氏などがいる。筑波大学准教授の落合陽一氏も同プロジェクト出身者である。 同プロジェクトの成果である知的財産はすべて開発者に帰属する。また特に優れた人材は、スーパークリエータとして認定される。

(2)未踏アドバンスト事業は平成30年に新設された事業化・起業支援を行う事業である。個人ではなくチームを支援するのが特徴で、1プロジェクトあたり上限1000万円の活動費が出る。

(3)未踏ターゲット事業は、量子コンピュータというすぐに利益にならないようなテーマに対して、息の長い支援を行うことで、ソフトウェア人材を育成するための事業である。

(4)未踏ジュニア事業は、17歳以下の人材を発掘・育成するための事業である。 いまや日本でもITネイティブともいうべき人材が生まれてきており、2000年当時とは事業の在り方も変わってきている。ものづくりに強い日本は、IT時代にどのような産業を作れるか、今が正念場といえる。未踏事業は、海外からも注目を集めており、今後の活動が期待されるところである。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 デジタル・クリエータの創出 ~経済産業省 未踏事業について~
00: 04: 50 中野 剛志
00: 08: 07 MITOU FAMILY
00: 08: 38 未踏IT人材発掘・育成事業(ITの天才の育成)
00: 10: 27 未踏卒業生による起業・事業化の事例
00: 14: 44 未踏IT人材発掘・育成の特徴
00: 17: 11 未踏アドバンスト事業(事業化・起業支援)【平成30年度新設】
00: 22: 29 【再掲】未踏卒業生による起業・事業化の事例
00: 24: 30 未踏ターゲット(量子コンピュータ向け)【トライアル実施】
00: 35: 37 (参考)日本のユニコーン企業の輩出状況
00: 35: 57 【再掲】未踏IT人材発掘・育成の特徴
00: 37: 36 応募から審査・採択までの流れ
00: 38: 02 採択後のスケジュール(2018年度)
00: 49: 16 平成28年度 未踏事業の主な活動実績
00: 51: 21 未踏ジュニア事業 概要
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:谷口 菜月

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