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儲かるインバウンドビジネスと地方創生 > 儲かるインバウンドビジネスと地方創生 06

スイスから見た地域活性化
ゲスト:山田桂一郎氏(JTIC.SWISS 代表)


概要:
時計であれ、チョコレートであれ、国旗が品質保証アイコンとなる国といえばスイスだろう。ヨーロッパ大陸の小国で出稼ぎや傭兵の歴史を持つ同国は、危機感から多民族、多言語、多文化がモザイク状にかみ合った中で秀逸なブランドイメージをつくり上げ、世界中からあまたの観光客を引き付けてやまない。シリーズ第6回目は、地域復興を手伝った後にすっと姿を消す観光業界の「ルパン」こと山田桂一郎氏をゲストに迎え、マーケティングとブランディングで地域活性化を先導するスイスの事例を紹介していく。
山田氏は、学生時代に旅で立ち寄ったスイスに魅せられ、ツェルマットやヴァレー州観光局等で日本市場向けのマーケティングやセールスに従事。その後、日本人観光客の増加に伴い独立。現在は本業の傍ら、内閣官房クールジャパン地域プロデューサーや北海道大学で客員教授を務めるなど幅広く活躍している。著書に、共著の『観光立国の正体』がある。 ジュネーブから汽車で約4時間、マッターホルンの麓に位置し、かつて陸の孤島と呼ばれた人口5700人ほどのツェルマットは、いまや繁栄する山岳リゾート地だ。一般自動車の乗り入れ禁止でクリーンな環境を維持、高付加価値の農業や製造業の地場産品化を図るなど、立地を逆手に取って滞在型リピーター客の再訪率7割を誇る。外資を入れないで地域が総合産業化することで、お金が外に漏れず景気が向上し、町の税収は伸びている。

昨今注目を集めるDMO(Destination Management Organization)は、地域がインバウンド観光を主導していくシステムだ。ツェルマットでは、観光局と三つの村役場、山岳鉄道会社、ホテル協会、地域住民経営組織体などが緊密に連携している。肝は宿泊データの一元管理だ。スキーチケット発行などの行動履歴とひも付け観光客情報をデータベース化、富裕層を主要ターゲットに、マーケットインの発想でリテンション戦略を展開している。

日本は「個人情報保護法」がネックとなるが、宮城県気仙沼市は、利用者の消費行動を把握できるポイントカードに活路を見いだした。市内70ほどの事業者が提携した気仙沼クルーカードは、住民の図書カードと一体化し、失効ポイントは全額復興支援へ充当される特徴を持つ。地域活性化最大の鍵は、住民参加の下、顧客データベースを掌握して域内でマネタイズする仕組みの構築にほかならない。講師の中村氏の新著、『2020を越えて勝ち残るインバウンド戦略12の極意』も参考にされたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 スイスから見た地域活性化
00: 02: 23 『スイスから見た地域活性化』
00: 05: 51 資料
00: 07: 04 スイス:連邦国家(26州 準州含む)
00: 08: 08 【再掲】資料
00: 08: 44 スイス各地の観光局
00: 10: 51 ツェルマットのロケーション(陸の孤島)
00: 12: 20 スイス・ツェルマット
00: 14: 58 山岳リゾート地:スイス・ツェルマット
00: 21: 06 スイス・ツェルマット
00: 26: 46 スイス ツェルマット 住民主体の地域経営管理体制:AMO
00: 28: 11 ブルガーゲマインデ 体制・組織図
00: 29: 41 Zermatt Management Organization(DMO) STRATEGY OF TOURISM
00: 31: 47 DMC:ツェルマット観光局
00: 32: 42 外国人旅行者への情報提供
00: 42: 10 DMO形成・確立の必要性(1)
00: 43: 07 DMO形成・確立の必要性(2)
00: 46: 01 クルーカードについて
00: 55: 22 ファンクラブ(顧客データベース化)
00: 58: 20 地域活性化の5段階
講師紹介: 中村 好明()


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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