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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 655

人材育成のデジタルトランスフォーメーション
ゲスト:高橋勇人氏(ClipLine株式会社 代表取締役社長)


概要:
日本のサービス業は、個別性が高く、ストックができない等、大きな課題を抱えている。ゲストの高橋勇人氏は、回転すしの株式会社あきんどスシロー社が投資ファンド傘下で一気に業界No.1に駆け上がった3年間を経営コンサルタントとして支援した経験を踏まえ、2013年にClipLine株式会社を起業。多拠点・多店舗展開ビジネスにおける構造上の課題を解消するため、双方向動画を活用するサービスを提供している。現場の人材育成がデジタルで変わる仕組みを紹介する。
サービス業では、人手不足で十分に新人を指導できないうちに離職されて生産性が低下、人手不足になる悪循環が常態化している。顧客維持や獲得のため新商品を投入する期間が短期化する一方で消費者が求める要求は高まり、サービスレベルの現状とあるべき姿は乖離が進む。非正規社員を大量に使わざるを得ないサービス業では、効果が測りにくく時間のかかる人材育成に投資し難い。AIやロボットによる省人化、外国人労働者登用、シニアや主婦の再雇用等も広がっているが、全てをAI化することは非現実的だ。
ClipLineでは、動画によるマニュアル作成・共有でサービスを標準化、業務改善を実現するなど非正規を含めた全従業員を支援する。一橋大学の野中郁次郎名誉教授が考案した知識創造経営SECIモデルを基に、現場の暗黙知を動画で形式知として吸い上げ、共同化・表出化・連結化・内面化して現場に戻す。仕掛けを定着させる経営コンサルティング、顧客サポート等による現場支援も手厚く行う。戦略策定から課題を抽出、システムを何に使うと費用対効果を高く出せるか活用方法を提案する。管理者向けにはエリアや店舗別に全従業員の利用状況モニタリングシートを提供、営業状況に応じた活用も可能となっている。新人のみで何度でも練習や確認ができるデジタルコーチは、教え方の均質化を可能にするだけではなく、指導者の負荷や教育コストの軽減にもつながる。
同社のシステムは小売業だけでなく、介護・ビルメンテ・清掃・鉄道・旅館・建設等でも導入されている。3カ月離職率の2大原因である「店の仲間に入れない」「教えてもらえず役に立たない」を減らすため、クラウド上のスタッフ名鑑で顔と名前を周知、カリキュラムに向かう姿の画像や動画を送信して、上司や同僚からコメントをもらう。仕事で「できる」ことを増やすことで、個人の成長実感と事業成果が両立するサービス創出を目標としている。もはや対面OJTのみに頼っている時代ではなさそうだ。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 人材育成のデジタルトランスフォーメーション
00: 01: 14 高橋勇人氏 プロファイル
00: 02: 53 組織人事Live #655 人材育成のデジタルトランスフォーメーション
00: 03: 18 当社のミッション
00: 03: 26 会社紹介
00: 04: 09 ClipLine構築の原体験となった「スシロー改革」
00: 05: 06 経営・業務改革の原体験とClipLine起業の経緯(1/3)
00: 05: 31 経営・業務改革の原体験とClipLine起業の経緯(2/3)
00: 06: 24 経営・業務改革の原体験とClipLine起業の経緯(3/3)
00: 07: 27 ClipLineの特徴 多拠点・多店舗構造のボトルネックを解消する仕組み
00: 08: 17 ClipLineの特徴 本部主導から店舗とのノウハウの共創・循環へ
00: 10: 28 導入企業と利用者数の推移
00: 11: 20 導入企業とブランド一例
00: 15: 15 2.サービス業の課題
00: 15: 18 ニーズや人種の多様化、商品サイクルの短期化などによる“ワニの口”現象が起きている
00: 16: 42 他領域でのテクノロジーの発展に対し、人材育成はホワイトスペース
00: 17: 28 サービスの特徴から考える教育の難易度
00: 18: 56 従業員満足度と業績の関係
00: 20: 37 省人化を始め、様々な労働力確保手段が試みられているものの…
00: 20: 58 サービス業の業務はロングテールであり、全部をAI化するのは非現実的
00: 23: 07 3.解決策としてのClipLine
00: 23: 11 ClipLineの特徴① 全方向の業務改善、非正規含めた全従業員の行動変容を支援
00: 23: 34 ClipLineの特徴② SECIモデルをベースにしたプロダクトと成果創出サービス
00: 24: 44 ClipLineの特徴③ 経営課題を抽出して実行まで支援
00: 27: 14 ClipLineの特徴④ 全従業員のアクセス状況を見える化
00: 29: 08 ClipLineの特徴⑤ マネジメントに焦点を当てた管理者向け機能の充実
00: 30: 47 ClipLineの目指す世界:デジタルコーチを全員に提供
00: 31: 40 教育の構造改革(1)
00: 31: 46 教育の構造改革(2)
00: 32: 22 4.ClipLineの特徴と事例紹介
00: 32: 27 業界別の用途事例
00: 39: 55 コンビニでの人材育成活用事例
00: 42: 21 資料
00: 42: 41 導入事例:ホリイフードサービス(1)
00: 44: 45 導入事例:ホリイフードサービス(2)
00: 46: 58 導入事例:ティップネス
00: 50: 31 導入事例:スーパーマーケット オオゼキ
00: 52: 04 ClipLineは実行マネジメント(できるを増やす)ツール
00: 53: 02 5.今後の展望
00: 53: 04 国内の店舗型サービス業の従業員数
00: 53: 34 2030年、人手は644万人不足する
00: 53: 49 人手不足(1)
00: 53: 52 人手不足(2)
00: 54: 02 人手不足(3)
00: 54: 07 人手不足(4)
00: 54: 12 人手不足(5)
00: 54: 15 人手不足(6)
00: 54: 24 人手不足(7)
00: 55: 01 業界構造からみる今後の展望
00: 58: 09 当社のミッション
00: 58: 15 ゆくゆくは、国内サービス業の10%の生産性向上に貢献してまいります
00: 58: 55 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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