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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 651

ビジネスパーソンのためのリベラルアーツ論
~総論編~
ゲスト:川上真史氏(ビジネス・ブレークスルー大学 教授)


概要:
教養を英訳するとリベラルアーツになり、リベラルアーツの日本語訳は教養であるが、教養とリベラルアーツは必ずしもイコールではない。教養がある人とは知識が豊富で信頼感のある人格を持ち合わせている人のことであり、リベラルアーツとは自分の自由な考えや判断で自律的に生きていきながら、周囲の人たちとも前向きな関係を構築するために身に付けるべき基礎的技術のことである。なぜリベラルアーツが必要か、どのようなリベラルアーツを身に付けるべきかについて考察する。
中世から近世時代、ヨーロッパにおける大学のリベラルアーツ領域とは、文法学・修辞学・弁証法・算術・幾何学・天文学・音楽であった。現代の会社員では、それぞれ英語力・プレゼンテーション力・論理的思考力・会計・ITリテラシー・ビジネスプランニング・社交性に当たるとも言える。企業では機械化やインターネットの普及、AIの進化等により、作業的業務・情報伝達業務・分析判断業務は激減。創造的業務も、あと約10年でAIが人間の能力を上回ると予測されている。最終的に残るのは他人と関わる業務であり、「あの人はいい人だよね」と信頼されることが重要となる。

ビジネス界で求められるリベラルアーツとは、豊かな創造性や感性と、魅力的な個性で他者と接する力を持つことだ。いまや英語が堪能でなくてもスマホで翻訳ツールを使うと、どんな言語圏の人ともコミュニケーションが取れるため、リベラルアーツの中身は時代により変化する。感性的な人は、思考(論理による判断)・感情(好き嫌いによる判断)・直観(ひらめきによる判断)・感覚(観察による判断)をフル稼働できる。

創造的であるためには、より多くの視点・機軸を判断に加えることができるか、拒絶したくなる視点や考えをできるだけ少なくできるか、自分が持っている常識を否定できるかがポイントだ。歴史・宗教・政治は国・民族・個人によって捉え方が異なり、グローバルで仕事をする際は自分から話さない方がよいが、知っておかなければ危険な場合もある。科学・芸術・スポーツは世界共通であり、海外で話題にすると関係性がつくりやすい。変化が激しい時代だからこそ、成果を上げる基礎知識としてリベラルアーツは注目される。「自論」形成能力が求められるとき、狭い分野の深掘りでは限界があり、他分野の例をヒントにする力を付けるためにも、アウトプットの引き出しは多いに越したことはない。まずは歴史や現状における事実から学び、イデオロギーや未来予測は推論や信条の領域となるため、自分の考えを人に押し付けずに議論していけばよい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ビジネスパーソンのためのリベラルアーツ論~総論編~
00: 01: 33 ビジネスパーソンのためのリベラルアーツ論~総論編~
00: 02: 32 身に着けたいのは教養なのかリベラルアーツなのか?
00: 03: 04 教養とは(1)
00: 03: 05 教養とは(2)
00: 03: 20 教養とは(3)
00: 03: 56 教養とは(4)
00: 04: 02 教養とは(5)
00: 04: 26 教養とは(6)
00: 06: 06 意味のない教養(1)
00: 06: 09 意味のない教養(2)
00: 08: 21 意味のない教養(3)
00: 08: 30 意味のない教養(4)
00: 09: 26 意味のない教養(5)
00: 10: 15 意味のない教養(6)
00: 11: 59 リベラルアーツとは(1)
00: 12: 01 リベラルアーツとは(2)
00: 12: 38 リベラルアーツとは(3)
00: 13: 02 リベラルアーツとは(4)
00: 14: 53 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(1)
00: 14: 56 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(2)
00: 15: 29 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(3)
00: 15: 42 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(4)
00: 15: 53 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(5)
00: 16: 02 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(6)
00: 16: 26 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(7)
00: 16: 48 過去のヨーロッパのリベラルアーツ領域(8)
00: 18: 23 ITの進化と仕事の焦点(1)
00: 18: 30 ITの進化と仕事の焦点(2)
00: 19: 30 ITの進化と仕事の焦点(3)
00: 19: 35 ITの進化と仕事の焦点(4)
00: 20: 35 ITの進化と仕事の焦点(5)
00: 20: 37 ITの進化と仕事の焦点(6)
00: 21: 21 ITの進化と仕事の焦点(7)
00: 21: 54 ITの進化と仕事の焦点(8)
00: 22: 56 ITの進化と仕事の焦点(9)
00: 22: 58 ITの進化と仕事の焦点(10)
00: 23: 52 ITの進化と仕事の焦点(11)
00: 24: 22 現在求められるリベラルアーツ(1)
00: 24: 23 現在求められるリベラルアーツ(2)
00: 24: 55 現在求められるリベラルアーツ(3)
00: 25: 19 現在求められるリベラルアーツ(4)
00: 28: 15 感性的な人とは(1)
00: 28: 39 感性的な人とは(2)
00: 34: 21 感性的な人とは(3)
00: 35: 06 感性的な人とは(4)
00: 35: 51 感性的な人とは(5)
00: 36: 02 感性的な人とは(6)
00: 36: 44 感性と教養領域(1)
00: 37: 48 感性と教養領域(2)
00: 38: 30 感性と教養領域(3)
00: 39: 15 感性と教養領域(4)
00: 42: 41 創造的であるために(1)
00: 42: 44 創造的であるために(2)
00: 43: 07 創造的であるために(3)
00: 43: 40 創造的であるために(4)
00: 44: 09 パーソナリティを確認する際の視点(1)
00: 44: 22 パーソナリティを確認する際の視点(2)
00: 45: 13 パーソナリティを確認する際の視点(3)
00: 45: 47 パーソナリティを確認する際の視点(4)
00: 45: 51 パーソナリティを確認する際の視点(5)
00: 46: 23 パーソナリティを確認する際の視点(6)
00: 49: 04 グローバルで必要となるリベラルアーツ領域の分類(1)
00: 49: 11 グローバルで必要となるリベラルアーツ領域の分類(2)
00: 49: 13 グローバルで必要となるリベラルアーツ領域の分類(3)
00: 51: 26 今なぜリベラルアーツなのか
00: 55: 48 どういうリベラルアーツなのか
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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