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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 644

人事プロフェッショナルの視点と思考(3)
重要人事課題を再考する


概要:
政府が推進する「働き方改革」の中で、いろいろと具体的な人事課題が浮き彫りにされている。それらを本シリーズ第1回目で押さえた思考の枠組みに入れ込んでみると、どのような見え方をしてくるのか応用編として再考する。安心社会から信頼社会へと向かう上で、「人を大切にする経営」をどのように捉えて実践していくのか、グローバルリーダーの人材育成をどう推進するのか、「働き方改革」次の一手の考え方等についても解説する。
安心社会においては、終身雇用のような雇用安定により業務に対する責任やモチベーションを引き出すことが「人を大切にする経営」の一面にあり、顧客満足度3点(当たり前の品質やサービスの提供)を守れる人が大半で、5点(顧客満足が満点)を創造できる人は限られた一部の人のみであった。継続的に改革創造できるリーダーを意図的に長期的視点で多く育成することが、信頼社会における「人を大切にする経営」につながる。

いま経営者や上司として通用しない人と言えば、下から上がってきた意見には評論家的に評価、あいさつは原稿を棒読み、どこかで聞いた話を自論とし、目上には忖度するが部下には精神論で厳しく叱咤激励するような人たちだ。 軸がぶれず、腹落ちして動き、独学力があり主体的に学び直せる人はグローバルにも通ずる。

働き方改革実践では、長時間労働で疲労蓄積による中高年の過労死、精神的に追い込まれてメンタル不調など、職場安全配慮や健康経営には注意が必要だ。労働人口減少を女性やシニアの活用で補い、少子化に歯止めをかけるような柔軟な働き方が求められている。政府は外国人労働者の受け入れを拡大しているが、法制度等を十分に整えることが急務になろう。労働参加率を上げて世帯間格差を是正、個人所得を上げて経済成長に寄与することで一億総活躍社会の実現を目指す。

企業は売上重視ではなく損益重視、顧客クレーム対応で振り回されずに生産性を上げることに注力する。そのためには業務の視覚化・標準化を推進、テレビ会議活用で出張を削減するなどビジネスモデル変革が重要だ。若者・シニア・女性全てが無限定正社員という働き方を望むわけではない。自己効力感が高く優秀な人材は社会仕事観が強い。兼業・副業も含め、新しい職務デザインや、ステップアップ過程が重視される。人事組織課題は人事分野の体系や理論だけで考えず、歴史・科学・経営などから多面的に見直さないと本質が見えない。広い視野と重層的な視点で物事を考えられる人事のプロを目指すことが重要な課題である。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 人事プロフェッショナルの視点と思考(3)
00: 01: 17 組織人事Live #644 人事プロフェッショナルの視点と思考 第3回:重要人事課題を再考する
00: 01: 49 本日の内容
00: 03: 15 外国人の見た幕末の日本人 フランス海軍士官より(1)
00: 03: 20 外国人の見た幕末の日本人 フランス海軍士官より(2)
00: 06: 59 「人を大切にする経営」(1)
00: 07: 03 「人を大切にする経営」(2)
00: 14: 38 現代の経営の視点から考える「人を大切にする経営」(1)
00: 14: 47 現代の経営の視点から考える「人を大切にする経営」(2)
00: 21: 04 今通用しない典型的経営幹部(1)
00: 21: 18 今通用しない典型的経営幹部(2)
00: 23: 35 グローバルに通用しない人材(1)
00: 23: 44 グローバルに通用しない人材(2)
00: 31: 13 人材育成プロセスの手法(1)
00: 31: 15 人材育成プロセスの手法(2)
00: 41: 53 働き方改革の多様な視点(1)
00: 42: 08 働き方改革の多様な視点(2)
00: 42: 37 職場安全配慮と健康経営の視点(1)
00: 42: 40 職場安全配慮と健康経営の視点(2)
00: 45: 41 一億総活躍と格差の観点(1)
00: 45: 44 一億総活躍と格差の観点(2)
00: 53: 09 ビジネスモデルと生産性の視点(1)
00: 53: 11 ビジネスモデルと生産性の視点(2)
00: 56: 40 働く人の人生観仕事観の視点(1)
00: 56: 43 働く人の人生観仕事観の視点(2)
00: 58: 46 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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