ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 423

【向研会】中国ニューエコノミーの衝撃
~急速に発展・成長し、世界をリードする中国ニューエコノミーの実態とは~


概要:
中国では、先端IT技術と巨大市場が融合し、次々に新サービスや製品が生み出される「ニューエコノミー」が拡大している。中国政府は、今世紀半ばまでに、世界トップレベルの国力を有する社会主義現代化強国になることを目指すと明言した。2015年には、「大衆創業・万衆創新」政策や、「中国製造2025」政策を打ち出し、官民一体でニューエコノミーや産業の高度化を推進しようとしている。日本は、イノベーションで大きく後れを取ったことを認識し、中国発のニューエコノミーを学び、取り込んでいく必要がある。
中国では、政府主導によって、世界の工場と呼ばれた「オールドエコノミー」からハイテク産業や新しいサービスを生み出す「ニューエコノミー」へと、経済発展モデルがシフトしている。中国には巨大な国内市場があり、十分なインフラ、豊富なIT人材など、ニューエコノミーが成長する環境が整っている。これらがうまく機能し、全国の都市が得意分野でイノベーションを競うことで、ユニコーン企業が爆発的に増加し、経済を牽引する。

中国IT大手のバイドゥ、アリババ、テンセントがスタートアップへの影響を拡大させており、自社経済圏に取り込もうと巨額の追加投資を行うことがユニコーン企業の企業価値を急速に膨らませる要因の一つになっている。バイドゥの自動運転プラットフォーム「アポロ計画」は、世界の主要自動車メーカーを巻き込み業界を主導する。芝麻信用(ゴマしんよう)が、中国モバイル決済においてトップシェアにあるAlipayのアプリに搭載されるなど、人々の社会的な信用度をスコアとして数値化したサービスが、行政や民間レベルで活用されている。小売り分野でもITの導入が進み、ネットとリアルの融合や、地方都市のEC化など、新しい事例がめじろ押しだ。アリババが展開する食品スーパー「フーマー」は、無人のレジでAlipay決済のみに対応するなど、Online to Offline戦略の先端例として注目が集まっている。米中貿易戦争など、短期的なリスクはあるものの、長期的には、中国のニューエコノミーは世界のトップを走る経済となる可能性を持っている。

日本企業は、可能であれば、綿密な事業計画を立てるより先に中国企業と提携を結ぶなりし、中国市場に進出してニューエコノミーを体感することが重要。アリババへ出資するソフトバンク、TikTok動画を活用したカルビー、芝麻信用のスコアリングを取り入れたJ.Scoreなど、既に中国企業と提携し、中国のイノベーションを取り込んでいるところもある。傍観者ではなく、自ら中国市場に飛び込む気概で発展を目指していただきたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【向研会】中国ニューエコノミーの衝撃
00: 03: 50 Summary
00: 06: 36 1.いま中国で何が起こっているのか?(1)
00: 06: 39 1.いま中国で何が起こっているのか?(2)
00: 08: 14 1.いま中国で何が起こっているのか?(3)
00: 12: 41 1.いま中国で何が起こっているのか?(4)
00: 15: 31 1.いま中国で何が起こっているのか?(5)
00: 17: 52 2.なぜ中国でイノベーションが爆発的に生まれているのか(1)
00: 17: 56 2.なぜ中国でイノベーションが爆発的に生まれているのか(2)
00: 19: 41 2.なぜ中国でイノベーションが爆発的に生まれているのか(3)
00: 24: 41 2.なぜ中国でイノベーションが爆発的に生まれているのか(4)
00: 28: 57 3.企業事例(BAT/TMD)(1)
00: 29: 00 3.企業事例(BAT/TMD)(2)
00: 32: 42 3.企業事例(BAT/TMD)(3)
00: 34: 57 4.ニューエコノミーの事例
00: 35: 03 4.ニューエコノミーの事例(自動車)(1)
00: 37: 01 4.ニューエコノミーの事例(自動車)(2)
00: 38: 45 4.ニューエコノミーの事例(信用スコア)
00: 41: 54 4.ニューエコノミーの事例(シェアリング)(1)
00: 43: 36 4.ニューエコノミーの事例(シェアリング)(2)
00: 44: 55 4.ニューエコノミーの事例(小売)
00: 46: 59 4.ニューエコノミーの事例(動画配信/ライブコマース)
00: 49: 13 4.ニューエコノミーの事例(AI/ロボット)(1)
00: 50: 26 4.ニューエコノミーの事例(AI/ロボット)(2)
00: 52: 43 4.ニューエコノミーの事例(生活)(1)
00: 53: 08 4.ニューエコノミーの事例(生活)(2)
00: 54: 12 5.ニューエコノミーの問題点(1)
00: 54: 14 5.ニューエコノミーの問題点(2)
00: 56: 49 6.日本は中国のニューエコノミーにどう対応すればよいのか(1)
00: 56: 53 6.日本は中国のニューエコノミーにどう対応すればよいのか(2)
00: 58: 20 6.日本は中国のニューエコノミーにどう対応すればよいのか(3)
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

『大前 研一』をamazon.co.jpで検索

Copyright(c)