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【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 422

【創新都市・深セン Part2】
起業を支援する深センの創客エコシステム


概要:
<二ヶ国語>
向研会海外視察旅行、創新都市・深センの後編。前回では、イノベーション拠点、研究開発都市へと変貌しつつある深センのスピード感と熱量、社会実装都市としてキャッシュレス社会が急成長・急拡大している事例を紹介した。今回は、ITCソリューションやモバイル端末などを開発・提供するファーウェイ、少量製品やプロトタイプの開発で成長した電子部品製造のSeed社など、エコシステムを形成・利用して発展を続ける革新的な企業を紹介し、深センの発展を強力に牽引しイノベーションを加速させる環境を検証する。
深センは、2013年ころから起業ブームになっており、3分の1が起業家と言われている。投資機運も盛んで、ベンチャー企業は5万社以上存在する。深センは、シリコンバレーと異なり、ソフトウエアにとどまらず、ハードウエアを短期間で創り上げるエコシステムが整っているなど、モノ作りにとっては非常に有利な環境が構築されている。深センのモノ作りを支えるのが、メイカースペースと呼ばれるもので、さまざまな人や企業が商品製作に利用できる工房や、イベントスベースを備え、そこに集まる人々のコミュニケーションから新たな技術のシーズが生まれることも期待できる。メイカースペースは、個人向けに機材の使い方を講習するタイプから、法人を対象として投資側と作り手側をマッチングさせるタイプなどさまざまな形態が存在する。既存の枠を越えた新たな事業を生み出すべく、企業や自治体が起爆剤として立ち上げるケースも少なくない。深センには、行政が各種の制度で起業を支援するなど、ベンチャーの創業、発展を促すエコシステムが整っている。

深センの代表的な企業としては、例えば、スマートフォン世界シェア2位のファーウェイが挙げられる。同社の創業者Ren Zhengfei(任正非)氏は、海外の企業に学び、自省しながら企業を成功に導いてきた指導者として中国国内での人気が高く、氏の著書はよく読まれている。同社は、2017年の世界の就職希望ランキングのエンジニア部門で、中国の学生が就職したい企業として、アリババやテンセントを抑えて1位になっている。HAX社は、2011年創業ながら、世界最大クラスのアーリーステージ投資家として出資し、メンターが製品のプロトタイプ製作に必要なノウハウなどを伝授し、投資先の事業家を支援する。

日本企業は、世界市場で生き残るためにも、発展著しい深セン企業といかに協業すべきかを検討する必要がある。科学・技術・工学・数学を総合的に学ぶSTEM教育の重要性を認識し、生涯にわたって学び続けることで日本経済の再興を目指していただきたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【創新都市・深セン Part2】起業を支援する深センの創客エコシステム
00: 02: 41 深センの位置関係
00: 03: 24 向研会深セン視察訪問先<第1班>
00: 03: 57 向研会深セン視察訪問先<第2班>
00: 06: 01 地域別フォーチュン・グローバル500掲載中国企業
00: 07: 26 深センのモノ作りを支える“メイカースペース”
00: 08: 59 ファーウェイ
00: 24: 13 ファーウェイ創業者・任正非氏の自社への危機感
00: 29: 07 Ping An Accelerator
00: 41: 14 Ping An Acceleratorの主な投資先
00: 43: 33 HAX
00: 43: 52 HAXの親会社SOSV
00: 45: 12 HAXが手掛ける主なスタートアップ
00: 55: 41 Seeed
00: 57: 18 Chaihuo
01: 08: 26 Shenzhen Valley Ventures
01: 10: 33 Shenzhen Valley Venturesの主な投資先
01: 20: 09 国別のユニコーン企業数
01: 21: 11 ユニコーンの企業価値ランキング
01: 24: 31 Noa Labs
01: 39: 26 Shenzhen Arashi Vision(insta360)
01: 48: 34 DJI
講師紹介: 張 秋華(ちょう しゅうか)


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  アシスタント:野中 美里

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