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【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 420

【向研会】2018年経済から見た今後の経済見通し


概要:
世界の秩序が激変し、世界の見方を変える必要が出てきた。20世紀は、理想主義的な「西欧型民主主義国家」の実現に向けて先進国が突き進んだが、21世紀には、テクノロジーの普及によって世界がボーダーレス化し、現実主義の「独裁型国家」が力を持つようになった。米中IT企業間のハイテク戦争によりデジタル・ディスラプションが加速し、日本はグローバル人材の育成が喫緊の課題となっている。本番組では、平成の30年間を総括し、次代の繁栄を勝ち取るために、日本が、今取り組むべき課題と、進むべき方向を提示する。
近年の世界経済は、米中貿易戦争をはじめとした政治リスクが高まり、世界的な景気減速が懸念される。トランプ大統領が掲げる「アメリカ・ファースト」は、米国がこれまで主導してきた国際秩序を自ら壊し、同盟国の欧州も振り回されている。中国では、習近平国家主席が今後10年にわたる独裁体制を確立したが、対外政策では行き詰まりつつある。永遠に一党独裁の単一国家を維持することは困難で、やがて連邦制を模索し始めるだろう。

スマホ経済圏が拡大し、デジタルシフトが進む中、世界的にイノベーション都市の存在が高まっている。これからのビジネスパーソンは、デジタル・ディスラプションに打ち勝たなければ生き残れない。時代に淘汰されない稼ぐ力や、構想力を身に付けることが重要だ。

現在の日本政府は、かつて政府が産業をリードしていた「通産省産業白書」時代のような、構造を変える5年計画が描けない。「平成=低迷」の理由は、少子高齢化しているのに、世界から繁栄を呼び込めないことにある。日本企業が世界を席巻していた時代(Japan as Number One)は過ぎ去り、株価や賃金は下がっている。GDPが伸びず人口は減少する中で、債務残高が増加し、このままでは次の30年も失われることになりかねない。繁栄の単位が「主権国家」から「地域国家」へとシフトする時代において、政府主導では地方を創生できない。政府に頼らずとも、人口500万から1千万人規模の道洲で、クオリティ国家を目指すことは可能だ。例えば、東京は、老朽化に負けない「先進的メガシティ構想」で建築基準法を根本的に見直し、ビジネスに特化した都市を構築する。大阪は、職住近接の町にし、産業構造を変え、外から乗数効果の高い企業を呼び込む。九州は、アジアからハイテク人材が移住できる環境を整備し、ICT、IoT、AIなどの先進地域を目指すのもいいだろう。次の元号、新時代において、日本は「道州制」を実現させ、各道洲の首都に世界から繁栄を呼び込み、日本経済に活気を取り戻す原動力とするべきである。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【向研会】2018年経済から見た今後の経済見通し
00: 01: 58 Summary
00: 05: 59 1.世界経済の動向 ~世界的減速の不安~(1)
00: 06: 05 1.世界経済の動向 ~世界的減速の不安~(2)
00: 06: 54 1.世界経済の動向 ~世界的減速の不安~(3)
00: 12: 13 1.世界経済の動向 ~世界的減速の不安~(4)
00: 13: 03 1.世界経済の動向 ~世界的減速の不安~(5)
00: 17: 19 1.世界経済の動向 ~世界的減速の不安~(6)
00: 22: 11 2.激変する世界 ~世界の見方が変わった~(1)
00: 22: 15 2.激変する世界 ~世界の見方が変わった~(2)
00: 24: 09 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(1)
00: 24: 15 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(2)
00: 35: 40 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(3)
00: 40: 57 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(4)
00: 47: 11 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(5)
00: 53: 36 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(6)
00: 57: 15 3.「G -1=Me First」~世界を掻き回すトランプ問題~(7)
01: 02: 55 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(1)
01: 03: 03 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(2)
01: 04: 29 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(3)
01: 12: 29 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(4)
01: 14: 08 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(5)
01: 18: 25 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(6)
01: 20: 59 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(7)
01: 21: 51 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(8)
01: 25: 48 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(9)
01: 28: 07 4.国家モデルの変容 ~色褪せる民主主義~(10)
01: 29: 12 5.デジタル・ディスラプション(1)
01: 29: 15 5.デジタル・ディスラプション(2)
01: 32: 23 5.デジタル・ディスラプション(3)
01: 34: 35 5.デジタル・ディスラプション(4)
01: 35: 21 5.デジタル・ディスラプション(5)
01: 40: 02 5.デジタル・ディスラプション(6)
01: 42: 37 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(1)
01: 42: 42 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(2)
01: 44: 08 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(3)
01: 49: 19 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(4)
01: 51: 14 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(5)
01: 53: 06 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(6)
01: 57: 23 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(7)
01: 57: 46 6.次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?(8)
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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