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【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 417

【向研会】急成長する中国ベンチャー市場
~イノベーションを支えるインフラ~
ゲスト講師:Park Joon Sung氏(LegendCapital パートナー)


概要:
活発な経済活動を続ける中国は、特にベンチャー市場の急成長が著しく、1日に1万社以上は起業する驚異的活況を呈している。その要因として、膨大な消費人口を抱える好環境に加え、ベンチャー・スタートアップの事業が軌道に乗る環境が数多く整っていることも挙げられる。今、中国ベンチャー市場で何が起きているのか。本番組では、中国大手ベンチャーキャピタル Legend CapitalのPark Joon Sung氏をお招きし、最新のトピック、10大ニュースなどを中心に、ベンチャーが躍進する原動力をひもとく。
Legend Capitalは、レノボを含むLegend Holdings傘下の大手投資ファンドとして、現在、約23億USDのファンドと、190億人民元のファンドを運用中、約420社以上への投資ポートフォリオと、66社の上場実績がある。2015年から海外企業へも目を向け、中国市場進出を目指す韓国・日本・米国のベンチャー企業へcross-border投資を推進している。

中国ベンチャーは、積極的に海外市場に事業拡大を進めている。2018年5月時点で、ユニコーン企業の数とバリュエーション総額の両方で米国を凌駕した。政府の呼び掛けで「中国ユニコーン会議」も開催されている。豊富な資金調達環境がメガディール誕生を促進し、2018年第2クオーターでは、グローバルトップ10のベンチャー投資のうち8件が中国で発生した。AI新興国である中国は、資金調達額で世界首位に立った。自企業の生存を懸け、M&Aによるベンチャー同士の合従連衡も進展している。

百度AI関連出身者がAIベンチャーを相次いで創業するなど、有力インターネット企業の人材がベンチャーに移動を続ける。中国ベンチャーでは、アリババのジャック・マーなどのスーパースターが続々と誕生し、世界から注目を集めることで、優秀な人材が流入し、豊富な資金調達環境などが整ってきた。政府の「放任と規制の適切な調和」などによって、ベンチャーの成長を支えるエコシステムが構築されている。中国は、食糧チェーン、物流、タイヤ、レンタカーなどの伝統的産業から、電子商取引、カーシェアリングなどの高度な産業まで全て同時期に発展中で、さまざまな分野に魅力的な投資機会が存在する。

Park Joon Sung氏は、ベンチャーエコシステムの発展には、①継続的なスーパースターの誕生、②さまざまな創業アイテム、③万人の創業と絶え間ない人材の流入、④豊富な資金調達環境、⑤ハイリスクハイリターンが可能な投資環境、⑥政府の放任と規制の適切な調和、この六つの成功要因の好循環が欠かせないと分析する。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【向研会】急成長する中国ベンチャー市場~イノベーションを支えるインフラ~
00: 02: 35 Legend Capital Co., Ltd.
00: 03: 23 Legend Holdingsグループ創業者: Mr. Liu, Chuan Zhi(柳伝志)
00: 03: 45 目次(1. 中国ベンチャー市場の10大ニュース)
00: 04: 17 ①中国ベンチャーのグローバル展開が加速
00: 05: 01 LCポートフォリオ海外進出事例(1): Jollychic
00: 06: 35 LCポートフォリオ海外進出事例(2): AKULAKU
00: 07: 04 LCポートフォリオ海外進出事例(3): Newsdog
00: 07: 31 LCポートフォリオ海外進出事例(4): Moonton
00: 08: 04 各領域の独占的企業の存在が、海外展開を後押し
00: 08: 46 中国国内の競争も熾烈
00: 09: 26 ②中国ユニコーンの数・バリュエーション総額は米国を凌駕
00: 10: 06 グローバルトップユニコーン5社のうち、3社が中国発
00: 10: 25 ハードに絞っても、17社のユニコーンのうち、10社が中国発
00: 10: 44 政府の呼びかけで「中国ユニコーン会議」も開催
00: 10: 59 豊富な資金調達環境が、メガディール誕生を促進
00: 11: 16 中国においてユニコーン誕生が続く背景
00: 12: 03 ユニコーン?多多はD RoundからIPOまで(四ヶ月間)にValuation1.9倍へ
00: 12: 31 Legend Capitalのユニコーン投資先一覧
00: 12: 44 ③“AI新興国”中国は資金調達額で世界首位に
00: 13: 13 中国の代表的AI企業紹介(1): Sensetime (商湯科技)
00: 14: 29 中国の代表的AI企業紹介(2): UBTECH
00: 15: 09 中国の代表的AI企業紹介(3): iFLYTEK
00: 15: 42 中国AIは政府ニーズ・プライバシー保護欠如・未成熟な既存産業が牽引
00: 16: 25 ④生存をかけ、M&Aによるベンチャー同士の合従連衡が進展
00: 16: 42 大型ベンチャー同士のM&A事例: 猫眼微影
00: 17: 32 ベンチャー企業間の活発なM&Aの背景
00: 17: 53 ⑤有力インターネット企業の人材がベンチャーに移動
00: 18: 08 百度AI関連出身者が、AIベンチャーを相次いで創業
00: 18: 33 百度出身ベンチャーの例: Pony.ai
00: 19: 57 百度創業関連プログラム: 百度 "空母プロジェクト"
00: 20: 18 起業家を支えるエンジェル投資も活発
00: 20: 35 投資する側(VC)にも、投資せざるを得ない事情が存在
00: 21: 12 ⑥中国が3年連続で電気自動車の世界首位の生産/販売国に
00: 22: 45 Teslaは世界最大のEV工場を設立し、中国本格進出を検討
00: 23: 01 Legend Capitalポートフォリオ企業紹介(自動車業界)
00: 23: 28 ⑦資本市場を活用し、世界中のリソースを囲い込み始めた 中国病院業界
00: 25: 06 眼科のグローバルM&A事例
00: 25: 33 中国の主要上場医療機関
00: 26: 06 中国民間病院は、資本市場を通じた営利化/大規模化が可能
00: 26: 44 ⑧米国取引所から中国IT企業を取り戻すため、香港証券取引所が規制改革
00: 26: 57 2017年には、中国Fintech企業の米国上場ラッシュが続いた
00: 27: 14 中国ハイテク企業誘致に向け、香港が規制変更
00: 27: 42 規制変更後初の技術企業の香港IPOの事例: 小米
00: 27: 55 中国Fintech企業の流れも、米国IPOから香港IPOにシフト
00: 27: 59 規制緩和後の香港取引所: 1日で8社同時上場を記録
00: 28: 52 (参考)中国資本市場の区分と規模感
00: 29: 38 ⑨スーパースター企業AlibabaとTencentが”グローバルトップ10クラブ”入り
00: 29: 56 ハイテク領域では、他にもスーパースター企業を持続的に輩出
00: 30: 12 ネット大手の、中国消費者の生活変化 + ベンチャーの成長に対する絶大な影響力
00: 30: 38 ⑩中国企業の出資を受けた企業群が、中国市場の成長により復活
00: 30: 48 シャープ復活の軌跡: 業績・株価ともに再起を果たした
00: 30: 55 (参考)Foxconnが2018年6月8日に上海証券取引所に上場
00: 31: 10 (2)本間ゴルフ: 日本で破産申請の後、’16年に香港上場
00: 31: 26 本間ゴルフ復活の軌跡
00: 31: 35 (3)ボルボ: Geelyによる買収後に繁栄
00: 31: 40 ボルボの復活の軌跡
00: 31: 54 抜本的な意思決定と、現地のExecutionの両方にインパクト
00: 32: 13 目次(2. 中国ベンチャーエコシステムのキーワード )
00: 32: 19 中国ベンチャーエコシステムのキーワード
00: 32: 25 中国ベンチャーエコシステムのキーワード(1. 継続的なスーパースターの誕生)
00: 32: 32 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(1)
00: 32: 54 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(2)
00: 33: 18 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(3)
00: 33: 40 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(4)
00: 33: 54 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(5)
00: 34: 12 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(6)
00: 34: 23 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(7)
00: 34: 30 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(8)
00: 34: 49 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(9)
00: 35: 18 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(10)
00: 35: 27 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(11)
00: 35: 33 キーワード① 継続的なスーパースターの誕生(12)
00: 35: 52 中国ベンチャーエコシステムのキーワード(2. 様々な創業アイテム)
00: 36: 04 キーワード② 様々な創業アイテム(1)
00: 36: 55 キーワード② 様々な創業アイテム(2)
00: 37: 14 キーワード② 様々な創業アイテム(3)
00: 37: 27 キーワード② 様々な創業アイテム(4)
00: 38: 13 キーワード② 様々な創業アイテム(5)
00: 38: 37 キーワード② 様々な創業アイテム(6)
00: 38: 55 キーワード② 様々な創業アイテム(7)
00: 39: 08 キーワード② 様々な創業アイテム(8)
00: 39: 56 キーワード② 様々な創業アイテム(9)
00: 40: 10 キーワード② 様々な創業アイテム(10)
00: 40: 24 キーワード② 様々な創業アイテム(11)
00: 40: 32 キーワード② 様々な創業アイテム(12)
00: 40: 48 イノベーションを先導する中国企業の創出源: 深セン
00: 40: 58 中国ベンチャーエコシステムのキーワード(3. 万人の創業+絶え間ない人材の流入)
00: 41: 06 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(1)
00: 41: 15 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(2)
00: 41: 19 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(3)
00: 41: 40 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(4)
00: 41: 55 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(5)
00: 42: 17 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(6)
00: 42: 41 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(7)
00: 42: 58 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(8)
00: 43: 19 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(9)
00: 43: 41 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(10)
00: 43: 59 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(11)
00: 44: 38 キーワード③ 万人の創業+絶え間ない人材の流入(12)
00: 44: 56 中国ベンチャーエコシステムのキーワード(4. 豊富な資金調達環境)
00: 45: 03 キーワード④ 豊富な資金調達環境(1)
00: 45: 31 キーワード④ 豊富な資金調達環境(2)
00: 45: 48 キーワード④ 豊富な資金調達環境(3)
00: 46: 04 キーワード④ 豊富な資金調達環境(4)
00: 46: 25 キーワード④ 豊富な資金調達環境(5)
00: 46: 42 キーワード④ 豊富な資金調達環境(6)
00: 47: 05 キーワード④ 豊富な資金調達環境(7)
00: 47: 34 キーワード④ 豊富な資金調達環境(8)
00: 47: 54 中国ベンチャーエコシステムのキーワード(5. High risk、High returnが可能な 投資環境)
00: 48: 03 キーワード⑤ High risk、High returnが可能な投資環境(1)
00: 48: 18 キーワード⑤ High risk、High returnが可能な投資環境(2)
00: 48: 35 キーワード⑤ High risk、High returnが可能な投資環境(3)
00: 48: 56 キーワード⑤ High risk、High returnが可能な投資環境(4)
00: 49: 18 キーワード⑤ High risk、High returnが可能な投資環境(5)
00: 49: 29 キーワード⑤ High risk、High returnが可能な投資環境(6)
00: 49: 53 中国ベンチャーエコシステムのキーワード(6. 政府の放任と規制の適切な調和)
00: 50: 06 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(1)
00: 50: 15 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(2)
00: 50: 30 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(3)
00: 50: 34 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(4)
00: 50: 49 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(5)
00: 51: 01 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(6)
00: 51: 33 キーワード⑥ 政府の放任と規制の適切な調和(7)
00: 51: 45 目次(3. 示唆)
00: 51: 51 示唆(1. 中国は様々な分野に魅力的な 投資機会が存在)
00: 51: 59 示唆① 中国は様々な分野に魅力的な投資機会が存在
00: 52: 32 示唆(2. 海外企業もシングルアイテム×地域 拡張モデルで、中国市場で勝負を かける価値がある)
00: 52: 48 示唆② 海外企業もシングルアイテム×地域拡張モデルで、中国市場で勝負をかける価値がある(1)
00: 54: 10 示唆② 海外企業もシングルアイテム×地域拡張モデルで、中国市場で勝負をかける価値がある(2)
00: 54: 33 示唆② 海外企業もシングルアイテム×地域拡張モデルで、中国市場で勝負をかける価値がある(3)
00: 54: 57 示唆② 海外企業もシングルアイテム×地域拡張モデルで、中国市場で勝負をかける価値がある(4)
00: 55: 50 示唆② 海外企業もシングルアイテム×地域拡張モデルで、中国市場で勝負をかける価値がある(5)
00: 56: 06 示唆② 海外企業もシングルアイテム×地域拡張モデルで、中国市場で勝負をかける価値がある(6)
00: 56: 26 Legend Capitalの海外投資計画:日本/韓国/米国のベンチャー対象にした投資を実行(1)
00: 56: 42 示唆(3. 中国市場のユニークな特徴を利用 した成功モデルが存在する)
00: 56: 48 示唆③ 中国市場のユニークな特徴を利用した成功モデルが存在する(1)
00: 57: 05 示唆③ 中国市場のユニークな特徴を利用した成功モデルが存在する(2)
00: 57: 29 示唆(4. 中国はProfessionalよりEntrepreneurのUpsideが遥かに大きい)
00: 57: 40 示唆④ 中国はProfessionalよりEntrepreneurのUpsideが遥かに大きい(1)
00: 57: 43 示唆④ 中国はProfessionalよりEntrepreneurのUpsideが遥かに大きい(2)
00: 57: 50 示唆④ 中国はProfessionalよりEntrepreneurのUpsideが遥かに大きい(3)
00: 58: 09 示唆④ 中国はProfessionalよりEntrepreneurのUpsideが遥かに大きい(4)
00: 58: 18 示唆(5. ベンチャーエコシステム発展には、6つの成功要因の好循環が必要)
00: 58: 23 示唆⑤ ベンチャーエコシステム発展には、6つの成功要因の好循環が必要
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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