ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
アマゾンと物流大戦争 > アマゾンと物流大戦争 01

アマゾンのロジスティクス


概要:
物流は経済を支える大動脈である。Amazon.com(アマゾン)は米国シアトルに本拠を構え、インターネット上で仮想店舗を展開。英国、中国、日本など世界13カ国でサイトを運営している。アマゾンにおけるロジスティクス(物の流れを一元管理して全体の最適化を図ること)の変化はスピードがある。本番組では、国内No.1の通販専門物流代行会社であるイー・ロジット代表取締役の角井亮一氏を講師に迎え、物流のネットワークを着実に築き上げているアマゾンの実像に迫る。
アマゾンは当初、消費税が安いネバダ州に拠点を設けていたが、顧客が多いカリフォルニア州等に配送するには時間がかかり、利用者のコスト増となっても利便性がよい場所に拠点を移して早く届けた方がよいと判断、戦略を転換した。日本における物流拠点も消費者が多い都心部を中心に展開する傾向が強まっている。米国では、2009年以降、配送費が右肩上がりで急増。UPUS(郵便公社)、UPS(貨物運送会社)、FedEx(物流会社)、地元配送会社などに委託して配送していたが、アマゾン自身が車両を調達、仕事帰りに荷物を運ぶ人と契約、一般の人が荷物を配達するサービス(FLEX)を導入するなど、自前で配送する動きが進んできた。
空便では専用貨物機をリース契約、空港内に国際貨物を仕分ける施設も建設する予定となっている。「アマゾンロッカー」は駅・コンビニ・アパート等で、「アマゾンキャンパス」は大学で荷物を受け取れるシステム。顧客ニーズに合わせたサービスを次々と展開する。日本では、注文された商品を最短1時間で届ける「Prime Now」が始まった2015年秋ごろから配送会社の苦境を察知、デリバリープロバイダー(同社と提携している地域限定配送業者の総称)に委託して配達し始めた。運転手の人手不足や長時間労働が深刻化、配送料やサービスを見直すというヤマト運輸による「ヤマトショック」が勃発した2017年より先駆けて手を打っていたと言える。

増え続ける宅配数に対処するには、現状約2割ある再配達をゼロにすることが必要だ。「ウケトル」はアマゾンや楽天のIDとパスワードを入力すると荷物が届く直前に通知、再配達依頼もワンクリックでできるアプリ。今後はウェブ上でプロドライバーとマッチングできる仕組みを通してFLEXのような配達可能な人の増員や、ヨドバシカメラやアスクルが始めた自前配送の増加も求められる。アマゾンは、お客さまに迷惑を掛けない代案を実践し続け、顧客に品物を届けてきた。宅配でイノベーションを起こすためには、危機を乗り切る工夫が続きそうだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 アマゾンのロジスティクス
00: 00: 51 講師プロフィール
00: 02: 22 アマゾンのロジスティクス
00: 05: 37 Amazon配送費の伸び
00: 07: 13 Amazonサプライチェーンの変遷(1)
00: 08: 03 Amazonサプライチェーンの変遷(2)
00: 08: 33 Amazonサプライチェーンの変遷(3)
00: 08: 52 資料(1)
00: 10: 00 Amazonサプライチェーンの変遷(1)
00: 10: 51 Amazonサプライチェーンの変遷(2)
00: 11: 19 資料(2)
00: 14: 31 アマゾンジャパンのロジスティクス
00: 14: 53 資料(3)
00: 17: 12 陸海空を駆使
00: 17: 33 Amazonが利用する宅配会社
00: 20: 35 資料(4)
00: 21: 24 資料(5)
00: 22: 31 資料(6)
00: 23: 55 配送デポ
00: 25: 10 資料(7)
00: 26: 32 Amazon FLEX
00: 30: 25 Amazonサプライチェーンの変遷
00: 30: 48 資料(8)
00: 33: 49 Drone
00: 36: 02 資料(9)
00: 36: 13 2011.10 NYC
00: 39: 35 資料(10)
00: 39: 57 資料(11)
00: 40: 29 資料(12)
00: 40: 50 資料(13)
講師紹介: 角井 亮一(かくい りょういち)
株式会社イー・ロジット 代表取締役
1968年10月25日大阪生まれ。上智大学経済学部経済学科卒業。ゴールデンゲート大学MBA取得後、船井総合研究所に入社、その後、光輝物流に入社し物流コンサルティングを実施した。2000年に株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任。イー・ロジットは、現在230社以上から通販物流を受託する国内No.1の通販専門物流代行会社であり、200社の会員企業を中心とした物流人材教育研修や物流コンサルティングを行う。
またライトヴァンというアーティストグッズ販売やファンクラブ運営を行う会社を経営し、2015年、再配達撲滅するための生活アプリを開発するウケトルを立ち上げ、タイではSHIPPOPという物流IT企業をタイ最大のネット通販会社Tarad.com創業者のPawoot (Pom) Pongvitayapanuと共同で立ち上げた。

『角井 亮一』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:西野 七海

Copyright(c)