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【HD】内田和成のビジネスマインド > 内田和成のビジネスマインド 73

最新経営用語を学ぶ(3)
人工知能(AI)前編


概要:
メディア媒体にAI(Artificial Intelligence:人工知能)の単語が登場しない日はないと言ってもよい。コンピューターのハード・ソフト双方の性能が、特に近年は加速度的に発展したことにより、自分自身で考え判断するシステムへ変わりつつあるAIは、私たちの生活にも多く入り込んできている。既存の仕事が大幅に機械に取って代わられるような論調も散見される中、本番組では、基本に立ち帰りながら、AIの仕組みや現状、将来的な可能性や課題を2回にわたって解説、人間とAIがどのように関わっていくかを考える。
まずは身近な存在になったAIに注目しよう。掃除機の使い方に大きな影響を与えたロボット掃除機「ルンバ」は、何回か動くうちに部屋の構造を「学び」、効率的な動き方を自身で決定していく点で画期的だった。最近は、IT(情報技術)業界の巨大企業アマゾンやグーグルが提案する「AIスピーカー」が話題を集める。例えば「○○市の天気を教えて」「△△さんに電話をかけて」と声を掛けると、連動したスマートフォンに天気情報を表示したり、電話帳を参照して発信したりする。いずれも精度の高い音声認識技術だけでなく、指示の意味することを理解して動作につなげる判断力がなければ成り立たない。

AIという言葉は1956年に初めて使われた。1997年には、米IT老舗企業IBM製コンピューター「Deep Blue」がチェス世界王者を破って世界を驚かせた。2012年、コンピューター自身が大量の過去データを学習するディープラーニング技術がトロント大学で開発され、この画期的技術が寄与し2016年、グーグル製「Alpha Go」が世界最強の囲碁棋士に勝利する。さらに2017年、過去データを「問いと正解」だけで学ばない高度なディープラーニング技術を使った「Alpha Go Zero」が「Alpha Go」を破り、新たな段階に到達した。

「Amazon GO」は無人店舗オペレーションを目指し、多数のAIカメラが客の動きを追い、最後に持ち出した商品を決定して決裁する。「Google Assistant」では、例えばレストランの予約電話にAIが対応する。実験段階では、問い合わせ側が相手をAIと気付かないぐらい臨機応変な会話がされていた。音声や画像処理など特殊情報を並行処理できる半導体GPU(Graphics Processing Unit)の実装が進むことで、コンピューターの処理能力に厚みが加わった。SNSなどで写真の人物を特定する機能「タグ付け」の精度も格段に進歩したことが実感できるだろう。開発中の車両自動運転などAI活用の幅は確実に広がる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 最新経営用語を学ぶ(3)
00: 00: 40 最新経営用語を学ぶ(3)
00: 00: 46 今回のトピックス
00: 02: 34 本日の内容
00: 02: 56 AIとは
00: 03: 51 身近なAI
00: 04: 45 感情認識人型ロボット『Pepper』/ロボット掃除機 ルンバ
00: 08: 09 AIスピーカー
00: 22: 44 Facebookの写真タグ付け
00: 26: 14 進化するAI
00: 26: 39 アルファ碁(AlphaGo)とアルファ碁ゼロ(AlphaGoZero)
00: 31: 38 AmazonGo
00: 36: 45 Google Assitant
00: 45: 57 なぜ今AIか?
00: 46: 11 AIの歴史
00: 51: 29 なぜ今ブームなのか?
00: 57: 45 AI(人工知能)まとめ
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

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  アシスタント:坂本安代

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