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M&A実務のプロセスとポイント > M&A実務のプロセスとポイント 01

M&Aの本質


概要:
日本のビジネス界ではM&Aが年々増えてきているが、いまだに成功例は少ない。プロセスとノウハウは書籍等で多く出ているものの失敗するのはなぜだろうか。その理由と改善方法を、全6回シリーズで解説する。講師は、買収活動のコンサルタントやサポートを行う一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)代表理事の3人が担当、第1回目は大原達朗氏が、買収活動における失敗の要因と改善方法を、具体例を挙げて講義する。今回の内容が番組の根本部分であり、M&Aの本質を理解する上で重要な内容となる。
M&A成立の定義は、売り手側が本来の自社価値に買収プレミアムがついた金額を提示、買い手側がシナジー効果を得ることで提示金額に納得した場合に成立するが、日本で成功例が少ない実情は、「シナジー効果」の意識が希薄になるのが要因だという。実行のポイントを具体的に挙げると、シナジー効果を正しく判断するため、買った企業で何ができるかを明確にさせておくこと。交渉段階になったら同時進行で買収後のプランニングを進め、PMI(経営統合作業)を行うが、できるだけ具体的に、誰がいつ何をどのように執行するかを考えておく。

一番重要なのは、意志決定者によるビジネスDD(詳細の調査)だと、講師は言う。上層部からの命令で動く人では、いつの間にか買収が結果を追うための目的になってしまう恐れがある。M&Aはあくまでも売上増や新規事業等、シナジー効果を得るための手段であって目的であってはならないので、意志決定者である経営トップが、常に実行部隊の行動をモニタリングする必要がある。交渉最後のクロージング(経営権移転の最終手続き)は、コンサルタントに頼らず、自分たちの手で行わなければならない。従業員への告知、統合チームの編成とスケジュール、事業計画、実務といった項目があるが、早期に必要なのが役員構成の決定で、統合後の混乱を避けるためには不可欠である。

M&Aに成功した企業を見ると、事前に買収内容や予算を世間にリリースしていることが多い。事業計画と戦略の情報が社内に行き届いているため、JMAA等サービス業者のアドバイスも受けやすい体制ができている。目が届かないリスクチェックだけは弁護士や会計士に頼むかたちを取っているが、一連の行動は全て経営トップが関与しており、講師が繰り返し言う「買収は手段であり目的ではない」ということを実践している。国内で代表的な成功事例は、JT(日本たばこ)、日本電産、ソフトバック等があるが、いずれもビジネスDDと戦略、トップの関与がキーとなっているので、参考にしていただきたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 M&Aの本質
00: 00: 57 一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)
00: 01: 59 M&A実務のプロセスとポイント(全6回)
00: 04: 09 M&A成功の定義
00: 16: 22 成功するには何が必要か
00: 33: 44 クロージング後がスタートだが、M&A業者はあてにならない
00: 39: 52 M&A失敗の本質
00: 46: 56 M&Aで良い案件を逃す原因
00: 53: 54 M&Aの成功事例
講師紹介: 大原 達朗()


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  アシスタント:小泉 陽以

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