ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
フィンテック革命で産業界が変わる > フィンテック革命で産業界が変わる 04

セブン銀行の取り組み
ゲスト:松橋正明氏(株式会社セブン銀行 常務執行役員)


概要:
シリーズ最終回は、ATMを軸に事業展開するセブン銀行の取り組みを紹介する。2001年、セブン&アイ・ホールディングスの金融部門として業務を開始。紙幣専用ATM機と、世界初のビジネスプランである、手数料を提携金融機関が制御する仕組みを実用化させた。以来、顧客の利便性を第一にグレードアップさせてきたが、AI革命が叫ばれる今、変化の潮流にどう対応していくのか。常務執行役であり新規事業創出部「セブン・ラボ」を率いる松橋正明氏に現在・未来の戦略を語っていただき、講師が最後に講座総括を述べる。
セブン銀行は「いつでも、どこでも、だれでも、安心して使えるATMサービスを提供」をキャッチフレーズに、全国2万4千台、提携金融機関600社で展開している。創業当時、IOT等の技術はまだ出現前だったが、独自の技術でオペレーションを進化、社会の課題解決にも取り組むサービスは比類のないものだ。例えば、訪日外国人が現金を引き出せるカード、在住外国人の海外送金サービス、ATMのバリアフリー等、常に利用者を見ながら利便性を追求してきた。フィンテックに立ち向かう新サービスでは、講師が当講座で強調してきたスマホ決済を取引可能にし、昨今増えているシェアリングエコノミーは、少額決済に対して企業と個人間のダイレクト入金システムを提供。新たなスタイルや働き方が多様化する中、電子マネー、クレジットカード等、口座レス決済の充実化を進める。AIを活用したユニーク機能では、現金需要分析、保守最適化、犯罪対策といったソリューションを再構築、将来的な人材不足に向けてテクノロジーを使いながら高度化する予定だ。

セブン銀行の事業創出に欠かせない「セブン・ラボ」は、2016年、5人の異なる価値観を持ったメンバーで結成された。松橋氏はフィンテック時代に勝つための鍵を、オープンイノベーションと言う。興味深い例を見ると、給与管理のベンチャー「ドレミング」と開発した給料を即時に受け取れるサービス、おつりを投資に回す「トラノコ」との協合、産学連携ではワークショップを開いている。オープンイノベーションは社内でも積極的に行い、事業創出のプログラムを提供しながら人材発掘に寄与させている。同社は今後も次世代ATMの開発を続けるが、「顧客本位」は変わらず万人に選んでもらえる企業を目指すと、松橋氏は述べた。講義のまとめに、フィンテックは異業種同士の結合が大切であり、大企業のベンチャー投資が重要となる。セブン銀行も含め、顧客目線で変革を進めることでシェアが大きいものが勝つし、産業界も変貌していくだろうと、講師は総評を述べた。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 セブン銀行の取り組み
00: 01: 01 松橋 正明プロフィール
00: 10: 29 いつでも、どこでも、だれでも、
00: 11: 53 創業時 新ビジネスモデルの構築
00: 13: 43 事業のDigital化(1)
00: 15: 25 事業のDigital化(2)
00: 16: 03 社会課題を解決するサービス展開
00: 18: 14 資料(1)
00: 18: 47 常に変化する
00: 22: 11 セブン-イレブンのDNA
00: 25: 20 新たなサービスを続々提供
00: 30: 29 資料(2)
00: 31: 08 アプローチ
00: 31: 59 Open Innovation
00: 35: 09 社内事業創造
00: 37: 41 AIの取り組み
00: 39: 54 セブン・ラボ(1)
00: 41: 51 セブン・ラボ(2)
00: 43: 38 資料(3)
00: 47: 12 資料(4)
00: 47: 48 資料(5)
00: 47: 50 資料(6)
00: 47: 51 資料(7)
00: 48: 50 挑戦を続けます
00: 50: 14 マインドセット(1)
00: 50: 38 マインドセット(2)
00: 51: 19 資料(8)
00: 52: 26 【再掲】挑戦を続けます
講師紹介: 藤田 勉(ふじた つとむ)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授/一橋大学大学院フィンテック研究フォーラム代表/シティグループ証券株式会社顧問/シティ資本市場研究所理事長
一橋大学大学院博士課程修了,経営法博士.慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員.慶應義塾大学「グローバル金融市場論」講師.内閣官房経済部市場動向研究会委員,経済産業省企業価値研究会委員,環境省環境金融行動原則起草委員会委員

『藤田 勉』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:野中 美里

Copyright(c)