ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
フィンテック革命で産業界が変わる > フィンテック革命で産業界が変わる 01

AI革命で進化するフィンテック


概要:
テクノロジーを駆使した金融サービス、フィンテックにより、経済の血液といえるマネーが大きく変動している。本講座は、マネーの流れと共に変わっていく産業界の状況を4回シリーズで解説する。講師は一橋大学大学院客員教授の藤田勉氏、元証券アナリストの目で分析する金融テクノロジーの技術から、産業界の現状と将来の確かな姿が見えてくるだろう。第1回目は、AI(人工知能)が重要な要素となるフィンテックについて、世界で存在感を見せる企業の現状を取り上げ、金融界全般の潮流を感じ取る。
AIのポイントは、自己学習の機能で人間の知的分野を代替していくことであり、これを元に現在、フィンテックが金融界で広がっている。AIの革命的進化により、仮想通貨のビットコイン、ブロックチェーン、生体認証等、新たな技術をも生み出した。安定度の高いブロックチェーンから創出される仮想通貨は、いずれ送金・決済の中心となり、印鑑やパスワートのセキュリティは生体認証に移っていくだろう。現実的に銀行や証券等のリテール(小口取引)サービスは大きく変貌し、全国各地にある支店がスマホ操作へ整理される日はそう遠くないと、講師は言う。フィンテックの収益化は、クレジットカード、デビットカード、モバイル決済等が有力となる。日本で注目される企業は、まず楽天だ。eコマースのポイントで囲い込み、カードやローンへと誘導する。楽天のように、産業界から金融界への進出は有用な収益法だと言える。一連の流れは、イオン、セブン&アイ・ホールディングスにも当てはまり、寡占化される小売業が勝ち残るための道を示している。

世界のフィンテック専業企業は、ビザ、マスターカード、アメリカン・エクスプレスの順に時価総額が多い。もっと広く見ると、アップル、アルファベット、アマゾン等、巨大IT企業が並ぶが、彼らの共通項は、プラットフォームを持ち、個別サービスも提供していることだ。「フィンテックは金融リテールサービス」と言われるように、ITの力で顧客にアクセスできる点が最大の強みとなる。中国のアリババも、アマゾンの約2倍売り上げるeコマースと、電子決済「アリペイ」を運用しており、有力企業に名を連ねている。日本国内は、いまだ現金取引と印鑑、低い投資率という特殊性があるが、金融革新により世界水準へ近づける期待感、特に個人資産1800兆円の有効活用が望まれる。フィンテックは産業界と金融界の壁を低くし、より付加価値の高いものが利益を生むため、進歩に否定的にならず、いち早く対応するすべを本シリーズで学んでほしいと、講師は強調している。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 AI革命で進化するフィンテック
00: 01: 25 フィンテック革命で産業界が変わる
00: 02: 46 要約と結論
00: 06: 31 フィンテックで何が変わるのか
00: 10: 42 AI革命の歴史は意外に長い
00: 11: 32 機械学習とディープ・ラーニングの違い
00: 14: 36 ディープ・ラーニングとフィンテック
00: 16: 28 フィンテックの中核技術(1)
00: 19: 54 フィンテックの中核技術(2)
00: 22: 19 フィンテックの中核技術(3)
00: 25: 02 決済・送金と資産運用が有望
00: 26: 13 拡大する電子決済市場
00: 28: 06 世界のフィンテック企業
00: 29: 27 世界最大のフィンテック企業:Visa
00: 33: 28 日本のフィンテック企業:楽天
00: 34: 44 フィンテックと産業界再編
00: 37: 27 米国IT企業の巨大化
00: 40: 25 フィンテック専業企業の規模は小さい
00: 42: 29 世界のIT産業の構造変化
00: 44: 56 中国はフィンテック先進国
00: 48: 21 日本の金融の特殊性
00: 52: 06 金融業への参入
00: 53: 14 金融業に対する影響
00: 58: 17 結論:産業界の参入で金融業は活性化
講師紹介: 藤田 勉(ふじた つとむ)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授/一橋大学大学院フィンテック研究フォーラム代表/シティグループ証券株式会社顧問/シティ資本市場研究所理事長
一橋大学大学院博士課程修了,経営法博士.慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員.慶應義塾大学「グローバル金融市場論」講師.内閣官房経済部市場動向研究会委員,経済産業省企業価値研究会委員,環境省環境金融行動原則起草委員会委員

『藤田 勉』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:野中 美里

Copyright(c)