ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
高収益に導くリーダーシップ > 高収益に導くリーダーシップ 05

建設現場の生産性向上についての取り組み
~コマツ~
ゲスト:四家千佳史氏(株式会社小松製作所 執行役員 スマートコンストラクション推進本部長)


概要:
高収益に導くリーダーシップ・シリーズ最終回は、自社の独自性を貫き躍進を続ける日本企業を紹介する。小松製作所は、IoT技術を縦横無尽に活用、世界でも抜きんでたユニークな事業としてスマートコンストラクション事業を展開、顧客と一体となって建設現場の生産性向上を目指す。この取り組みは、少子高齢化・労働力不足が深刻な問題となる日本において、建設業界の救世主として注目に値する。本番組では、小松製作所の四家・執行役員をお招きし、世界最先端を走るコマツ流建設現場改革の本質に迫る。
四家千佳史氏は、1968年福島県生まれ。1991年日本大学卒業、キヤノン販売にてシステム関連業務に従事後、1997年に福島県で建設機械のレンタルを行う株式会社ビッグレンタル(後にBIGRENTAL)を創業する。当時開発されたiモードなどIT技術を駆使、効率的な営業で急成長を遂げ、福島県内の建設機械レンタル市場の約4割を獲得する。同社は2008年からコマツレンタル株式会社としてコマツ傘下に入り、四家氏は、2015年1月より株式会社小松製作所執行役員・スマートコンストラクション推進本部長を務める。

コマツは、1921年設立の建設機械・車両メーカー。連結子会社143社を抱え、世界中で事業を展開する。2017年3月期には、連結売上高1兆8029億円を達成した。連結従業員数は6万人を超えるが、社員の約65%は外国人で、ダイバーシティー文化が根付いている。

総務省推計によると、日本では、2025年に建設技能労働者の4割が離職し、約130万人が不足する。日本の建設会社は90%以上が中小事業者であり、労働生産性向上は喫緊の課題とされている。コマツは、この問題の解決に、建設機械(ハード)の進化で取り組み、ICTで自動制御する「情報化施工建機(ICT建機)」を開発、2013年より日本、北米、欧州、豪州で市場導入した。

事業を展開する中で、建機だけが高効率で稼働しても、前後の工程がボトルネックになり全体最適にならないなど、施工上の課題が浮かび上がった。同社が関わる建機にとどまらず、建設生産プロセス全体を3次元データでつなぎ効率化施工を支援する、スマートコンストラクションを開発するに至った。現在は道半ばではあるが、同システムを利用すると、土木施工未経験者でも、国交省のi-Construction型施工管理基準に沿った施工が可能になることを実証した。既に4000を超える建設現場で導入され、日々改良を続けている。スマートコンストラクションを推進するコマツの、さらなる今後に期待する。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 建設現場の生産性向上についての取り組み~コマツ~
00: 01: 06 ゲストプロフィール
00: 03: 54 高収益に導くリーダーシップ
00: 04: 38 IoTで建設現場を変える建設現場の生産性向上についての取り組み
00: 04: 43 コマツの概要
00: 05: 25 コマツの現場志向に進む事業戦略
00: 07: 43 資料(1)
00: 09: 00 建機(ハード)の進化で、お客様の課題解決に取り組んだ
00: 09: 36 現場経験から解った「ICT建機による施工」の課題
00: 11: 58 いくつかの現場経験から気づいた課題
00: 15: 24 資料(2)
00: 16: 48 「スマートコンストラクション」の全体図
00: 19: 00 「スマコンは大きい会社でしかできないのではないか?」との声に
00: 23: 45 既に4000を超える現場でご導入いただき、さらに多くの課題を理解することができました。
00: 25: 12 多くのお客様から、「ワオゥ!」の声を頂戴しております。
00: 33: 56 これからのスマートコンストクション
00: 34: 38 スマートコンストラクションは、「人+ハード+ソフト」で、お客様と一緒にお客様の現場で進化する
00: 36: 21 お客様の現場で見えた課題
00: 37: 38 課題の解決策は建設現場でお客様と一緒に考える
00: 39: 46 積込時の土砂を計量できる「ペイロードメータ」をICT建機に標準装備
00: 39: 59 ダンプトラック運行を飛躍的効率化
00: 42: 44 建設生産プロセス全体をつなぐ新プラットフォーム「LANDLOG」の共同企画・運用を決定
00: 43: 53 資料(3)
00: 55: 01 「戦略と実行のギャップが少ない」優れた戦略には、5つの行動様式が重要
00: 58: 22 まとめ:戦略と実行のギャップをなくすには
講師紹介: 岸本 義之(きしもと よしゆき)
PwCコンサルティング合同会社 ストラテジーコンサルティング シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
東京大学経済学部卒業、ノースウェスタン大学MBA、慶応義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了、博士(経営学)。15年以上にわたり、銀行・証券・保険・ノンバンクなどの金融機関に対し、全社戦略、営業マーケティング戦略、リスク管理、グローバル戦略、組織改革などのプロジェクトを行ってきた。
マッキンゼー・アンド・カンパニー(マネジャー)を経て、現職。

『岸本 義之』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:坂本安代

Copyright(c)