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10年後、君に仕事はあるのか? > 10年後、君に仕事はあるのか? 03

なぜ、遊びが大事なのか?
ゲスト:夏野 剛氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授)


概要:
人工知能(AI)への置き換えで既存の職業が消滅する今後、仕事ができる能力をどのように身に付ければよいのかを考察していく当シリーズ、3回目は遊びをテーマに取り上げる。20世紀の成長社会は、あらかじめある正解を速く正確に導き出す「情報処理力」が求められた。21世紀、正解のない問いが多くなる成熟社会では、試行錯誤のうえ納得解を得る、レゴを自在に組むような「情報編集力」が必須となってくる。今回は、ニコニコ動画黒字化の仕掛け人、夏野剛氏をゲストに迎え、持論を大いに語っていただく。
夏野氏は、早稲田大学政治経済学部を卒業後、米ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクールでMBAを取得。NTTドコモに入社し、在職中に榎啓一氏らとiモード立ち上げに参画。2008年に退社。現在は慶応大学での特別招聘教授職のかたわら、セガサミーホールディングスや日本オラクルなど多数の企業で取締役を兼任している。

転勤族の親の下、地方で伸び伸び過ごした同氏は、大学受験でつまずいて、初めて猛勉強に取り組んだ。学習量が、ある閾値を超えると出題者の意図が読めるようになり、ゲーム感覚で攻略法を鍛え、全国模試上位の常連にして各種奨学金を獲得するに至った。過程は基礎学力の「情報処理力」を突き詰めた後、応用編の「情報編集力」に移った印象だが、今ならインターネットがあるから、前者を圧縮し後者に注力できると夏野氏は言い切る。

N高等学校は、カドカワドワンゴグループが運営する通信制の私立学校だ。有名予備校講師陣による双方向ネット授業で、高校卒業資格を得るための勉強を効率的にミニマムパッケージで提供している。多彩なバックアップ体制を備え、学科のほかに学生が興味のあることを最大限学びながら卒業できる。プログラミングが好きならIT企業、ドワンゴで新入社員が受けるプログラムを3年間で履修でき、卒業と同時にエンジニアとして使い物になるだろう。公立学校でも、ITを駆使すれば、必要な基盤学習を時短で教えられ、ディスカッションやディベートなど思考力や表現力を高める多様な授業を組み込めるはずだ。

子どものころ、友達との遊びに弟や妹が付いてきてしまい、ルールを変えざるを得なかった経験はないだろうか。柔軟な遊びは「情報編集力」を養う宝庫だ。大人になったら、名刺不要の趣味や地域のコミュニティーに参加し、自分のポジションをつくっていってはどうだろう。別の顔を持つことで戦略的に遊び心を育てていくことができる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 なぜ、遊びが大事なのか?
0.0: 3.0: 4 10年後、君に仕事はあるのか?
0.0: 3.0: 48 生きる力の逆三角形
0.0: 13.0: 28 成長社会から成熟社会へ
0.0: 17.0: 18 遊びが「情報編集力」を育てる
0.0: 17.0: 38 仕掛ける側に重要なのは「遊び」と「戦略性」
0.0: 17.0: 50 情報編集力の5つのリテラシーはもともとゲームのリテラシー
0.0: 18.0: 13 【再掲】生きる力の逆三角形
0.0: 29.0: 36 夏野 剛(なつの たけし)
0.0: 31.0: 54 【再掲】生きる力の逆三角形
講師紹介: 藤原 和博(ふじはら かずひろ)


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  アシスタント:結城 未来

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