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10年後、君に仕事はあるのか? > 10年後、君に仕事はあるのか? 02

雇われる力(エンプロイアビリティ)の逆三角形 ~編集力を鍛えよ!
ゲスト:合田哲雄氏(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課長)


概要:
当シリーズ2回目は教育にフォーカスする。文部科学省の掲げる生きる力とは、仕事のできる力にほかならない。人間の能力は、家庭教育を起点に体力や集中力等をベースにした「基礎的人間力」、ここから上向きに出発した矢印が、学科知識や技能からなる「情報処理能力」と、思考や判断・表現力を基にした「情報編集力」に分かれ、逆三角形を形成する。人工知能(AI)への転換で従来ある仕事が消滅していく社会の中で、稼げる力をどのように身に付ければよいのかを、教育界における革新的な取り組みから考察していく。
合田氏は、1992年に旧文部省へ入省、財務や全米科学財団研究員などを経て、2015年から現職。2008年、「ゆとり教育」が批判されるさなか学習指導要領改訂の担当室長に着任。以来、講師の藤原氏を師と仰ぎ、公立学校教育の可能性を追求している。業務のかたわら、6年間公立小・中学校でPTA会長を務めるなど、現場主義を身上とする。

小・中・高校までを所掌する初等中等教育局は、子どもの学力や教員資質の向上推進をはじめ、中央教育審議会とともに授業カリキュラムを決める教育改革の総本山だ。日本の義務教育は世界でも優秀とされるが、高校・大学と進むにつれ大きく失速する。最大の要因は、既にある正解を早く正確に当てる「情報処理能力」偏重の入試システムや授業にあると見られている。とりわけ高校が課題になる。

国立情報学研究所の新井規子教授が、AIで東京大学合格をめざす「東ロボくん」プロジェクトを進めている。暗記力を武器に正解探しを得意とするロボットは、ディープラーニングの進化で、さらなる発展が見込まれ、いずれ脅威となるだろう。人間が伍していくには、知識はもとより、正解がないものに対して経験や発想などの組み合わせで納得解や新しい価値を創造する「情報編集力」を伸ばすことが肝要だ。
文科省の取り組みは既に始まっている。センター試験は2020年から大学入学共通テストと名前を変え、国語と数学に記述式問題を取り入れる。私立大学が先行する推薦・AO入試枠を旧国立大学も始め、一芸に秀でた学生のスカウトや、絶対解のない設問でのグループディスカッション等新たな判断基準の導入も始まっている。

AI時代の到来で世の中は激変している。教員の世代交代が進む中、基礎学力のみならず「情報編集力」を鍛え、より人間的な仕事のできる人材育成の教育が必須となってくる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 雇われる力(エンプロイアビリティ)の逆三角形~編集力を鍛えよ!
0.0: 1.0: 25 10年後君に仕事はあるのか 第2回 雇われる力(エンプロイアビリティ)の逆三角形 ~編集力を鍛えよ!
0.0: 2.0: 36 生きる力の逆三角形
0.0: 16.0: 50 成長社会から成熟社会へ
0.0: 19.0: 39 成長社会から成熟社会へ-大学入試改革とアクティブラーニングはこのために
0.0: 23.0: 39 資料
0.0: 23.0: 58 【再掲】成長社会から成熟社会へ-大学入試改革とアクティブラーニングはこのために
0.0: 25.0: 46 情報処理力 → 情報編集力
0.0: 29.0: 9 【再掲】資料
0.0: 32.0: 18 合田哲雄(ごうだ てつお)
講師紹介: 藤原 和博(ふじはら かずひろ)


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  アシスタント:結城 未来

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