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世界史で学べ!地政学 > 世界史で学べ!地政学 07

日本の地政学


概要:
最終回は日本を取り上げる。四方を海に囲まれ、外敵から攻め込まれにくかった日本は、古来からアジアのほぼ全域に貿易ネットワークを築いて国力を上げてきた。勢いに乗って大陸進出をもくろんだ結果、第2次世界大戦で苦汁を飲むも、新たな道を模索して経済大国となり、これまで平和を維持してきた。現代、テクノロジーの進化により国防戦術は様変わりしている。周辺諸国に対しわが国が今後どのような関係を築いていくことが望ましいのかを、地政学的見地から展望していく。
東にアメリカ合衆国、西に中国やロシアが位置する日本は、小さな島国と見られがちだが、イギリスやフランスなどヨーロッパ諸国に比較すると国土は意外に大きく、ランドパワー国家としての一面も併せ持つ。

20世紀前半、中国国内の混乱に乗じて陸軍が満州を占領、さらなる侵略を押し進めたことで日中戦争に発展、英米が中国に加勢して第2次世界大戦へとなだれ込んだ。戦後、満州国は中国に吸収され、千島列島はソ連に渡り、韓国、沖縄、日本は米軍の管理下に置かれた。日米同盟を結び、純然たる海洋国家として再出発したわが国は、「憲法」第9条に拘束され、攻撃型空母や原子力潜水艦を持つことができない。横須賀に基地を置く米第7艦隊が西太平洋からインド洋までを掌握、イージス艦が得た情報は米海軍と共有するなど、海上自衛隊は後方支援組織としての機能を主に担っている。

現在、北朝鮮の核ミサイルは、長らく要塞として国土を守っていた海を、わずか数分で飛び越えてくる。中国は、東シナ海の油田を狙って、尖閣諸島周囲の領海侵犯を常態化させ、ガス田に至っては、日中中間線の西側ですでに開発を始めている。韓国は竹島を実効支配しているつもりだ。ロシアとの北方領土問題は交渉進展の兆しが見えない。米軍の駐留は70年を超えた。これら日本に迫る種々の脅威に対し、専守防衛だけではなく、報復能力を持つことで抑止力となるのではないか。かつてわが国は全方位を敵に回して大敗した。同じ轍を踏んではならない。最大の脅威となる主敵を明確にし、他の国とは妥協を図って強固な同盟関係を構築することが、地政学から見た日本の生き残る道となるだろう。 講師の茂木氏は、地政学は地理的要因から眺めた一つの世界の捉え方でしかないので、当番組で国家の取るべき選択肢を自分たちで考えるための材料や機会にしてほしいと結んだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 中東の地政学
0.0: 7.0: 26 資料(1)
0.0: 17.0: 52 資料(2)
0.0: 32.0: 48 資料(3)
0.0: 41.0: 50 資料(4)
0.0: 47.0: 25 日本に対する脅威 (1)北朝鮮の核ミサイル開発
0.0: 52.0: 14 (2)中国の尖閣領有権の主張
0.0: 54.0: 52 (3)中国の東シナ海ガス田開発
0.0: 57.0: 4 (4)ロシアの北方領土不法占拠(1945-)
0.0: 58.0: 14 資料(5)
講師紹介: 茂木 誠(もぎ まこと)


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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