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世界史で学べ!地政学 > 世界史で学べ!地政学 04

ロシアの地政学


概要:
シリーズ4回目はロシアにフォーカスする。広大な国土の大部分を永久凍土や針葉樹林帯が占め、欧州側の一部とアジア周縁に人口が集まる同国は、南下政策で拡張を図るランドパワー帝国だ。ユーラシア大陸の深奥部にあり、英地理学者マッキンダーが唱えたハートランド論から列強な危険因子と目されたが、英海軍は歯が立たず、陸路のナポレオンも撤退。同国の海洋進出をきっかけにシーパワー諸国が封じ込め作戦を展開していくなか、帝国の形成や中東介入するなど、機を見るに敏な動きを分かりやすく解説していく。
19世紀中盤、英仏とのクリミア戦争で敗れたロシアは近代化に目覚めた。不凍港を求め、スウェーデンからバルト海を奪い、バルチック艦隊を構成。清朝から日本海沿岸州を占領、ウラジオストク港を開いて太平洋艦隊を装備。着々と国力を増していったが、警戒を強めた海洋国家は包囲網で対抗、日露戦争や米国との冷戦などに至った。南下政策が成功すればするほど、抱え込んだ他民族勢力がアキレス腱となる。バルト3国やウクライナ、グルジア等の独立運動を強権で制圧したことで、帝国の崩壊が始まり、1917年のロシア革命、1991年のソ連邦分解へと発展した。

幅2キロのボスポラス海峡から地中海に抜けたい同国は、中東紛争の元凶となったサイクス・ピコ協定(トルコと中東諸国から成るオスマン帝国を分割する密約)に加担するも、だしにされたことで一転アラブ民族主義を支援。エジプトやイラク等に親ソ連政権が林立したが、解体で影響力の低下したソ連に代わって米国が介入、湾岸戦争や「アラブの春」で根絶やしになった。唯一残った友好国シリアのアサド政権援護のため、プーチン大統領はイスラム国を直接空爆したが、敵の敵は味方とばかりに、オバマ政権は過激派の暴走を静観。中東の混迷はいまだ収まっていない。

オホーツク海から太平洋へ出るルート上にある北方四島は、1858年の日露和親条約で択捉島以南を日本領に定めて以来、二転三転、実質ロシアが掌握している。返せば日米安保条約の適用で米軍の監視下に置かれることが明白で、安易な妥協はできない。一方、北極海の油田欲しさに領域を勢力下に置こうと、人口1億人がひしめく東北地方から東シベリアへの移民流出で既成事実化を狙う中国は、同国にとって最大の脅威だ。ごり押しをけん制するためにもロシアは、日本との友好関係構築が見過ごせない外交課題となっている。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ロシアの地政学
00: 00: 48 第4回 ロシアの地政学
00: 01: 29 マンガでわかる地政学
00: 02: 32 英米系地政学の流れ
00: 03: 10 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 05: 27 ロシアは征服できない
00: 06: 08 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 06: 40 【再掲】ロシアは征服できない
00: 06: 55 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 07: 41 【再掲】ロシアは征服できない
00: 08: 07 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 08: 15 ロシアは不凍港を求めて南下を続けてきた
00: 09: 43 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 11: 28 【再掲】ロシアは不凍港を求めて南下を続けてきた
00: 12: 12 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 14: 23 【再掲】ロシアは不凍港を求めて南下を続けてきた
00: 14: 38 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 17: 47 ロシアの海洋進出は、シーパワーの諸国の警戒を呼び起こす
00: 19: 25 ロシアの海上勢力
00: 21: 51 南下政策の結果、ロシアは少数民族を抱え込んだ
00: 22: 59 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 23: 42 【再掲】南下政策の結果、ロシアは少数民族を抱え込んだ
00: 23: 53 【再掲】マンガでわかる地政学
00: 24: 56 【再掲】南下政策の結果、ロシアは少数民族を抱え込んだ
00: 26: 01 ロシアはなぜ中東に介入するのか?
00: 26: 13 イギリスとフランスがつくりだした中東紛争
00: 27: 36 【再掲】ロシアの海洋進出は、シーパワーの諸国の警戒を呼び起こす
00: 27: 56 【再掲】イギリスとフランスがつくりだした中東紛争
00: 31: 46 【再掲】ロシアはなぜ中東に介入するのか?
00: 32: 50 資料(1)
00: 37: 10 【再掲】イギリスとフランスがつくりだした中東紛争
00: 39: 54 【再掲】ロシアはなぜ中東に介入するのか?
00: 41: 34 資料(2)
00: 43: 18 ロシアはなぜ北方四島を返さないのか?
00: 43: 38 資料(3)
00: 48: 02 【再掲】ロシアはなぜ北方四島を返さないのか?
00: 48: 23 【再掲】資料(3)
00: 57: 36 ロシアにとって地政学上、最大の脅威は中国
00: 58: 48 【再掲】資料(3)
講師紹介: 茂木 誠(もぎ まこと)


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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