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世界史で学べ!地政学 > 世界史で学べ!地政学 03

アメリカの地政学


概要:
シリーズ3回目はアメリカ合衆国を取り上げる。北極圏を中心に距離と方位を正確に表した正距方位図法の地図がベースの地政学では、同国はユーラシア大陸から隔絶した大きな「島」とされる。カリフォルニア奪還で圧勝したメキシコと、無欲なカナダに挟まれ、周囲に敵なし、いまや超大国の米国だが、ヨーロッパ諸国に植民地として切り刻まれ、独立を果たしたのはたかだか250年前だ。大化けした理由を分かりやすく解説。加えて、耳目を集めるトランプ大統領と国内情勢、ロシアや中国との関係にも言及する
独立宣言後、内陸や西海岸を次々に買収したアメリカは国力を増すが、ロッキー山脈が障壁となり西海岸では開港できずにいた。海が荒れる南米周りや大西洋から大回りする案が浮上したが、海軍大学教官にして米地政学の父、マハンの提唱するパナマを横切るカリブ海ルートの開発が契機となり、同国は太平洋のシーパワーとして台頭した。海上政策の骨子は、国産製品を中国市場へ売るため、洋上の港と港を線で結ぶシーレーンの確保だ。門戸開放に応じない国へは容赦なく攻め入り、ハワイ王国を飲み込み、満州事変で楯突いた日本とは日米戦争に至った。共産党政権下で扉を閉ざした中国へは、周辺地域に出兵し押さえ込みを図り、朝鮮戦争やベトナム戦争を引き起こしている。経済開放はしても、ランドパワー全開の中国と、シーパワーで迎え撃つ米国は依然対立が続いている。

移民国家のアメリカは国民感情が二極化され、選挙で政権交代のたびに政府方針が大きく変更もする。初期西欧移民を出自とする南部や中西部の白人たちは、開拓者精神旺盛で、プロテスタントの教義に添った保守的社会を希求する共和党の支持基盤だ。一方、東部やカリフォルニアに多い東欧や南欧、アジアの移民労働者の子孫は、福祉国家を理想とし、国際介入もいとわず、多様性を尊重するリベラリストが分布し、富裕層も多く民主党の票田だ。メキシコ系は敬虔なカトリックが占め、何でもありより、まだましだと共和党に寄る。

メディアによるトランプたたきの真相は、ロシア至上主義のプーチンVS中国と手を握る米財界の確執にある。アメリカにとってのグローバリズムとは自国の経済発展にほかならず、拒む者は許さない。「アメリカファースト」のトランプは、思想が同じプーチンに接近するから疎まれる。CIAを傘下に持つ外交トップの国務省ほかの官僚機構や、ユダヤ系が牛耳る財界、マスコミを敵に回す大統領の先行きは不透明と言わざるを得ない。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 世界史で学べ!地政学
0.0: 0.0: 47 第3回 アメリカの地政学
0.0: 1.0: 33 資料(1)
0.0: 9.0: 50 国土の拡大
0.0: 14.0: 39 【再掲】資料(1)
0.0: 15.0: 27 【再掲】国土の拡大
0.0: 15.0: 29 マハンの海上政策
0.0: 16.0: 4 【再掲】資料(1)
0.0: 20.0: 25 資料(2)
0.0: 20.0: 42 【再掲】資料(1)
0.0: 21.0: 43 【再掲】マハンの海上政策
0.0: 22.0: 42 【再掲】資料(1)
0.0: 23.0: 39 【再掲】マハンの海上政策
0.0: 27.0: 14 19世紀末~20世紀前半
0.0: 27.0: 46 第二次大戦後~21世紀初頭
0.0: 29.0: 57 【再掲】国土の拡大
0.0: 33.0: 30 資料(3)
0.0: 40.0: 2 アメリカがメキシコから奪った地域
0.0: 40.0: 50 ヒスパニックの分布
0.0: 41.0: 28 【再掲】資料(3)
0.0: 42.0: 58 民主党と共和党の支配地域
0.0: 48.0: 45 【再掲】資料(3)
0.0: 49.0: 44 トランプはなぜ叩かれるのか?
0.0: 58.0: 3 【再掲】資料(1)
講師紹介: 茂木 誠(もぎ まこと)


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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