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世界史で学べ!地政学 > 世界史で学べ!地政学 02

中国・東南アジアの地政学


概要:
世界史を学びながら、昨今の国際紛争や国家間の関係を、大陸勢力(ランドパワー)と海洋国家(シーパワー)に区分けして地政学的見地から読み解いていく当シリーズ、第2回は中国と東南アジアを取り上げる。かつて列強諸国から眠れる獅子と恐れられた中国は、19世紀末の日清戦争で馬脚を現したが、いまや人口13億7千万人を擁するGDP世界第2位の超大国に成長している。さらなる増強をもくろむ同国と、各国の思惑が錯綜するインドシナ半島や南シナ海の状況を、分かりやすく解説していく。
北にロシア、西に砂漠地帯、東に日本を持つ中国は、南方へ影響力拡張を狙うランドパワー帝国だ。モンゴル人や満州族等の北方民族に国を再三乗っ取られてきた歴史の中で万里の長城を築いた同国は、19世紀、英国とのアヘン戦争をはじめ度重なる戦いで国力が衰え内乱が続いた。20世紀、蒋介石率いる国民党は英米へ寄り、北京軍閥は日本と結び、陸派の毛沢東が束ねる共産党はソ連と手を握って第2次世界大戦へなだれ込むも、日本の敗戦で共産党が台頭し中華人民共和国が成立した。戦後、ニクソン訪中で米中が急接近、文化大革命で疲弊した国を海派の鄧小平が改革開放政策に転換。外貨導入で経済成長へ導いた。

東南アジア諸国は中国に対して温度差が見られる。南シナ海の領有権を巡って対立するベトナム、フィリピンは反発。ベトナムの侵略を忘れないラオス、カンボジアは大国頼み一途だ。王政推進派と反対派のクーデターで揺れるタイは態度保留。国境を接するミャンマーは、インド洋へのショートカットを狙う中国の見え透いたお節介にうんざりしている。どの国も主要財閥は華僑が多く、政治的圧力の下で旗幟鮮明とはいかないようだ。

現在、国力が増し、ソ連邦崩壊で北の脅威がなくなった中国は、満を持して海洋進出に着手し始めた。南シナ海を欲しがる理由は、南沙諸島には石油ほか豊富な海底資源があるからだ。石油を中東からの輸入に頼る当国は、米管轄のマラッカ海峡を封鎖されるとお手上げになる。軍事的には、海域は深度があるため核搭載の潜水艦が潜航できるメリットがある。東シナ海の戦略では、第一・第二列島線を定めたことで尖閣諸島問題が勃発。警戒を強める日本政府は、ロシアのプーチン大統領との関係づくりに奔走している。中国の暴挙を抑制するには、日本を先頭に周辺諸国が緩やかに手を組む、アジアにおけるNATO(対ロシアにおける欧米軍事同盟)の構築が望まれると、講師の茂木氏は結んだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 中国・東南アジアの地政学
00: 01: 18 資料(1)
00: 07: 17 古代の「中華」
00: 08: 53 資料(2)
00: 10: 10 「マンガでわかる地政学」
00: 12: 52 【再掲】資料(2)
00: 15: 51 資料(3)
00: 17: 14 ランドパワー大国の伝統的な拡大
00: 23: 43 資料(4)
00: 23: 57 【再掲】「マンガでわかる地政学」
00: 26: 57 【再掲】資料(4)
00: 29: 32 資料(5)
00: 31: 15 【再掲】「マンガでわかる地政学」
00: 39: 38 東南アジアの地政学
00: 44: 20 【再掲】「マンガでわかる地政学」
00: 44: 32 南北回廊と東西回廊
00: 47: 03 【再掲】資料(3)
00: 47: 35 【再掲】「マンガでわかる地政学」
00: 47: 53 【再掲】南北回廊と東西回廊
講師紹介: 茂木 誠(もぎ まこと)


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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