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VRビジネスの衝撃 > VRビジネスの衝撃 02

VRで登場する新しいビジネス
ゲスト:関根健太氏(株式会社積木製作 シニアディレクター)


概要:
ヘッドマウントディスプレイと呼ばれる新しいハードウエアが各メーカーからこぞって発売された2016年、VR(Virtual Reality:仮想現実)が一躍注目を浴びた。話題の中心はビデオゲームなどのエンターテインメント系だが、観光や教育、ヘルスケアなど他産業への応用が現在急速に広がりつつある。
シリーズ第2回目は、建築コンテンツ制作を数多く手掛ける株式会社積木製作の関根氏をゲストに招き、VR技術を活用して登場した新しいビジネスを事例とともに紹介していく。
関根氏は、広告代理店勤務を経て2006年に積木製作入社。広報、企画業務などの傍ら、建築からCG、デザイン、撮影まで幅広くこなすクリエーターとしても活躍。建築CGで培った技術の延長としてリアルタイムVRに着目し、近年は建築分野のみならずアトラクションやプロモーション、教育シミュレーションなど活用機会の拡大に取り組んでいる。
投資が先行する米国では、「Google Earth VR」や、人類史上初めて月面着陸を果たしたアポロ11号の乗船を体験できる「Apollo 11 VR」が発売された。当時の実際の音声を使い、ロケット発射シークエンス、宇宙から眺める地球、月面などを圧倒的な実感を伴って経験できる。通常では行けない場所を体感できる教育ツールとして今後の実用化が期待される。
日本では、手術にVRを導入する動きがある。大学院准教授の杉本氏が創業したHolo Eyes社が発表した医療用VRは、人体を輪切りにしたCTスキャンを合成して3Dデータを作成し、ナビゲーション係が横で確認ながら手術を進めようというものだ。人間はそれぞれ内蔵の位置や骨のサイズが微妙に違うため、執刀医は術中の状況をより把握しやすくなり、手術の正確性や安全性が高められる。医療用教材への転用も加速するだろう。
建築業界では、従来の平面なCADから、VRを用いて建築情報を統合化した3DCADのBIM(Building Information Modeling)への転換が始まっている。最初から3次元で認識できるBIMは、施工と同じ感覚で設計することができる。積木製作はゼネコン大手と組んで、施行ミスの削減研修や高所作業員の安全体感トレーニングとしてBIMデータを活用したコンテンツを開発している。VR関連企業の層がまだ薄い日本はスタートアップも限定的だが、誰もが手軽に使える状態をつくり出すことで、ビジネスチャンスはこれから多様に広がっていくはずだ。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 VRで登場する新しいビジネス
00: 01: 32 VR(バーチャルリアリティ)とは?
00: 02: 14 <AR/VR市場の市場規模予測>
00: 02: 31 <2025年予測 VR関連ソフトウェア市場の内訳>
00: 03: 05 THE VR FUND 2016 VR INDUSTRY LANDSCAPE
00: 04: 18 北米を中心とした投資は進んでいる
00: 05: 21 観光VR Google Earth VR
00: 07: 34 観光VR Realities.io
00: 09: 58 教育VR Apollo 11 VR
00: 12: 11 VRモデリングツール Medium
00: 14: 48 ゲスト 関根健太氏
00: 18: 04 2016 VR INDUSTRY LANDSCAPE IN JAPAN
00: 18: 44 日本の課題
00: 19: 09 VRの福祉への応用 FOVE
00: 23: 00 放送VR ジョリーグッド
00: 25: 06 VRアプリ作成ツール InstaVR
00: 27: 42 医療VR HoloEyes
00: 31: 05 観光体験VR 神田技研
講師紹介: 新 清士(しん きよし)


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  アシスタント:島津 美貴

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