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【向研会】日本企業の人材戦略の問題とあるべき姿
~20世紀の人材観が会社を滅ぼす~


概要:
20世紀の人材戦略を続ける日本企業は、早晩滅びる運命にある。日本は、経済成長期に人手不足であったため、企業は大量に採用して自社で抱える人事戦略を採用してきた。その時代に入社した人たちが高齢化、彼らをどう活用するかが課題となっているが、その戦略を明確に持っている企業は非常に少ない。日本政府は、働き方改革を声高に掲げ正社員化促進を促しているが、これは時代に逆行する戦略で、企業を弱体化させる政策にほかならない。本番組では、日本企業の人材戦略の問題と、あるべき姿を提示する。
20世紀の経営資源は「人・モノ・カネ」であったが、21世紀の成功の鍵は「人・人・人」である。激動する21世紀において、日本企業は人材を固定的に持っておくことの危険性を理解すべき。企業は、「軽く・薄く・少なく」経営しなければ生き残れない。日本企業の人材戦略の問題は、新卒一括採用・自前主義で抱え込んでしまい、ビジネス環境の急激な変化に対応できていないことにある。企業は、必要な仕事に必要な人材を確保してアサインする欧米企業型人事制度にシフトしなければならない。コア社員に絞って自社内に抱え、それ以外は外部人材の活用や、アウトソースも視野に入れるべきだ。ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、パナソニックなどの事例を参考にしていただきたい。

経営者の多くは、人材確保・育成を重要課題に挙げているが、組織マネジメントや人材教育については自信がない。人材戦略の前に、21世紀に向けてどんな会社にしたらいいのかを明確にしたうえで、10年後のビジョンを共有し事業を大きくしてくれる人材を自ら発見・選択、アサインする必要がある。激動する21世紀は、たった一人の個人がブレークスルーを起こせる時代であり、より多くのエクセレントパーソン(傑出した個人)を獲得することがビジネスで勝つ条件になる。

サイバーエージェント社では、人材戦略を組み込むことで、事業と構成員を一緒に育成している。入社1年目の新卒社員を子会社の社長に就かせ、経営者を育成する手法なども積極的に取り入れ、強い会社組織体づくりを目指す。リクルート社は、「38歳定年制度」によって管理機構の肥大化を抑え、若手社員をコア人材として成長させている。個人は、答えのない時代に答えを見つけるトレーニングを積むなどして、エクセレントパーソンを目指してほしい。これからのビジネスパーソンに必要な要件を提示した大前氏の著書、『個人が企業を強くする』も参考にされたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【向研会】日本企業の人材戦略の問題とあるべき姿~20世紀の人材観が会社を滅ぼす~
00: 12: 11 Summary
00: 16: 46 1.なぜ人材戦略が重要なのか?
00: 18: 34 2.日本の人事制度の問題(1)
00: 21: 05 2.日本の人事制度の問題(2)
00: 23: 01 2.日本の人事制度の問題(3)
00: 24: 53 3.経営者の視点
00: 26: 04 3.経営者の視点(経営戦略と人事戦略の連動)(1)
00: 27: 03 3.経営者の視点(経営戦略と人事戦略の連動)(2)
00: 31: 32 3.経営者の視点(経営戦略と人事戦略の連動)(3)
00: 34: 01 3.経営者の視点(経営者・管理者によるリーダー育成)
00: 37: 47 3.経営者の視点(後継者・経営幹部・リーダーの育成)(1)
00: 40: 12 3.経営者の視点(後継者・経営幹部・リーダーの育成)(2)
00: 44: 16 4.戦略人事の視点(人事ファイル・人事DB)(1)
00: 44: 51 4.戦略人事の視点(人事ファイル・人事DB)(2)
00: 45: 44 4.戦略人事の視点(人事ファイル・人事DB)(3)
00: 46: 32 4.戦略人事の視点(人材の発見・採用・育成)(1)
00: 49: 41 4.戦略人事の視点(人事ファイル・人事DB)(4)
00: 50: 21 4.戦略人事の視点(人材の発見・採用・育成)(2)
00: 52: 08 5.社会の視点(シニア起業)(1)
00: 53: 56 5.社会の視点(シニア起業)(2)
00: 55: 57 5.社会の視点(リカレント教育)
00: 57: 10 5.社会の視点(フレキシキュリティ)
00: 58: 04 6. 人材戦略のあるべき姿とは?
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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