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【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 409

【向研会】FinTechが変革する世界
~21世紀の新しい金融のカタチと企業のビジネスチャンスとは~


概要:
FinTech(Finance×Technology)が、新しい金融サービスを創出し、世界の市場はキャッシュレス化の道を歩み始めた。ビットコインなど、ブロックチェーン技術を活用した金融取引の普及により、中央銀行不要の分散管理が市民権を得つつある。モバイル機器の爆発的普及に伴い、スマホによる決済・送金などで新興国の利用者が急増。アリババ、テンセントなどの中国IT企業が、圧倒的な利用者人口を背景に世界の金融市場を席巻しつつある。本番組では、FinTechが変革する未来と、その対処法を考える。
FinTech関連の事業やサービスが急進し、決済、融資・資金調達、資産管理運用、送金などの金融ビジネスが、銀行からテクノロジーに置き換えられた。金融機関のディスラプト、アンバンドリングが進み、2025年までに銀行収益の10~40%が喪失するという予測も出ている。ビル・ゲイツが、Banking is necessary, but banks are not.と発言するほどだ。

世界でFinTechが広まったことで、これまで金融サービスを受けられなかった人が恩恵を受けられるようになり、キャッシュレス化によってライフスタイルの変化が加速している。電子決済などの領域では、既存の社会インフラが整備されていない新興国において、先進国が歩んできた技術進展を飛び越え、新しいサービス等が一気に広まる、かえる跳び(リープフロッグ)現象が起きている。中国では、従来型の銀行システムやクレジットカードが発展しておらず、独特のモバイル決済の普及を後押しするかたちになった。

アリババ、テンセントなどの中国IT企業が、21世紀の「巨大な新銀行」として世界の金融市場を飲み込む可能性がある。これらの企業は、膨大な顧客データ(信用情報)を活用してALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)を実施、瞬時融資の実行など利便性を高めることで顧客を獲得、爆発的成長の原動力としている。将来は、海外の既存銀行を買収し世界展開を図るだろう。日本の金融機関にとっては、ビジネスモデルの根幹が崩れるため、従来の銀行・クレジット会社への影響が大きい。アリババが日本の銀行を一つ買収すれば、日本の金融機関は消滅の危機にさらされる。日本企業は、全体を統合するプラットフォーマーになり、ばらばらに存在する各要素技術・ザービスを統合する方向を目指すか、プラットフォーム利用者として事業機会を捉えるか、21世紀型のライフスタイルを見据えて土俵を定める必要がある。FinTechが変革する未来市場への準備を怠らず、市場の激変をチャンスと捉え、成長できる体制を整えていただきたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【向研会】FinTechが変革する世界~21世紀の新しい金融のカタチと企業のビジネスチャンスとは~
00: 10: 29 1.FinTechとは?(1)
00: 14: 18 1.FinTechとは?(2)
00: 15: 00 2.いま世界の金融に何が起きているのか?(1)
00: 18: 28 2.いま世界の金融に何が起きているのか?(2)
00: 20: 25 2.いま世界の金融に何が起きているのか?(3)
00: 22: 28 2.いま世界の金融に何が起きているのか?(4)
00: 23: 25 2.いま世界の金融に何が起きているのか?(5)
00: 26: 49 3.国別FinTech動向(中国)(1)
00: 28: 47 3.国別FinTech動向(中国)(2)
00: 30: 36 3.国別FinTech動向(中国)(3)
00: 36: 24 3.国別FinTech動向(中国)(4)
00: 38: 17 3.国別FinTech動向(中国)(5)
00: 40: 22 3.国別FinTech動向(中国)(6)
00: 42: 07 3.国別FinTech動向(中国)(7)
00: 43: 57 3.国別FinTech動向(インド)
00: 47: 15 3.国別FinTech動向(欧州/北欧)
00: 47: 58 3.国別FinTech動向(米国)(1)
00: 49: 16 3.国別FinTech動向(米国)(2)
00: 51: 39 3.国別FinTech動向(日本)(1)
00: 51: 58 3.国別FinTech動向(日本)(2)
00: 53: 35 4.金融業界の現状と対策(1)
00: 54: 33 4.金融業界の現状と対策(2)
00: 56: 05 5.FinTechは今後どうなるのか?
00: 58: 09 まとめ
00: 59: 09 【参考資料】 主なフィンテック企業①
00: 59: 12 【参考資料】 主なフィンテック企業②
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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