ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 406

【Pacific Northwestに学ぶ地方創生 Part1 】シアトル


概要:
<二ヶ国語>

世界の先端ビジネスを牽引してきたシリコンバレーでは流入企業などが過剰になり、ビジネス創出を目指すベンチャーたちは、シアトルと隣接するカナダバンクーバーなどのPacific Northwestへ活動の場を拡大している。シアトルとバンクーバーの魅力とは何か。日本人・日本企業はPacific Northwestから何を学ぶことができるのか。2017年度にシアトルとバンクーバーで行った向研会海外視察旅行の内容を2回に分けて紹介する。今回は、シアトルを中心に、ベンチャービジネスがドライブする地方創生手法を学ぶ。

シリコンバレーは、世界のビジネス潮流に乗り遅れないよう、ITベンチャーなどの創出機会を求めて世界中の企業が集まったが、限られた地域に人材も企業も集中し飽和状態に陥った。ベンチャービジネスを行う環境は整っているが、人が快適に住むには物足りない。住民たちはシリコンバレー周辺地域へと活動の場を求め始めている。そこで注目されたのが、コンパクトシティーとして着実に発展を続けるPacific Northwest地域だ。快適な環境を求め、シリコンバレー所在企業は続々とシアトルへ駐在所などを設置し進出し始めた。

人気の中心にあるシアトルでは、都市計画によって職住環境をよくすることで、世界中から企業や人材を引き寄せる好循環が生まれている。仕事があるだけではなく、家族もそこに住むのに適している、ライフスタイルを重視したまちづくりが特長だ。シアトルは、1869年に設立され、製造業・ライフサイエンス・ITなどを主要産業とする、人口約65万人の都市である。南樺太と同じ緯度ながら、近海を流れる暖流により、めったに氷点下にならず、穏やかな気候で快適に過ごせる。人々は、海・湖・山など豊かな大自然と共存し、米国ではエメラルド・シティの愛称で親しまれている。

シアトル周辺に本社を置く企業には、アマゾン、マイクロソフト、スターバックスなど、フォーチュン500の上位に掲載される名が並ぶ。マイクロソフトによるソフトウエアエンジニアの大量採用で、シアトルはエンジニア人口が全米トップレベルに成長した。スーパーコンピューターの製造を行うCray社、がん免疫療法の研究開発で先行するJuno Therapeutics社など、シアトル発祥のユニークな新興企業も多い。 ライフスタイルとハイテクビジネス、本来だと相矛盾する要素がうまく妥協して存在しているところが、シアトルの特長ともいえる。シアトルの都市計画を参考に、日本の地方も、海外からの人材・企業の誘致で経済発展を目指していくのも一手だろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 【Pacific Northwestに学ぶ地方創生 Part1 】シアトル
0.0: 3.0: 48 向研会海外視察訪問国
0.0: 4.0: 12 向研会2017年海外視察地域
0.0: 4.0: 50 シアトル周辺
0.0: 5.0: 37 向研会2017年9月海外視察での視察先-1
0.0: 6.0: 45 向研会2017年9月海外視察での視察先-2
0.0: 9.0: 41 ワシントン州概要
0.0: 10.0: 42 ワシントン州の産業別就労者比率
0.0: 11.0: 23 ワシントン州の産業別GDPへの寄与比率
0.0: 11.0: 51 シアトル市概要
0.0: 14.0: 30 シアトル及び周辺地域の主要産業の変遷
0.0: 16.0: 50 シアトルおよびその周辺に本社を置くフォーチュン500企業
0.0: 29.0: 9 住みたい都市(圏)ランキング
0.0: 30.0: 59 米国主要都市のアパート家賃の中央値
0.0: 32.0: 19 米国主要都市のソフトウェアエンジニアの給料
0.0: 34.0: 25 シアトル市のウォーターフロント開発
0.0: 40.0: 9 サンフランシスコ・シリコンバレーからシアトルシフトが生じる要因
0.0: 42.0: 5 Starbucks
0.0: 43.0: 20 Starbucks事実上の創業者Howard Schultz氏
0.0: 49.0: 46 参考:カフェ部門の顧客満足度調査結果(日本)
0.0: 53.0: 10 Microsoft
0.0: 54.0: 19 ビッグ5と主な往年の米名門企業の時価総額
0.0: 55.0: 23 マイクロソフトによる主な買収案件
0.0: 59.0: 27 シアトル企業家の社会貢献の事例:ビル&メリンダ・ゲイツ財団
1.0: 1.0: 34 ワシントン州経済へのマイクロソフト効果
1.0: 4.0: 30 コンピューターサイエンス系の大学院ランキング
1.0: 6.0: 5 シアトル及び周辺のアマゾンの拠点
1.0: 6.0: 45 シアトルの主な企業のオフィス面積
1.0: 7.0: 52 アマゾンに起因するシアトルの問題
1.0: 11.0: 1 シアトル発祥のユニークな有力・新興企業
1.0: 13.0: 6 Nintex
1.0: 20.0: 23 Concur
1.0: 28.0: 8 Icertis
1.0: 34.0: 16 Panopto
1.0: 40.0: 23 Impinj
1.0: 46.0: 39 Groundspeak
1.0: 53.0: 17 シリコンバレー所在企業のシアトル進出の要因
1.0: 54.0: 24 シアトル及び周辺に重要拠点を置く主なシリコンバレー企業
1.0: 55.0: 3 主な産業別の求人におけるソフト関連職種の割合
1.0: 55.0: 38 主要地域の求人におけるソフト関連職種の割合
1.0: 56.0: 4 シアトルとシリコンバレー・周辺の共通点と相違点
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

『大前 研一』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:大里 希世

Copyright(c)