熊澤流存在活用術とは?『熊澤酒造株式会社』
熊澤酒造のよう
な造り酒屋は日本酒の消費量の減少、杜氏の減少などで、昭和20年代前半に4000件以
上あったものが現在1600件。今後も減少していくことが予想されます。しか
し、熊澤酒造は「蔵元」と「湘南」という資源を活かして、チャンスに変えています。
熊澤酒造の6代目熊澤茂吉さんは、蔵元から派生し、地ビールの製造、レストラン、パ
ンの製造など「蔵元」をコア・コンピタンスに様々な事業展開に着手しています。一見
何の関連性もない事業展開に見えますが、日本酒の製造が夏にできないため地ビール製
造でそれを補い、造った日本酒やビールを地元の食材を活かした料理とともにレストラ
ンで提供し、ビールの製造工程上発生する酵母などを活用してパンを造る。
つまり一本
の柱を据えた多角化事業を展開しているのです。全て今あるものを有効活用して新しい
財産を生み出しています。
茂吉さんの経営哲学には「毎年少しずつ良くなっていくその積み重ねが大切」としてい
ます。
新たに注目される経験価値『ハーレーダビッドソンジャパン株式会社』
ハーレー社は、年々縮小傾向にあるバイク市場の中で右肩上がりに成長を続けている数
少ない企業の1つです。非常に高い顧客満足度を実現し、顧客の多くが生活・人生観が
変わったと異口同音に語っています。
ハーレー社の意識しているのは「ライフスタイルマーケティング」です。ユーザーに10
の楽しみを提案し、バイクというモノではなく、ハーレーとともにあるライフスタイル
を経験として販売しているのです。バイク本体だけでなく小物にもこだわり、パルコと
連携して帽子やTシャツ、サングラスなどの小物衣料を販売しております。
このようにユーザーに楽しんでもらう「経験価値」を何よりも重視し、顧客満足につな
げています。ひいてはこの継続がブランド力につながるのです。
駅外れの高架下がお洒落なカフェに…「Planet 3rd」
これまで駐車場や立飲み屋くらいしか活用方法がなかった駅外れの高架下ですが、新し
い地域活性化手法として高架下を若者に人気のあるカフェにしました。斜めの天井など
あるがままの高架下を有効活用し、新鮮味を出しています。
人気の店舗プロデューサーがお店をプロデュースし、またその地域だけで通用する「ア
ースデイマネー」なども併用しているなど高架下の価値向上を目指しています。
まとめ
今日のまとめはリ・クリエーション知恵比べの時代です。
今あるものを、知恵を使って新しいものを造り出す、再創造を行う、資源を活かしなお
すことが日本の再活性化につながるのかもしれません。