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ロケーションビジネスのデザインと活用 > ロケーションビジネスのデザインと活用 04

ロケーションビジネスの将来展望


概要:
世界の位置情報関連衛星は130機を超え、同時にスマートフォンの普及により個人が発する位置情報も飛躍的に増えた。IoT(物がネットにつながる)の広がりによって精度も高まり、位置情報サービスの活用拡大に期待は高まる。スポーツ選手個々の動きをゲーム戦術に生かしたり、商業店舗内の買い物客の動きを把握してレイアウト等を見直したり、農場経営では作物を植える場所選定にも有用だ。革新的アイデアを出し合うイベントも盛んに行われており、誰もが持つ位置情報ならではのビジネス展開が可能だ。
位置情報をめぐる技術は日々革新を続けている。自動車に搭載されたセンサーは自動運転実現を近未来に目指していることもあって開発競争は激しさを増し、センサーから来るデータ処理の解析深度は、IT技術の進歩と相まって加速した。同時に、個人が所有するスマートフォンの爆発的普及は位置情報をネット上に氾濫させる。一方では、世界各国が打ち上げた位置情報関連衛星は130機を超え、日本の準天頂衛星をはじめ、さらに増えると予想され、複数機器の情報分析を駆使すれば位置精度の誤差は数センチとも言われる。
一連の技術進展により、位置情報サービスの活用範囲も広がる。15人で構成するラグビー選手の背中に着けたセンサーデータによって5秒前からの選手の動きを把握すれば、ゲーム戦略の修正や選手の好不調などもつかめる。ある大規模ショッピングセンターでは、ビーコン・アナリティクスと呼ばれる分析手法により、買い物客の動きを個人単位で追えるようになったことで、レイアウトや動線誘導などの店舗運営戦略にも細かく生かせるようになりつつある。マレーシアの農場では、起伏に富んだ広大な農地にオイルを採るためのヤシを適切な間隔に植える際、位置をスマートフォンで確認していくことで距離を測る手間が省け、大幅に効率が上がったという。確実に利用分野が拡大する位置情報の活用について、革新的アイデアを産み出そうとするイベントがある。
例えばアイデアソン。アイデアとマラソンとの合成語で、100人ぐらいの参加者が1日か2日間、特定の場所にこもってひたすらアイデアをぶつけ合う活気に満ちたイベントである。ハッカソンはハッカーをもじったもので、テクノロジーの専門家で自由に話し合って新しい製品づくりを目指す。マーケソンは、マーケティング的な視点から自由奔放に語る過程で事業計画まで仕上げる。いずれも話題は位置情報のみに限定されるものではないが、技術発展が著しい分野で特に効果的である。世界でしのぎを削る位置情報サービスの今後の飛躍的な発展が期待される。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ロケーションビジネスの将来展望
00: 01: 33 ロケーションビジネスのデザインと活用(1)
00: 01: 41 ロケーションビジネスのデザインと活用(2)
00: 01: 45 今後の展望
00: 04: 49 ロケーションビジネスの展開
00: 07: 02 自動運転
00: 08: 10 無人小型機(DRONE)
00: 08: 55 FinTech
00: 09: 45 位置情報サービスを実現するシステム構成
00: 10: 31 測位性能を測る4つの観点
00: 12: 43 GNSS
00: 13: 32 測位衛星数の増加(1)
00: 14: 13 測位衛星数の増加(2)
00: 15: 46 測位システムの分類
00: 17: 40 ラグビー(1)
00: 18: 46 ラグビー(2)
00: 20: 37 資料(1)
00: 22: 44 ラグビー(3)
00: 22: 48 資料(2)
00: 23: 24 資料(3)
00: 24: 54 資料(4)
00: 27: 43 ランニング
00: 29: 39 Google Analytics
00: 30: 34 人流の可視化情報をマーケティングに活用(1)
00: 31: 41 人流の可視化情報をマーケティングに活用(2)
00: 32: 35 Beaconで「位置を検出」して「情報を伝える
00: 32: 56 名古屋パルコ
00: 33: 27 ユーザーの「館内動線」をビッグデータ解析で「見える化」
00: 33: 47 ビッグデータの可視化(1)
00: 34: 54 ビッグデータの可視化(2)
00: 37: 07 資料(5)
00: 38: 42 大規模農業
00: 40: 26 位置情報の適用による業務改善
00: 45: 11 アイデアソン(アイデア+マラソン)
00: 46: 29 アイデアソン・ハッカソン・マーケソン
00: 50: 38 来場者参加型ミュージアム
00: 52: 14 「未来館の未来を作る」
00: 56: 03 今後の展望
講師紹介: 神武 直彦(こうたけ なおひこ)
慶応義塾大学大学院システムデザイン/マネジメント研究科 准教授
慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、宇宙開発事業団入社。 H-IIAロケットの研究開発と打上げに従事。欧州宇宙機関(ESA)研究員を経て、宇宙航空研究開発機構主任開発員。国際宇宙ステーションや準天頂衛星を始めとする人工衛星に搭載するソフトウェアの独立検証・有効性確認の統括および宇宙機搭載ソフトウェアに関するアメリカ航空宇宙局(NASA)、ESAとの国際連携に従事。 2009年より慶應義塾大学准教授 Multi-GNSS Asia 運営委員、アジア工科大学大学院招聘准教授 ロケーションビジネスジャパン実行委員長。博士(政策・メディア)

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  アシスタント:名和田 知加

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