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高齢社会・格差社会を乗り切るコミュニティビジネス > 高齢社会・格差社会を乗り切るコミュニティビジネス4

郊外の少子高齢化とまちづくり
ゲスト:藤村龍至氏(RFA主宰、東京藝術大学美術学部建築科 准教授)


概要:
高度経済成長期以降、都市郊外部では質の高い住宅を提供するニュータウンが誕生した。一気に開発が進んだ町は30年以上を経て、高齢化と、子ども世代に流出による人口減少が進んでいる。今回のゲストは、建築家で、本年4月より東京藝術大学准教授も務める藤村龍至氏。氏は、公共施設の老朽化と財政問題の解決を図る都市計画や、日本列島の将来像提言など、広く社会に開かれたプロジェクトを展開している。
本番組では、実際に郊外で生まれ育った者として、現在取り組んでいる郊外住宅地の問題について解説していただく。
埼玉県内各地域は、東京都のベッドタウンとして住宅整備が進んできた。都内へつながる主要な鉄道4路線を利用して都内に通勤する人が10%以上25%未満に入る地域では、現在は都内通勤者が比較的多いが、高齢化が進み、今後急激に減少すると想定される。
埼玉県内には、駅から徒歩10分を超える分譲マンションが17万戸超あるが、交通利便性に劣り、資産価値の維持が困難なため、将来的に空き家となる可能性が大きい。老朽化した公営住宅は廃止し、郊外で空き家リスクを抱える分譲マンションを自治体が買い上げ、準公営化する必要がある。丘陵地を切り開いて開発された大規模ニュータウンも、駅まではバス利用が主体だ。近くにあった店舗が周辺部の大型スーパーに淘汰されて買い物も不便になり、住民の高齢化とともに空き家が増えつつある。短期集中的に開発されたニュータウンは、住民が特定の年代に集中し、高齢化や老朽化のリスクが高い。
長期開発型ニュータウンでは、少しずつ供給することで住民の年齢層が幅広くなる。住民同士のコミュニケーションを取りやすくした庭や駐車場の配置、販売価格差を抑えるため日照条件を均等にする南北軸の区画設定など、徐々に改善も進む。変動通勤圏にある鶴ヶ島市では、50年間で人口が倍増。現在、人口増加は頭打ちとなるが、社会保障関係費は10年足らずで公共施設事業費の3倍以上となった。
2012年に藤村氏は大学の演習として、床面積を30%削減し、老朽化した小学校と公民館を統廃合して新施設をつくる「鶴ヶ島プロジェクト」を住民参加で行った。郊外の超高齢化を乗り切るためには、町管理の発想が大切だ。公共施設を削減し、跡地を利活用して新しい産業を呼び込み、経営資源にする。鉄道事業者や介護事業者が自治体と連携して、空き家と人の見守りをビジネスとする。ニュータウンが持つ豊かなインフラ(道路・公園・施設など)を生かし、リノベーションして人口の流入を促進する。今後は福祉政策と都市計画を一体化して対応することが必要不可欠となろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 郊外の少子高齢化とまちづくり
00: 00: 44 高齢社会・格差社会を乗り切るコミュニティビジネス
00: 01: 46 ゲストプロフィール
00: 02: 30 高齢社会・格差社会を乗り切るコミュニティビジネス 郊外の少子高齢化とまちづくり
00: 02: 33 1983(1)
00: 03: 18 1983(2)
00: 03: 38 2016(1)
00: 03: 57 2016(2)
00: 04: 06 2016(3)
00: 04: 42 鉄道4路線と埼玉県の地域4区分の設定
00: 06: 01 JR高崎線沿線・地域の都内通勤率と通勤圏3区分
00: 08: 14 課題1 郊外分譲マンションの空き家リスク
00: 08: 30 UR・武里団地(埼玉県春日部市)
00: 09: 11 埼玉県住宅供給公社・上尾シラコバト団地(埼玉県上尾市)
00: 09: 47 埼玉県内分譲マンション立地図
00: 09: 53 埼玉県内の「非事業性マンション」の棟数・戸数状況
00: 14: 44 埼玉県内ニュータウン開発施工面積(1957-2008)
00: 15: 45 課題2 郊外ニュータウンの空き家リスク
00: 16: 03 県内大規模ニュータウン:県西部に多く立地
00: 17: 08 県内大規模ニュータウン:県西部に多く立地 →西武池袋線・東武東上線に人口面での課題
00: 18: 49 椿峰ニュータウン(所沢市)
00: 21: 32 2016(4)
00: 21: 38 2016(5)
00: 22: 17 ニュータウンの4類型
00: 23: 58 白岡ニュータウンプロジェクト(埼玉県白岡市)(1)
00: 24: 06 白岡ニュータウンプロジェクト(埼玉県白岡市)(2)
00: 25: 28 白岡ニュータウンプロジェクト(埼玉県白岡市)(3)
00: 26: 34 白岡ニュータウンプロジェクト(埼玉県白岡市)(4)
00: 26: 44 資料(1)
00: 26: 45 資料(2)
00: 26: 47 資料(3)
00: 26: 52 資料(4)
00: 26: 56 白岡ニュータウン(埼玉県白岡市)(1)
00: 28: 16 白岡ニュータウン(埼玉県白岡市)南北軸の区画
00: 28: 34 白岡ニュータウン(埼玉県白岡市)東西軸の区画
00: 29: 20 資料(5)
00: 32: 12 白岡ニュータウン(埼玉県白岡市)(2)
00: 32: 25 白岡ニュータウン自治会
00: 34: 19 埼玉県所沢市・まちづくり協議会
00: 36: 13 要支援者マップ
00: 37: 40 埼玉県鶴ヶ島市・自主防災組織
00: 38: 17 課題3 公共施設・インフラの老朽化
00: 38: 20 資料(6)
00: 38: 34 資料(7)
00: 38: 51 鶴ヶ島市:人口と世帯数の推移
00: 39: 19 鶴ヶ島市の社会保障関係費と公共施設事業費の推移
00: 40: 48 所沢市の社会保障関係費と公共施設事業費の推移
00: 41: 38 鶴ヶ島プロジェクト
00: 41: 44 東洋大学建築学科「鶴ヶ島プロジェクト2012」(2012年4月-7月)(1)
00: 41: 53 東洋大学建築学科「鶴ヶ島プロジェクト2012」(2012年4月-7月)(2)
00: 44: 09 東洋大学建築学科「鶴ヶ島プロジェクト2012」(2012年4月-7月)(3)
00: 44: 18 資料(8)
00: 44: 47 資料(9)
00: 45: 47 朽ちるインフラ問題(根本):2020年代に一斉老朽化
00: 46: 30 朝日新聞 2012年12月12日朝刊・社会面
00: 46: 38 日本経済新聞 2013年11月20日朝刊
00: 46: 55 2013年10月29日 建て方
00: 47: 05 2013年10月31日 上棟式(1)
00: 49: 00 2013年10月31日 上棟式(2)
00: 49: 14 2013年10月31日 上棟式(3)
00: 49: 46 養命酒工場跡地に建設された「鶴ヶ島太陽光発電所」
00: 49: 47 鶴ヶ島太陽光発電所に建設された環境教育施設(2014年3月開設)
00: 49: 51 環境学習(市内小学校・総合学習の一部として)
00: 49: 53 塗装ワークショップ(1)
00: 49: 58 塗装ワークショップ(2)
00: 50: 01 塗装ワークショップ(3)
00: 50: 26 塗装ワークショップ(4)
00: 50: 45 教育委員会での意見交換(1)
00: 50: 52 教育委員会での意見交換(2)
00: 50: 57 教育委員会での意見交換(3)
00: 51: 01 資料(10)
00: 51: 10 資料(11)
00: 51: 14 資料(12)
00: 51: 17 資料(13)
00: 55: 19 郊外の超高齢化を乗り切るために
講師紹介: 三浦 展(みうら あつし)


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  アシスタント:都筑 美奈

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