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スタートアップ大国イスラエルの活用法 > スタートアップ大国イスラエルの活用法 06

まとめ 日本企業はどうするべきか
ゲスト:加藤清司氏(株式会社イスラテック代表取締役)


概要:
シリーズ最終回は、まとめとして、イスラエルのスタートアップの最重要活用ポイントを三つ挙げた。一つは、スタートアップに人材を求めるのか、技術を求めるのかなど目的を決めること。二つ目は、その目的に沿って、投資、M&A(合併・買収)あるいはR&D(研究・開発)などのアライアンスの方法が決定し、三つ目として、実行プランと展開スピードがおのずと固まってくる。建前や社交辞令などは存在せず、伝統的な日本企業とは正反対のイスラエルビジネス環境を理解する端緒として、まずは現地訪問の必要性も説く。
最高栄誉の一つであるノーベル賞受賞者にイスラエル人が占める割合は約20%、数学界で権威あるフィールズ賞では実に25%にもなるといわれ、イスラエルには天才が存在する率は高い。イスラエルのスタートアップを活用するためには、いかに埋もれた天才を囲い込み、付加価値を他社にさきがけて産み出していくかが前提だ。基本となる活用重要ポイントは3点ある。
1点目に、スタートアップに求めるのは、人・技術・ネットワークなど活用観点によって異なり、これらを決定して初めて2点目のアライアンス方法も定まる。投資やM&A、現地拠点でのR&D、あるいはプログラムなどでスタートアップを支援するアクセラレーター主導にする、日本での展開を検討するなどさまざまだ。3点目として、実行プラン策定へと進み、スケジュールや推進人材の確保などを詰めていく。
イスラエルでのビジネス展開には特有の課題も存在する。隠れた天才を見つけることはたやすくはない。ターゲット選定に時間を要し、現地の税制など制度面での情報不足もある上に、商慣習の違いも大きい。日本企業が普通に行う根回しや社交辞令などはイスラエルビジネス界にはなく、圧倒的なスピード感を持って本音で対話しないと相手にされない。成功への鍵は、必要とするものの基準を決めた後に、推進人員も含め首尾一貫して積極的に外にPRすることだ。イスラエルのネーティブ言語であるヘブライ語を駆使する現地の人を巻き込んでいく必要もある。
韓国通信機器大手サムスンは、早期の販売拠点の設立など現地へ入り込むことで自社製品の高シェアを獲得することに成功した。コミュニティーづくりを進めて対話を展開し、人脈を広げることも重要であろう。個々人の主張が強いイスラエル人との議論を通じて天才の発掘が可能になる場合も多く、現地の生の情報も得られる。最後に、日本企業はとかくビジネスをする前にあれこれと悩み思考停止になるケースも多いが、まずは現地へ行き、イスラエル社会を肌で感じることが一番と説く。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 まとめ 日本企業はどうするべきか
00: 01: 49 そもそも、企業の存在意義
00: 02: 38 基本、技術は一人の天才が創造
00: 03: 16 誰が天才?
00: 04: 46 オープンイノベーション
00: 05: 53 失敗する確率が高い新規事業
00: 09: 23 イスラエルのスタートアップの活用法ポイント(今回の放送で一番重要)
00: 13: 54 イスラエル企業とビジネスを行う際私が気を付けている事
00: 19: 47 グローバル企業の先進事例
00: 20: 15 なぜ、アクセラレータ主導にするか。
00: 22: 29 日本企業の進出事例
00: 27: 20 対イスラエルビジネス課題
00: 30: 22 サムソン・イスラエル進出のうまさ
00: 32: 31 ディゼンコフショッピングセンターSAMSUNGのショップ
00: 35: 03 先行成功事例
00: 38: 30 アライアンス活動 - 3つのポイント
00: 42: 58 目利きのポイント
00: 49: 11 成功の秘訣は?
00: 55: 21 エコシステムを理解し、活用すべき
00: 55: 38 イスラエルのスタートアップ活用法(1~6回まとめ)
00: 58: 53 一度は現地へ!
講師紹介: 榊原 健太郎(さかきばら けんたろう)


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  アシスタント:袰川 有希 

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